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ContentsDay #12 アニメーションに遺したもの

昨年、惜しまれながらこの世を去った高畑監督。

その回顧展が始まったということで竹橋は東京国立近代美術館に行きました。

圧倒的な規模と密度の資料展示でした。正直、高畑勲さんのことを知らなかったし、これから知る機会になったと思います。

個人的に印象に残った展示は、ドラえもん第1回にキャラクター紹介が必要なのかの考察手記、新海誠監督が取り入れていることでも知られいる感情グラフ、かぐや姫(2013年ではなく、戦後すぐ?に企画されたもの)のプロット案。ちなみにこのかぐや姫で展示が展示序盤に、そしてラストの「かぐや姫の物語」がつながっているように感じてぐっと来ました。

表現すること、世界に対する眼差しを、この熱量で向けられるこの方にただただ尊敬するばかりでした。歴史を作り上げてきた人たちが高齢になっていく中で、資料を遺すきっけけになりうる展示というという形式は、応援していきたいですね。

アニメが好きな人のみならず、何かを作ったり表現したりすることが好きな人にはおすすめです。

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