皆さんこんにちは!Langooインターン採用担当の真坂克哉です。
今回は、インターンとしてオウンドメディアの立ち上げを担当した西口和輝(ニシグチカズキ)さんにインタビューしました。
インターン生の中心としてLangooをひっぱってきた西口さん。約1年のインターンでどのような経験をされてきたのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください!
プロフィール
西口知輝(にしぐち・かずき)
東京大学経済学部3年生。大学1年生からスタディプラス株式会社でインターンを開始。SEOライティング等を担当し、オウンドメディアで多数記事を1位表示させることに成功。
その後、2018年11月からLangooでインターンを開始。メディアチームの中心となり活躍。
2018年9月からDurham University Business Schoolに留学。
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真坂:まずは自己紹介お願いします。
西口:Langooのマーケティングチームで働いている西口です。東京大学の経済学部に通う大学3年生で、業務ではSANTA TOEICのアプリのマーケティングとオウンドメディアの運営をしています。
真坂:ありがとうございます。西口さんは、現在所属しているインターン生の中で最も在籍歴が長いですよね。そもそもインターンを始めた経緯を伺っても良いですか?
西口:少し遡るんですけど。僕は、勉強は高校1年までやっていなくて偏差値も40くらいでした。
熱中するものがなく、何かやらなければいけないと思っていた時に勉強に出会ったんです。
ある時「お前勉強できないじゃん」って馬鹿にされて、負けず嫌いの性格に火がつきました。
それで勉強を突き詰めて行ったら東大に受かった。大学受験は、熱中して何か1つのことを極限まで突き詰め成果を出すことに成功した経験でした。
その後大学に進学して、サークルには入っていたけど目的のない学生生活で、物足りなさを感じていました。また熱中できるものを無くしてしまったんですね。
そんな時、「インターン」という成果を熱中して追えるものの存在を知り、当時Langooでインターンしていた先輩の紹介でジョインすることになりました。
真坂:ありがとうございます。大学に入学して、「一生懸命打ち込む」対象がなかったことがストレスだったんですね。
西口:そうですね。大学に入るまでは、「大学は勉強半分、遊び半分でやろう」って決めていたんですけど、結局実際に入ってみるとただ単に物足りなかった。「せっかく頑張って大学入ったのになあ」という感じでした。
真坂:そんな西口さんだからこそ、熱中して成果を追えるインターンがマッチしたんですね!
SANTA TOEICのアプリがリリースしたのは5月ですけど、アプリをリリースするまではどんなことをしていたんですか?
西口:僕がLangooにジョインしたのは2018年の11月ですが、当時はマーケティング戦略の1つのオウンドメディアの立ち上げをしていました。オウンドメディアの目的は顧客への認知率の向上と長期的に顧客獲得コストを下げることです。
SANTA TOEICは顧客単価が低いため、facebookなどの広告だけでは獲得コストを抑えることが難しいという仮説がありました。そこで、運用のためのコストはかかるものの、記事をストックし長期的にユーザー獲得コストを下げることができるオウンドメディアの立ち上げをすることになりました。
真坂:具体的にはどのようなことをしていたんですか?
西口:今でこそ編集長ポストとして、KPI管理やインターン生のマネジメントを行なっているんですが、僕がジョインした当時は全然体制が整っていない状況で…僕の上長だったインターンの先輩の方が戦略を考え、僕はひたすら実行担当でした。具体的にはライターの方に記事の内容の指示書を何十本も書いて送ったりと、あの時は大変でしたね。笑
(ふいに写真を撮られる西口さん)
真坂:そんな過去があったんですね。昔はライターはアウトソーシングしていたところから今はインターン生が主体とするライターチームに変わりましたね。どんな経緯があったのでしょうか?
西口:当時はアウトソーシングしていたものの、記事本数と質をコントロールできないことがメディアチームの課題でした。そこで知り合いベースでライターを雇いライターを内製化させることに成功させました。
真坂:すごい採用力ですね笑。実際に内製化した後はどうでしたか?
西口:当たり前ですが内製化すれば変わるというものでもなく、色々な課題はありました。その課題のボトルネックになっていることがモチベーションが低いことでした。インターン生のモチベーションが上がらない原因は色々あります。その中でも僕が問題視したのはマネジメントの仕組みの問題でした。
真坂:ほう。具体的にはどういったところでしょうか?
西口:これはスピードを重視するチームにありがちな過ちだと思うんですが、基本自由と謳っておき、マネジメントに無関心な体質がありました。すでに自走できる人材であれば、自由に動いてもらっても自ら仕事を作り、やりがいを感じてモチベーションを上げることはできる。しかしながら、インターン生は初めて仕事をする方も多いので自走するまでにサポートするような仕組みは必須でした。
真坂:なるほど。確かに僕もインターンを初めてやった時は仕事のやり方やモチベーション維持は周りの人に助けてもらいながらやってました。具体的にはどのように変えていったんですか?
西口:仕組みとしては現状はまだできていませんが、オンボーディングの仕組みを作り、ライターが自走するまでの仕組みを作ろうと考えています。僕個人の行いでは、当たり前ですがインターンと密にコミュニケーションを取ることと信頼される人間になることを意識しました。
(ライターインターン生とコミュニケーションをとる西口さん)
真坂:当たり前ですけど難しいですよね〜
西口:今までは自分の目の前のことに100%集中していればよかったものを、70%に出力を下げて他の人とのコミュニケーションに当てなければなりません。やりづらさと言うか、自分のタスクが前に進まないもどかしさは確かにありましたね。
信頼されるためには小さい信頼を重ねることを意識しました。僕は当時秀でて何かできる訳ではなかったので、Slackでメッセージが来たらすぐに返信するなどの地道な方法をとりました。
他にも、当たり前ですけどそれまでできていなかった細かい部分を変えていきました。
真坂:自分自身で課題を見つけて変われたのはすごいですね。この前ムンさん(弊社CEO)からもコミュニケーション面で褒められていましたもんね。
西口:成果に対して責任を持つという体験は非常に貴重な体験でした。成果を出すためにはまずは自分が変わらなければならないと痛感し、ここまで自分を変えることができました。そういった日々の仕事に関するスタンスはここに入ってきたことで大きく変わったと思います。
真坂:素晴らしい!ちなみにLangooにはどういった人が向いていると思いますか?
西口:自分からやりたいことや、改善案を出せる人には向いていると思います。このフェーズなので課題はたくさんありますが、その課題を自責に捉えて、改善案を出すことができればプロジェクトを任せてもらえます。
真坂:確かに、そこはLangooの特徴ですよね。一般的な会社は「誰が言っているか」を図らずとも重要視している部分も多いと思います。しかしながらLangooは「何を言っているか」を重要視する文化が根付いている。そうせているのは代表のムンさんの人柄が大きいと僕は思いますね。
西口:確かにそれはありますね。ムンさんは良い意味でCEO感がないですよね。コミュニケーションにおいて個人対個人として接していただける。まさに多様性を体現している人だと思います。
真坂:あとは、かつての西口さんのように、「大学入ったけどなんだか物足りない」と感じている人や、大学に入る前の何かに熱中したい高校生にも来てもらえると嬉しいですね!
最後に、西口さんは今後イギリスで経営学を学びながらLangooでもリモートで業務をしていただけますね。今後の展望を教えてください。
西口:長期的には世の中に正の価値を生み出すことを目標としています。今はそのための手段としてビジネスに大きな魅力を感じています。短期的には留学とインターンでスキルや経験を積みたいです。
今回Langooでインターンをしてみて、新しい価値を社会に提供することやスタートアップならではのカオスな環境がすごく自分には向いていると思いました。
一方で自分の中で秀でたスキルがある訳ではなく、バリューを発揮できなかったことが課題でした。
将来は事業を自分で作るか参画するかはわかりませんが、初期のフェーズに関わっていきたいと考えています。
そのために自分の中で確固たる自信の持てる経験がしたいです。
もちろんLangooで将来働くことも考えているので、その時はより良いオファーをもらえるように市場価値をあげておきたいです!冗談ですが笑
真坂:もしLangooで働けなかったら一緒に事業始めましょう!笑
(西口さんの送別会の写真)
編集後記
西口さん、ありがとうございました!
今でこそスーパーマンな西口さんですが、大学に入った当初は「熱中できることが見つからない」ことに苦しんでいたことが印象的でした。
Langooの面談では、みなさんの「何かに熱中したいけど見つからないという想い」を元に一番熱量を持って働くことができる環境かどうか、一緒に考え抜く時間にしたいと思っています。
「相談にいく」くらいの気軽な気持ちで、面談にお越しくださいね。
それでは、オフィスでお待ちしております(^^)