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【インタビュー #7】Vol.2 心で繋がる働き方、豊かさの本質を求めて ~共感と信頼で作る価値感~

みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。

今回は…Vol.1に引き続き、
ゼネラルマネージャーの百合本さんインタビューです!

\前回のストーリーはコチラ/

【インタビュー #7】Vol.1 心で感じた価値観が導く、新たな挑戦 ~縁が繋いだ、社会を変える第一歩~ | 六興実業株式会社
みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。前回は、CSの藤井さんをご紹介しました。今回のインタビューは...ゼネラルマネージャーの百合本 翔さんです!!Vol.1として、これまでの百合本さ...
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Vol.2では、ゼネラルマネージャーとして活躍する百合本さんの考えるマネジメント像に迫ります!


|社会のために、社員のために。
 豊かさを追求するマネジメント

– 百合本さんは今、六興実業でどんな役割を任されているんですか?

僕は、何かの部署に所属していたり、1つのことを極めていくチームに所属しているわけではありません。もっと大枠で、六興実業に関わっています。具体的に何をしているのかと言うと、段林さんが「これをやりたい」と思ったアイデアを実現するためのサポートをしています。たとえば、CSチームで新しいオペレーションを導入したり、管理ツールを作成したりする際のお手伝いをすることが多いです。段林さんのアイデアを形にしてリリースしていくのが僕の役割です。



– 段林さんが頭の中で思考を重ねたものを、どのようにアウトプットし形にするのか、百合本さんが具体例を出しつつすり合わせを行っているイメージがあります。

僕は多分、想像力があまりないんです。段林さんのように物事を広い視点で考えたり、深掘りするのはとても苦手です。半面、物事を整理して5W1Hで考えていくのはとても得意なので、段林さんのアイデアに5W1Hを当てはめていくのが僕の仕事だと思っています。



– 六興実業と前職との違いはありますか?

僕が最初に六興実業と関わったのは、コールセンターチームの運営です。段林さんが朝礼できない日に、チームの様子を見るというのが最初の仕事です。前職でも朝礼を行っていたので、業務内容にそれほど違和感を感じませんでした。
働いてみて違いを感じたのは、どうやってチームをマネジメントするのかという点です。前職では、その日の人件費がどれくらいか、売上がどれくらいか、段ボールを何箱出すべきかなど、具体的な数値をもとにして1人当たりの作業量を計算し、その目標を達成するために管理していました。
1日中、その計画がうまくいっているかどうかを監視して、終わらなかった場合は理由を追求する、というような感じでした。

そうした超管理型のマネジメントスタイルと、段林さんが目指しているマネジメントスタイルとの間に大きなギャップを感じました。最終的には、数値管理は確かに重要ではあるものの、それ以上にまず社員一人ひとりが六興実業という会社を好きになり、この会社のために頑張ろうと思えるかどうかということが大事なのだと理解しました。

段林さんと僕がコールセンターチームを一緒に担当していた創業当時、段林さんはメンバー全員の相談に一つひとつ丁寧に応えていました。僕はどちらかというと、目標を達成するためにどうやって管理するかを重視していましたが、今は、会社を好きになってもらった上で、好きなもののために頑張る「環境」を提供することが、結果として良い成果を生むのだと感じています。



– 六興実業でのやりがいはありますか?

めっちゃありますね。多分人間なら誰でも、「社会に良いことをしたい」という気持ちは持っているはずです。
ただ、それをビジネスの場に持ち込んだ時に、どの会社も「自分たちは良いことをしています」とパーパス経営をアピールしたいけど、社員が実感できる「良いこと」なのかは、全く別の話だと思います。

六興実業では、リアルなクライアントの喜んだ顔を見て価値を提供しているという実感があるので、そこにやりがいを感じています。例えば、僕はコールセンターチームのマネジメントをしているのですが、運送会社から「困っています」という声を一日に何十件も聞きます。もちろん、全てがアポイントにつながるわけではありません。困ってはいるけど、電話でのアポイントは不安なので遠慮するというケースもあります。それでも、本当に困っている会社に対して、低コストで経営に必要な営業機能や原価計算機能を提供することは非常に価値のあることだと感じています。

クライアントから「仕事が回るようになってきた」という声を実際にいただいたり、目に見える成果が出ていること。そこに対しての「六興実業でなければできない」という実感があること。全てをひっくるめて、やりがいを感じています。これからオペレーションがさらに洗練され、提供価値が大きくなっていくことにもワクワクしています。




– 働かれている中で意識していること・大切にしていることを教えてください。

たくさんあるんですけど、今、六興実業で掲げている「社会インフラを後世に残し、そこにかかわる人が豊かになる。」という社会価値宣言はめっちゃいい言葉だと思っています。

「豊かになる」という言葉には、家族との時間を持つこと、給料が上がること、趣味に没頭できる時間を持つことなど、人それぞれ色んな意味が含まれています。その中で、仕事をする目的は「かかわる人が豊かになるかどうか」が軸だと考えています。これは目の前の人を豊かにすることはもちろん、会社が成長することで、関わっている人がそのときどんな思いをしているのかということもそうです。

「かかわる人を豊かにする」のではなく、「かかわる人が豊かになる」というのが重要です。これは、相手を豊かにしてあげるという独善的な話ではなく、自分も含めて一緒に豊かになっていくという意味が込められていることが重要です。

以前、段林さんと「リモートで働いても良いのか」という話をしたことがあります。僕は前職が服屋だったので、リモートワークは夢のような話でした。しかし、段林さんは「人の価値観は多様なんだから、働き方も多様で良いじゃないか。令和だよ。」と言ってくれました。

豊かさとはこういうことだと感じました。段林さんもリモートワークのおかげで、娘をベビースイミングに連れて行くことが出来て「豊かだ」と話していました(笑)僕たちが働くことで、このような豊かさをより多くの人々に届けられたら良いなと思っています。



|正社員の道へ、仲間の想いが背中を押した瞬間

– 7月1日より、業務委託契約から正社員になりましたが、その経緯について教えてください。

正直なところ、今でも正社員や業務委託などの雇用形態にはあまりこだわりがないと思ってはいます。思いの方が大事だと感じていて、雇用形態は形に過ぎないと考えていました。でも、正社員になることにはやはり特別な気持ちがありました。

正社員になろうと思った一番の理由は、僕自身の価値観とは関係なく、段林さんが僕を正社員にしたいと思ってくれていたからです。

僕らは普段リモート環境で働いているのですが、初めて皆が本社があるつくばに集まるつくば合宿が開催されました。その合宿の初日に、相馬さんが「段林さんは百合本さんに正社員になってほしいと思っているけど、直接言い出せないんだ」と教えてくれました。まるで小学生の女の子が友達を通して告白しているような感じで、少しおかしく思いましたが、その気持ちは嬉しかったです。

その後、段林さんと1対1で話し、「百合本が正社員になってくれるなら、めっちゃなってほしい」と言ってもらい、正社員になることを決めました。互いにお酒が入っていた状態なのもあり、固い握手をしました(笑)

今でも雇用形態に大きな意味を感じているわけではありませんが、段林さんや周りの人たちが僕を気にかけてくれたこと、自分の居場所があると感じたことが嬉しかったです。そこが正社員になる決め手となりました。

また、現在はゼネラルマネージャーという役職に就いています。これは六興実業の皆さんの僕に対する最大級の評価だと思っていて、感謝しています。ですが正直なところ、この役職が六興実業に於いてどんな役割を担うべきかは模索中です。今はただ一直線に頑張るしかないなと思っています。



– 段林さんの思考をアウトプットする速さや正確さは、百合本さんが一番だと思います。

嬉しいです。僕は、六興実業が大きくなる会社であると確信しています。

ただ会社が大きくなったときに、現在のメンバーがそのままのポジションでいられることはないかもしれないと思っています。例えば、営業部長だとして、1万人の会社と10人の会社では営業部長という役職の意味は全然違いますよね。僕も組織が大きくなる中で今のポジションに留まろうとするなら、かなり成長しなければならないと思っています。

一方で、組織が大きくなったタイミングで、新しく優れた人材が入社してきて、その人の仕事をうまく回す手伝いができるのであれば、それはそれで満足です。

その時にどんなポジションで働くことになっても、与えられた仕事を全力でこなすつもりです。特定のポジションにこだわるよりも、六興実業で働けること自体に満足しています。

本当に、僕はこの会社を良い会社だと思っています。




|人間的成熟と社会貢献が交差する、六興実業の真髄

– 入社して良かったこと・社風・魅力を教えてください。

デザインマーケの橋本さんのインタビュー記事をぜひ読んでください(笑)すごく良いので、コールセンターチームにも共有したぐらいです。

六興実業は、多様な価値観を持つ人がリスペクトされていると思います。エモい人が多い中で、橋本さんみたいな特にエモい人が話していることが1番伝わりやすいと思います。



– 百合本さんからみた六興実業のカラーもぜひ聞かせてください。

僕は、六興実業に所属する人は、人間的にすごく成熟していると感じています。年齢的な意味でも成熟している方は多いのですが(笑)、年齢に限らず、社会や他人のことを考えているなと感じることが多いです。

人と話すのが好きみたいな表面的なことではなく、リモート環境であっても人間関係を大切にしようと意図的にコミュニケーションを取っていて、組織を大切にしようとしているのが感じられます。橋本さんの言葉を借りれば、互いに気にかけ合っているという意味で、「村」という表現がすごくしっくりきます。



– 求職者の方へメッセージ

新規参画メンバーに入社の理由を聞いた時、「入社の最終的な決め手としてウエットな部分が感じられるところが良かった」と言っていて、僕もすごく共感しました。

段林さんは起業するにあたって、社会貢献を目指したいという思いがある一方で、ビジネスのために人生を犠牲にすることは本質的ではないとも考えていたようです。会社を作る以上、かかわる人々を大切にしたいという思いがそもそもウエットだと思います。

エモい背景を持つ会社に、エモい価値観や思想を持った人たちが集まっていると思います。こういう価値観じゃないと合わないというわけではなく、自分の人生や社会についての考えをしっかりと持っていて、こんな人と働くのが幸せだよねみたいな思想がちゃんとある、ちょっと癖の強い人が良いと思います。



– 誰かを喜ばせたいと考える方が多いですよね。

そうなんですよね。自分のために時間を使っても、あまり幸せを感じないことがありますよね。六興実業で働く人は、「自分の幸せのために、人を幸せにする」という人が多い気がします。



– 百合本さん、ありがとうございました!

ありがとうございました。




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