こんにちは、RPAホールディングス新卒採用チームです。
前回に引き続き、2019年の夏に実施したサマーインターンのレポートをお送りします。
今回のサマーインターンは「RPA×新規事業!本気で考えるサマーインターン」というコンセプトで、3日間に渡って行いました。全国から集まった学生の皆さんと、実際に新規事業開発に関わっている事業部メンバーが学生さんと熱く議論を交わし、一緒にワークに取り組みました。
お題は「5年後に産業構造を大きく変えるような新規事業を提案せよ」。1日1回の全体プレゼンとフィードバックで事業案を改善して、最終プレゼンで優勝したチームのメンバーには賞金5万円が授与されます。
メンター社員だけでなく、グループ会社社長からも鋭いフィードバックが飛び交う中、実際に参加した学生さんは何を感じたのでしょうか?インタビューしてみました!
どうしてRPAホールディングスのサマーインターンに?
八重樫邦彦さん(立命館大学3年生)
―こんにちは。まず最初に、サマーインターンに参加した理由を教えてください。
元々RPAという技術自体に興味があって、それを学びながら新規事業を作るという、インプットとアウトプットの両方ができるインターンというのが面白そうだなと思って参加しました。
―RPAに興味を持ったきっかけは何だったんでしょうか?
自分の目標として、色んなしがらみに囚われずに自由に生きたいなと思っていたんです。そんな中で人がやらなくてもいい作業を代わりに自動でやってくれるテクノロジーがあると聞いて、興味を持ちました。
▼RPAについて詳しく知りたい方はこちら
実際に参加してみて
―参加してみて、率直な感想を教えてください。
最初はロジカルで怖い人が多くて、厳しいインターンだなと感じていました。ただ、メンターの方や他の社員さんと話していると、皆さんすごく熱量というか、エモさがあって熱い人たちなんだなと。自分達の成長にコミットしようとしっかりと見てくれていると思いました。参加している学生の数に対して社員さんの数が多くて、「どうやってワークを進めるべきか」についても熱く議論してくれたのが印象的です。
―なるほど、ありがとうございます。「参加者の成長にコミット」とは、例えばどんな時に感じましたか?
一番はフィードバックの時ですね。一日の最後に、30分から1時間くらいメンターの方と1on1をする機会があったんです。その日のワークの中での良かった点、改善点、今後の就活についてまで、ざっくばらんにお話ししていただけました。フィードバックの時間以外でも、自分達のチームメンターの久保さんがついてくれていて、積極的に話せる環境なのはすごく良かったです。
―メンターの久保さんはどんな人でしたか?
WEB広告代理店事業の責任者の方で、第一印象は少し怖かったです(笑)。すごくロジカルでクールな方だなと最初は思いました。ただ、メンターとしてワークに加わっていただく中で、実はすごく熱い方だというのも分かりました。
同時に、自分自身の軸というものをとてもしっかり持った方だとも思いました。「会社の一員としての自分」ではなくて、自分自身が「事業を動かす人間」としてどのように行動すべきか?を理解しているし、実践している方なんだと感じました。
【久保光太郎】
2015年入社。株式会社セグメント執行役員。
現在はWEB広告代理店事業であるPrescoの事業責任者を務め、新規事業創造にも関わる。
―大変だったことや、楽しかったのはどんな部分ですか?
大変だったのは、やっぱり中間・最終プレゼン後のフィードバックの時間に、事業部長や社長クラスの方からゴリゴリに詰められたことですね…(笑) 鋭い質問ばかり飛んでくるので焦りました。
ただ、同時に一番勉強になったのもフィードバックでした。社長の石井さんとも直接お話して色々質問もさせてもらったんですが、すごく博識な方だというのにも驚きました。
また、大変だったというと少し違うんですが、実は最初、メンターの久保さんが来ると緊張してしまって上手く議論ができなかったんです。事業部長だし、ということで萎縮してしまった部分もあったのかもしれません。その時は本当に悔しかったです。
でも、チームメンバーがそのことに気づいて声をかけてくれて。「気にしなくていいよ」と言ってもらって、そこから本来の自分が出せるようになりました。
―そうだったんですね。どんなチームだったか教えてもらえますか?
サマーインターンではかなり珍しいと思うんですが、2人チームでした。メンターがいない間はずっと1対1で議論をすることになるので、ワーク中に険悪になった瞬間も実はあったんです。自分がやりたいこととメンバーがやりたいことが一致しないと、お互い完全に対立することになってしまうので。
でも、僕のメンバーはいい意味で空気を読まずに、「自分はこうしたい!」という意思をはっきり示し続けてくれる人でした。だからこそ、最終的にすごく良い事業プランを創れたと思うし、優勝という結果にも繋がったんだと思います。
インターンを終えて
―将来は、どんなビジネスパーソンになりたいですか?
理想としては、H型人材になりたいと思っています。H型人材というのは誰かの得意分野と自分の得意分野を繋げて、新しい価値が創れるような人材のことを意味して言っています。
単純なスペシャリストでもなく、広く浅いジェネラリストでもなく。何か大きな強みをもった上で、それを他の誰かの強みとリンクさせて、新しい大きな価値を生み出せるような人になりたいですね。
―このインターンをどんな人に勧めたいですか?
厳しく手厚いフィードバックをもらって成長したい人です。執行役員クラスの人がメンターについてくれる、議論に加わってくれる機会はなかなか無いと思うので、貴重な機会だと思います。
―八重樫さん、ありがとうございました!
メンターにもインタビューしてみました
今回、八重樫さんがいたチームのメンターを務めた久保さんにもお話を伺ってきました。
―よろしくお願いします。早速ですが、今回のサマーインターンの率直な感想を聞かせてください。
参加者の皆さんが、本気で取り組んでいました。予定の時間を大幅にオーバーしてでも、非常に主体的且つ真剣に考え、動けていたと思います。
「限られた時間の中で、最大のアウトプットを出す」という観点で、本当に素晴らしい結果でした。
事業企画としての品質が、初日に行ったレビュー時点と最終発表時点で、格段に改善されました。
当初の品質は、一般的な「就活の選考会」水準でしたが、最終発表時の品質は「新卒1年目を経た」水準でした。参加者がユーザーヒアリングをはじめ、実際に行動を起こしていたので、良くも悪くもビジネスを進める実感を持って頂けたと思います。
今回のインターンシップとは関わらず、所謂「事業企画」ができる人は、インターンシップの一般化と多様化に伴い、増えていると思います。
一方で、その「事業企画」が、実際のビジネスに堪え得ない、致命的に論点が抜けた机上の空論になりがちだと感じています。
―なるほど。致命的に抜ける論点とは何でしょうか?
「誰がどうやるのか」という点です。
インターンシップの場に限らず、フレームワークに沿った考えだけが先行し、実行段階になってやっとこの論点に触れる傾向があります。ビジネスを成立させるために不可欠な、この論点が抜けることは致命的です。
今回のプログラムはそこに焦点を当てて設計されたものであり、参加者はその論点を押さえて取り組み、行動できていました。
その重要性を理解することで、ビジネス経験が浅くても「事業企画」の品質を改善できる、ということは、私自身がこの機会で学べたことです。
―最後に、参加された方へメッセージをお願いします。
現代では、あらゆる選択肢があり、色々な働き方を自由に選べます。だからこそ、「自分は何をしたいのか?」を軸に考えることが重要です。
この会社は、「ビジネスというフィールドで主体的に挑戦をしたい」人にとって、非常に良い環境だと思います。
久保さん、ありがとうございました。
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