こんにちは！Runway labo.の赤間です。
今回は、前回のキャリア話①～「キャリア」という言葉～の続きとなります。


前回はワンピースのルフィのように、
自分で未来を描き方向付け、自らで意思決定し、自らで行動していくこと

つまり、自らの人生の舵を自分でとれるようになることが大切だとお伝えしました。
ではなぜ、自分の人生の舵を自分で取ることが大切なのか？


この疑問について、２つの観点から取り上げていきますが、
今回は "現代の状況"という観点でお伝えします。

VUCA時代

昨今は VUCA時代＝予測困難で不確実な時代 と呼ばれています。

皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？
このVUCA時代というのは ”先行きが不透明で将来の予測が困難な時代" を指します。

VUCAという言葉は実は1990年代にアメリカで軍事用語として使われ始めた、
４つの英単語の頭文字をとった造語です。

Volatility：変動性
Uncertainty：不確実性
Complexity：複雑性
Ambiguity：曖昧性

元はアメリカでの戦終結後の複雑化した国際情勢や、
戦局の見通しが困難な状況を表現したものとされています。

なぜVUCA時代と言われているのか？

近年はテクノロジーによる急激な社会の変化、
グローバル化による価値観の変化、コロナウィルスの蔓延etc…
本当に様々な事象が次々に生じています。

例えば
2010年には普及率4％だったスマートフォンがたった10年弱、
2023年には96.3％となりました。


その影響で
・SNSの発展によるコミュニケーションの変化や新たな文化の形成
・商品やサービスのデジタル化
・電子決済の加速…etc

私たちの生活・社会がたった10年で変化したのです。


さらに最近ではクラウド化やchatGPTなど、
とてつもない速度でテクノロジーが進化していますね。

また予期せぬコロナウィルスの影響も大きいものでした。
全世界で人々が生活の窮屈さを強いられ、その窮屈さ・不便さから
仕事においてはリモートワークの普及も加速しました。


他にも要素は山積みです。
・少子高齢化
・戦争、紛争
・異常気象、災害
・ダイバーシティ
・国民や消費者のニーズの変化
・物価高
・仕事の消滅＆新たな仕事の誕生…etc

もはや上げたらきりがありません。
これだけの要素が絡まる未来を誰が予測できるでしょうか？


この変化が激しく、予測が難しい、
しかも様々な要素が絡み合って複雑で物事の要因が曖昧という時代…

そんな状況から現代はVUCA時代と言われるようになりました。

予測困難な未来に必要なのは
”自分の意志と納得感”

これだけ予測困難な現代だからこそ、生じた出来事を踏まえ
自分にとっては何がいいのかを、自分で判断して選択することがより重要性を増していきます。

特に日本は同調圧力（多数意見に合わせるよう暗黙のうちに強制すること）が強い傾向にあります。
そのため周囲や社会の意見が支持するものを選択しやすいという側面もあります。


しかし、その選択が ”これからの自分にとっていいもの” なのかはわかりません。
だからこそ必要なのは自らが考え選択したという確固たる意志です。

誰かが言っていたからではなく、
自分がそうしたいと思った、それがいいと思ったという納得感です。


私の経験としても、転職アドバイザーとしてご支援した中で
この会社がいいという自分の意志と納得感をもって入社をする方は
不測事態・困難があったとしても、自分の未来に向けて対処していく方を多く見てきました。

選択に自らの意志と納得感があるということは、それほど原動力となるのです。

とどのつまり。

自分の人生の舵を自分で取ることがなぜ大切なのか？

それは、自らの意志と納得感があることにより
予想困難・不測事態をも乗り越えることができるから。

このVUCA時代、その先の未来においても
自分のありたいキャリアを実現することにつながるからだと私は考えています。



今回はVUCA時代という現代の状況をお伝えしました。
次は「人生100年時代」という観点からお伝えします！

Runway labo.　赤間

キャリア話①～「キャリア」という言葉～
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キャリア話③～人生100年時代～