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私が「アスリート」でありながらリスタンダードへ入社した理由

はじめまして!
今年からリスタンダード株式会社へ入社した小林海咲です!

私はリスタンダードの社員でありながら、リスタンダードが保有する関東女子フットサルリーグの「シュートアニージャ」というチームに所属する現役フットサル選手でもあります。
日本女子フットサル界では初のセミプロ契約選手として仕事、競技に活動しています。

自己紹介

まず自己紹介させてもらいます!
現在30歳。神奈川県出身。人生の約半分、14年間サッカーをしてきました。
女子サッカー界では名門である「日テレベレーザ」等に所属し、日本一を何度も経験。年代別の日本代表としてアジア選手権では優勝、W杯へも出場しベスト8などの成績を残してきました。
サッカー引退後はフットサルへ転向し今年でフットサル5年目。フットサルでも日本代表に選出されてきました。

経歴を書かせてもらうと、自分でもすごいなーと驚きます…
そんな私がなぜ今年から関東リーグの女子フットサルチームに入団したのか。
それはリスタンダードのビジョンに共感したからです!

リスタンダードへの入社に至るまで

■”夢”を手にした瞬間

私がサッカーを始めたのは小学校4年生。
サッカーが好きで好きで、大人になってもボールを蹴っていたい。「女子サッカー選手になりたい!」と小学校の卒業文集に将来の夢を書きました。
そこからはサッカー漬けの毎日です。
平日学校が終われば急いで帰宅し電車、バスで練習へ。学校の友人と遊ぶことはありません。

この生活を10年間。

そして念願叶い、なでしこリーグのチームへ所属することができました。将来の夢であった「サッカー選手」として生活ができることになったのです。
チームのスポンサー企業様で他の社員の皆様と比べて仕事とは言えない業務を行わせていただき、平日は夕方まで働いて夜は練習。個人トレーニング、ケアをして帰宅するのは24時頃。土日は試合。
自分の時間はほぼありませんが、それでも好きなことを大人になっても続けていられる、ファン・サポーターに応援される、仕事も紹介してもらえる、この環境で本当に感謝だらけの充実した時間を過ごすことができました。

■初めて知った”夢”が終わる瞬間があることを。

子供の頃夢見た将来の夢は叶いました。なでしこリーグでプレーし、日の丸を背負って戦うこともできました。
子供の頃の将来の夢を叶えられる人はごく少数でしょう。諦めずに努力を続けて、その少数になれたことは本当に素晴らしいことだと自分自身でも思います。
夢見て憧れたサッカー選手。
しかし、その夢を叶え選手引退をするとき、私の心を満たしていたのは思い描いていた達成感ではありませんでした。

「後悔」「焦り」「劣等感」

現役引退を考え始めた時に「わたしはこの後どうやって生活していくのだろう…」と、夢を叶えた先の人生について初めて考えました。
自分が何をしたくて、何ができるのか…
サッカーしかしてきていない、チームの後ろ盾のない私には何もありませんでした。
同世代たちはちょうど出世やキャリアの分岐点に立つビジネスマンとし立派に生活をしているのに、私には”やりたいこと”はおろか”やれること”もない。
ここまでサッカーを続けてきたことを”初めて”後悔しました。大好きなはずなのに、サッカーを続けてきたことを後悔してしまったのです。
夢が終わる瞬間に呆然としました。

■向き合わず初めて”蹴る”に逃げた4年間

サッカーを引退してすぐに私は就職先を探しました。自分で就職したことがないので右も左もわかりません。ハローワークに通い一般企業で内定をもらいました。
これまでの活動とはかけ離れた仕事、生活。
今までの人生が無かったことにされている気がして、日々の生活は虚無感に包まれていました。
そんな時、知り合いからフットサルに誘われました。そこからは再びボールを蹴ることでその虚無感を埋めていくことになります。
大阪、愛知のチームでプレーし、日本のトップリーグに所属し日本代表にも招集され充実した”蹴る”生活は送れていました。
しかし、頭の片隅には常に

「私はこのままでいいのだろうか?」
「”1人の人間・社会人”として成長できているのだろうか?」

と疑問は抱いたままでした。
この時もそこには向き合わず、”蹴る”ことに逃げ続けていました。

■キャリアを主軸とした”セミプロ契約”

フットサルの引退も考え始めたときに、これまで逃げ続けてきた問題に再びぶつかります。
この先のことは全く考えられていないけれど、とりあえず実家のある神奈川に戻ろう。競技からは離れて普通に生活していこう。
そんなことを考えていました。

するとスポンサーをしていただいていた企業様から「神奈川のシュートアニージャが面白い取り組みをしているよ。良かったら練習だけでも参加してみたら?」
そんな言葉をいただき、すぐに練習参加させてもらいました。
キャリアへの不安や劣等感を理由にプレーを続けることを悩んでいた私。
そんな私の不安に対して共に挑戦していこうと言葉をかけてくれたのが、シュートアニージャの代表でもありリスタンダードの代表でもある新井でした。

「フットサルは”副業”だ。メインはちゃんとキャリアを積むことが大切。」
「引退まであとどれくらいだと思う?社会で今活躍できるか?」
「セミプロとして新しいアスリートの在り方を創っていこう。」

まさにこれまで私が逃げ続けてきた問題に対してたくさんの言葉をいただきました。
このチーム、この会社で活動していくことがわたしが逃げ続けた問題に向き合えるきっかけになるのではないか。
アスリートとキャリアの両立を目指していく事を決め、シュートアニージャへの入団、リスタンダードへの入社を決めました。

リスタンダードでの半年間

仕事に関しては移籍や競技転向のたびに転職を繰り返してきたので、リスタンダードで5社目になります。
これまで様々な業務を経験してきましたが、しっかりとしたスキルは大してありません。
そんな私でもリスタンダードでは自らがやってみたいことに対して活躍できるような業務に挑戦させてもらっています。

「アスリートの価値を底上げする。」これを大きなミッションに新規事業の立ち上げやアスリートの就職支援、中途採用の営業サポートなど様々な業務に取り組ませていただいています。
その中で改めて、アスリートの持つポテンシャルをひしひしと感じています。
自分の知らない世界を怖がって出ていかないだけで、アスリートにはビジネスにつながる能力は備わっているなと感じました。

知らないから怖い。
怖いから出ていかない。

私は自分のいる世界から出ることを怖がって、知らない世界のことを知ろうともしていなかったのだなとリスタンダードで半年間働いてみて、感じています。
スタートは出遅れていますが、やりたいこと・やれることを増やしていくためにリスタンダードでの様々な業務を通して私はまず知ることから始めていきたいと思います。

リスタンダードのビジョンである
『今ある当たり前から新しい常識へ』

これまでのアスリートの当たり前を覆し新しい常識をつくっていく。
自分の将来に対して不安しかなかったアスリートでも、自分の中で無理だと決めつけてきたことに挑戦することで競技引退後でも活躍していくことができる。
この先のアスリートのロールモデルになっていけるように、世の中の当たり前に挑戦している仲間がたくさんいるこのリスタンダードで、日々成長を積み重ねていきたいと思います!

リスタンダードは、私のようにビジネスマンとしてのスキルやキャリアがないアスリートでも、
やりたいことに挑戦できる場を与えてくれます。

ぜひ、みなさんもアスリートとして付けてきた力を武器に
リスタンダードで一緒に働きましょう!

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