こんにちは。レコモット採用担当です。
この記事は、みなさんにレコモット社員のことをもっと知っていただくための社員インタビューです。
さて今回は、レコモットValuesを体現し、FY23下期CEO賞に輝いたセールス&マーケティング部セールス担当の大井にインタビューを行いました。
まずはインタビューの前に、レコモットValues とCEO賞についてご紹介します。
【レコモットValues】
レコモットでは2022年にVMV(Vision・Mission・Values)を刷新しました。
社内にて所属部門、役職、職種、性別、年齢、在籍年数の異なる10名のプロジェクトメンバーで構成されたNext Vision Projectを立ち上げ、2021年4月から11月までの7ヵ月間、それぞれの立場からの多様な意見を交わし、議論を重ねて策定したVMVになります。
詳しくはこちらの記事で (弊社CEO東郷のインタビュー記事)
https://www.wantedly.com/companies/recomot/post_articles/388177
【CEO賞について】
半期に1度、各部門長より推薦された候補者の中から、レコモットValuesに照らし合わせ最も模範となる行動をとった1名を受賞者として決定し、全社ミーティングで表彰します。今回はFY23下期に見事CEO賞を受賞した大井をご紹介します。
まず初めに自己紹介をお願いします。
これまで一貫して営業職としてキャリアを積んできました。新卒で住宅営業の会社に就職し、その後、複数社を経て、前職では大手通信業での法人営業を経験し、2020年1月にレコモットへ入社しました。
レコモットに入社後3年間は、金融・公共向けの営業、現在は業界問わず担当しています。趣味はゴルフと、友人たちと美味しいお酒を飲みに行くことです。
CEO賞受賞の感想をお願いします。
これまで在籍していた会社では、求められる数字を達成してくることができたのですが、レコモットに入社してからは、あまり売上への貢献ができず、営業としての自分の価値が見出せずにいました。
そのような中、今期(FY23)は目標としていた複数の大型案件を年度内に受注でき、実績を上げて会社に貢献することができたので安心しました。
このような結果を出せたのは、他部門(プロダクト管理部や開発部等)のメンバーの皆さんの協力のおかげです。部門を越えて皆で結果につながる仕事ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
―――ここからは、受賞理由となった取り組みについて、レコモット3つのValuesに沿って1つずつ教えて下さい。
営業として高い達成意欲を持ち、この半期で実績を残されましたが、どのようなことを考え、行動されていたのでしょうか?
お客様のニーズと課題、組織規模などから、どの程度の売上が見込め、いつ頃受注できるのかを逆算し、行動していました。まずは、お客様の課題を整理し、moconaviを導入して実現したいことの必須要件と歓迎要件をまとめ、優先順位を付けた上で、当社がしっかりとお客様をリードし、受注に向けて商談を進めるよう意識していました。伺った課題や要件を整理することで、私自身の思考も整理されますし、それを可視化して提示することで、お客様にはmoconaviを導入する必要性をより強く感じていただけたのではないかと思います。
大井さんと言えば、持ち前の明るさで、苦しい局面でも明るく振る舞いやり遂げたことが、今回の受賞理由の1つになっていますが、Fun to try.を発揮し、明るく仕事をする秘訣はありますか?
学生時代から、クラスやサークル活動など生活に占める割合が大きいものごとに関しては、できるだけ楽しめる方が良いと思っていました。同じように、社会人となってからは、人生において多くの時間を占める仕事が辛いものにならないよう、できるだけ楽しくしようと心掛けています。
それが明るさに繋がっているのではないでしょうか。あとは、よく笑うようにしています。
笑うことで、ポジティブな気持ちになります。
お客様との窓口としてイニシアティブを執って、最後まであきらめず責任を持って課題を解決しようとする姿勢が評価されていましたが、難しい課題や困難な状況であっても立ち向かっていける原動力はどこから来ているのでしょうか?
負けず嫌いであることが原動力になっていると思います。この点は、新卒で入社した住宅営業での経験の影響がとても大きいです。同期入社の200名の中でも、支店の中でも数字で負けたくなかったので、営業として目標達成することをとても強く意識するようになり、気が付けば、学生時代までの自分よりも負けず嫌いの性格になっていました。私は営業ですから、“営業として数字を上げること”が自分に求められている役割だと認識しています。その役割をどうすれば成し遂げることができるのかを考え抜き、やり抜くことが大事だと思います。もちろん、困ったり、迷ったりすることもありますので、そのような時には、Valuesに沿って考えてみたり、目的に立ち返って「なぜそれを行うのか」を考えるようにしています。
営業として大切な、お客様との厚い信頼関係を築くことができるという点も評価されていますが、どんなことを意識されていますか?
しっかりと相手の話を聞くことや、素早くレスポンスすること、正直に対応することを意識しています。信頼関係を築くためには欠かすことのできない大切なことだと考えています。信頼関係が希薄ですと、どれだけ提案内容が優れていてもお客様に響きづらくなりますから、まずは商談のベースとなる信頼関係をしっかりと築くことを意識しながら日々の営業活動を行っています。このことは、営業活動に限らず、社内メンバーや、友人とのコミュニケーションにおいても私が大切にしている考え方です。
プロジェクト進行に際し、営業だけでは対処し得ない様々な課題・問題を他部門やチームを超えて巻き込み、解決まで導いてきた点がBeyond the team.で評価されていますが、組織(チーム・部)や役職、職種等の枠を超えて周りを巻き込む上で工夫されていることがあれば、教えてください。
プロジェクトや案件において、他部門のメンバーへ協力を仰いだり、仕事を依頼したりする際に、相手が「丸投げされた」と感じないように、自身がオーナーシップを持ち、リーダーシップを執って、関わるメンバーに配慮をしながら進めるよう心掛けています。
丸投げと感じさせないようにするためには二つの役割を果たすことが必要だと考えています。
1つはプロジェクトマネージャーとしての役割です。自分が直接的に関わるプロセス・タスクだけでなく、顧客先へのサービスの導入・展開までの全体プロセスの把握に努めています。
もう一つは、営業としてすべきことをし、責任を果たすことです。この二つの役割を私がしっかりと果たした上で、他部門のメンバーに協力依頼や役割分担をお願いすることが必要だと考えています。
私自身がしっかりとフロントに立ってお客様への対応や交渉を行うのはもちろんですが、プロジェクトマネージャーとして、打ち合わせがスムーズに進むようなファシリテーションを心掛けた上で、お客様への技術的な詳しい説明などについては、頼るべき場面で開発メンバーに頼らせてもらうようにしています。
また、他のメンバーに頼る場面においても、私がどのように話の頭出しをすると、開発のメンバーがお客様に説明しやすくなるのかなど、打合せの流れを考えながら話を振るよう心掛けています。そういった準備や配慮を行うことによって、社内のメンバーにも気持ちよく関わってもらい、レコモットがワンチームとしてお客様に価値を届けることができると考えています。
職種が違うメンバーと仕事を進める上で、お互いに分かり合うことが難しいこともあるかと思いますが、そのような時はどのようにしていますか?
まずは、相手へ興味関心を持つことが必要だと思います。確かに、関わるメンバー全員と深く分かり合うことは簡単なことではありません。ですが、そのような状況で、無理に相手に好かれようと思ったり、仲良くなろうとしたりするのではなく、ニュートラルな気持ちで、相手の大事にしている価値観を尊重し、相手が嫌がるような仕事の進め方をしないことを意識し、コミュニケーションを取るように心掛けています。
授賞に至る一連の経験から、学びと気づきはありましたか?
ここまでお話したことを意識しながらやり続けて、ようやく成果を上げることができたと感じており、あきらめずに続けることの大切さを学びました。
結果が出る時と出ない時がありますが、どんな時でも自分の信念を持って進んで行くことが大切だと思います。
また、一連の経験を通じて、複数の大型案件において、受注後から導入までのプロダクト管理部のメンバーがリードするプロジェクトにも同席し、プロジェクトの進め方についても大変学びがあり、視野が広がったと感じています。
今日から、それぞれの役割、職務の中でレコモットValuesを実践するには、どういったことを意識するとよいでしょうか?(社内)
Valuesを自分なりに考え、解釈し、日々の業務に落とし込むことが大事なのではないでしょうか。自分なりに考えることによってはじめてValuesが自分事となり、目的意識が持てるのではないかと思います。考える時には、「自分が考えたValuesに紐づく全ての行動を実践すれば、業績達成に繋がるというイメージを持てるか」を自分に問いかけるようにしています。このように自身と対話しながら活動し続けた結果が、CEO賞の受賞に繋がったのではないかと思います。
これから入社される方へ、レコモットのValuesを実践していく上でのアドバイスをするとしたら、どのようなことを伝えたいですか?
営業の方だとしたら、Fun to try.の観点で高い目標に挑戦し、自立自走できると良いと思います。レコモットのメンバーは、皆さん優しくて協力的です。たとえミスをしたとしても、次に挑戦する時は「どのようにしたら上手くいくのか」を一緒に考えてくれる方たちばかりですので、恐れずに挑戦して欲しいと思います。
インタビューのまとめ
・営業としての目標達成のために大切にしていることは以下の2点。
①お客様のニーズ、組織規模及び課題からどの程度売上が見込め、いつ頃 に受注できるのかを逆算して行動している。②お客様の課題を整理し、moconaviを導入後に実現したいことの必須要件と歓迎要件をまとめ、優先順位をしっかり付けたうえで、イニシアティブを執り、お客様をリードできるよう心掛けている。
・営業として数字を上げることが自分に求められている役割だと認識している。その役割をどうすれば成し遂げることができるのかを考え抜き、やり抜くことが大事。困った時や、迷った時にはValuesに沿って考えたり、目的に立ち返るようにしている。
・お客様や社内のメンバーと相互理解をし、信頼関係を築く際には、無理に相手に好かれようと思ったり、仲良くなろうとしたりするのではなく、ニュートラルな気持ちで相手の大事にしている価値観を尊重し、相手が嫌がるような仕事の進め方をしないことを意識し、コミュニケーションを取るようにしている。