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今回ご紹介するのは、2019年にジョイン後、2022年3月から約2年間の産休と育休を経て今年4月に復帰された佐志知世さん。
お子さんが生まれてからのワークライフバランスや、トキハナのサービス成長に長年携わっている佐志さんから見たトキハナの変遷、今後の目標などたっぷりお話を伺いました。
Q.佐志さんは復帰後どんなお仕事を担当しているのですか?
以前のインタビューから仕事内容は変わり、現在は大きく分けて2つの業務を担当しています。
▼過去インタビュー
『ウエディングプランナー×大手IT企業の美容領域で企画営業の経験を生かして広報に 社員インタビュー 〜佐志さん編〜』
1つ目が新サービス関連です。今年5月から開始した「トキハナメイト」の企画周りを担当していて、式場探しだけではなく、結婚〜新生活の領域まで広くサポートできるようなサービスを設計しています。
例えば、今はトキハナはお客様とやり取りする主なツールがLINEなので、LINE上でどのようにメッセージすればサービスの良さが伝わり、式場探し以降もトキハナを使いたいと思ってもらえるかという観点で、訴求の仕方を考えていたりします。
2つ目はPR関連で、主にはプレスリリース記事のライティングやトキハナのサービスを絡めた企画・運営を行っています。
今は「結婚式に対してネガティブに感じている方」に向けてどのようなアプローチができるのか、実態調査を行いながら課題解決につながるようなフェアを全国の式場さんを巻き込みながら企画している最中です。
Q.ワークスタイルを教えてください
平日は時短勤務で、土日はお休みしています。基本は9時〜16時の時間帯で働いていますが、トキハナはフレックスなので子供の都合に合わせて時間を調整することもあります。急に子供が熱を出してしまった時も理解いただけ柔軟に対応してもらえるので、とてもありがたいです。
Q.ライフステージが変わってもなお、トキハナで働き続けたいと思った理由は?
仕事とプライベートの2つが双方向にいい影響を与えると感じるからです。育休中は息子とほぼ一心同体な生活でしたが、仕事を再開したことで「母」としてだけではなく様々な役割ができたので、それが嬉しいし楽しくポジティブでいられています!
同時に横では、息子も自分の知らない世界を自分自身の力で切り開いているのが感慨深く、自分としても刺激をもらっています。
また、トキハナは家庭を持っているメンバーが多いので働き方に対しての理解をしていただき易く、働き続けられる環境を用意してもらえていることも大きいです。
フルリモート×フレックス制で自分でうまく調整しながら自走していけるスタイルも働き続ける理由の1つです。
Q.トキハナでのやりがいは?
やりがいは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、サービスとの距離感が近いことにあります。代表との距離が近いとも言い換えられるのですが、距離感が近い分、起案もしやすく、意見も反映されやすいので、手触り感のある仕事ができているという点がやりがいに繋がっています。
もう1つは、新生活まで包括できるようにトキハナのサービスが拡大されたことで、顧客体験の幅が広がり、お客様への貢献度がより大きくなったことです。私も実際に子供が生まれ、結婚から新生活を経験したからこそ、お客様にとって本当に良いサービスは何か、実体験を元に考えられているため、大きなやりがいになっています。
Q.他の社員に負けない、佐志さんだけの武器は?
これは答えるのがすごく難しいのですが、個人的にはスピード感が強みだと思っています。
自分は完璧主義ではないので(笑)、だからこそスピード感をもって仕事をすることができています。
実際、4月末に復帰した際は新プロジェクトが丁度進み始めたタイミングで、あらゆる施策がまだ体系化されていない状態だったので、すぐにキャッチアップできるか不安もあったのですが、周りの助けも借りながら何とか食らいついていくことができたかなと思っています。
Q.働く中で大切にしたいことは?
仕事に対して情熱を持つことを大事にしています。
普段の仕事を一つ一つみてみると、実は地道で泥臭いものも多いのですが、その仕事が社会・会社・自分個人に対してどう作用するのかを考え、当事者意識をもつことでこなし業務ではなく、意義を感じながら情熱をかけて取り組むことにこだわっています。
Q.長い間、トキハナを見てきた佐志さんだからこそ分かる「トキハナの変遷」を教えてください
まず1つ目の変遷としては、サービスの進化があると思います。
トキハナはかつて「Choolel(チュール)」という名前のサービスでした。
この時期、私たちは自分たちが本当に良いと思うメッセージをぎゅっと詰め込んでサービスを提供していました。
しかし、それが顧客に十分に伝わらず、もがいていた時期があったんです。
その後、リブランドを行い、現在の「トキハナ」となりました。
リブランドを通じて、「誰に何を伝えるか」の解像度が格段に上がったと感じています。
解像度にこだわり、「適切なタイミングで」「適切なメッセージを」「適切な人に」伝えることの重要性を学び、悩んでいるお客様に対してしっかりメッセージが伝わるようなサービスへと進化しました。
2つ目は、サービスの拡張です。
トキハナのサービスは、結婚関連の領域だけでなく、新生活の領域へと拡張しています。
これは変遷というよりも、今まさに一歩ずつ進んでいる段階とも言えるんですが、結婚から新生活まで、お客様のライフステージに寄り添えるようなサービスへと変遷しています。
社内的な変遷で言うと、以前は女性メンバーが少なかったのですが、最近では女性の割合が格段に増えました。
新婦様向けのものが多いトキハナのサービスを提供するにあたって、よりお客様に近い立場で、より親身にサポートできるようになったと感じています。
Q.佐志さんからみるトキハナの魅力は?
最大の魅力の1つは、「ユーザーファーストの思想」だと思います。
トキハナに携わる人々は結婚式が大好きで、その情熱を持って仕事に取り組んでいます。
式場への理解やリスペクトを前提としつつも、式場に対して忖度せず、ユーザーが本当に求めていることを起点にしてサービスを作り上げています。
また、サービスを作る人たちの温度感の高さも魅力です。
結婚式への強い思いを持つメンバー、そしてサーポーターズやインターンズが、皆同じ方向を向いてサービスを作り上げています。
Q.今後の目標は?
まず1つ目の目標は、新たな需要を創造していくことです。
具体的には、結婚式に対してネガティブな層や、結婚式を挙げない「なし婚層」に向けたアプローチを強化していきたいと考えています。
また、結婚式だけでなく新生活領域の拡張も推進したいです。
私自身、結婚はしましたが結婚式は「一旦しなくてもいいかな」とまだ結婚式を挙げておらず、この実体験を反映し、自分の心が動くようなサービス作りができればと思っています。
結婚式を考えていない人々にも、魅力的で心に響くサービスを提供することが目標です。
2つ目の目標はサービスを利用してくださる一人一人の顧客体験価値を上げることです。
結婚してからの新生活はワクワクする反面、困ることも多いのが現実。
むしろ困ることの方が多いかもしれません。
トキハナの理念である「自分らしい選択が自由にできるサービス」をキーにして、お客様にとって最適なサービスを提供したいです。
今回のインタビューでは、終始佐志さんのサービスに対する情熱が伝わってきました。
長い間トキハナを支えてきた佐志さんだからこそ知っているトキハナの魅力を企画を通して伝えていただきたいです。