株式会社アールビーズに入る前
”夢中になれる モノがいつか君を すげぇ奴にするんだ”
というのは某有名アニメのテーマソングですが、開発会社のR&D部門で働いて7年。ガリガリとコードを書いたり問題解決するのは楽しかったものの、「夢中」というほどではありませんでした。
「それなりに楽しいけれど、人生をすべて捧げたいと、胸を張って言えるだろうか、、、?」
そんな疑問をふとした拍子に思い浮かべながらも、目の前の仕事に取り組み続けていました。 そんな中、たまたま誘われて出場した50㎞のトレイルレース。これまでフルマラソンが人生最長距離だった私にとっては大きな挑戦で、完走後には全身ボロボロ。大の字に寝転がって空を仰ぐことになりました。 でもそんな状態ではあったものの、起き上がって歩くうちにふとした疑問が。
「もしかして、あと10㎞くらいなら、根性出せば走れたんじゃないか・・・?」
そう思ったとき、自分の限界が一体どこにあるのか。どこまで自分はやれるのか。興味が湧きました。 そして2か月後、無謀にも100㎞のトレイルに挑戦。季節は11月、氷点下8度という気温を記録する中、文字通り死ぬかと思いながら制限時間ギリギリの完走。 今度こそ起き上がることもできず、体中の痛みで寝ることすらできなくなりながらも、達成感に震えていました。
探していた「夢中になれるモノ」を、見つけた。
そうしてトレイルに通い詰める日々。家族にも「あいつはおかしい」「ほどほどにせな」と諌められながらも、楽しさと走る距離は増すばかり。 週末を全て山で過ごしているうちに、こんなに楽しいトレイルへの感謝と、何かもっと、この世界にコミットしたい、という思いが沸き起こってきました。
自分の限界に挑戦し、そのために努力し、達成する喜び。そんな貴重な経験を得られるトレイルラン。自分はこのスポーツで、間違いなく人生が豊かになった。この感覚は、一部のヘンタイ(褒め言葉です)だけのものとするには、もったいないんじゃないか、、?
100㎞だか100マイルだかという世界は中々一般的とは言えませんが、同種の感覚で人生が充実する人はきっといるはず。そんな人達と、喜びを分かち合いたい。 もっともっと、スポーツで人が幸せになる社会を目指して、ここにいます。
現在
入社当初は、もっぱらシステム開発・保守のディレクション。社内に開発環境が無かったため、好きなコーディングは業務の合間、小さな業務改善ツールを作る程度に抑えました。 コードを書けないストレスはあったものの、既存サービスへの機能追加や、新サービスの企画を行っていくうちに、自分の考えた機能がユーザに直接届く喜びを強く感じられるようになりました。 今、扱っているこのシステムが、自分の友人や多くのランナーに使われ、喜ばれている、、そう思うと、もっともっと、もっともっと喜ばれるものを創りたい!そんな欲求が高まってきます。
しかし、いくら「これは面白い」「自分だったら使いたい」と思うサービス案を出しても、マネタイズに繋がらなければ持続的なサービスは提供できません。 何とか、「お金にはならないかもしれないが、あるとうれしい、欲しいサービス」を提供し続けられないだろうか?
そこで思いついたのが、「自分で開発すれば、ついでにそんな+αの機能、創りたい放題じゃ?」という発想。 なんとも単純ですが、元々あったコード書きたい欲求もあいまって、採用段階からの開発チームビルディングをメインミッションとしました。
ベンチャーのように、採用(このWantedlyですね)からの0から1をつくり上げる挑戦。本当に正しい道かどうかもわからないけれど、きっとこうした方が、社会に良いサービスを届けられる。 そう思い、毎日あれもこれもと働いています!
株式会社アールビーズについて
大会に出走すると、全社員向けの総務便りに「今月の○○さんのタイム」なんて記録が書かれたりします(フルマラソンがメインで、トレランはあまり取り上げられないのが少し残念)。 福利厚生にはランナーズステーションの無料利用枠と、RUNNETショップの割引、大会参加費補助があります。 考課シートには「スポーツの実践に対するチャレンジ」項目があり、どのくらい運動するかの目標を設定します。 朝、出社するとトイレはスポーツウェアから着替える人で混雑します。 たぶん、社員の10%くらいはサブスリーランナーです。
そんな会社!
今後どういうことをしていきたいか
まずはランナー(できればトレイルランナー)に対するサービスラインナップの拡充。 それらを組み合わせ、ランニングの世界が変わる、イノベーションと言える仕事をすることが目標です。