WEBディレクター/林 実来
大学でクリエイティブ全般(映像制作、WEB制作、DTP)を学習。2020年、コロナ禍で内定切りを経験 → WEB制作・コンサルティング会社で約半年 → 家電・パソコンのECサイトを運営する会社で、広報から販売統括まで3〜4年。2025年10月にプロパゲート入社。
「ここにいたら、何も変わらない」
そう自分に告げた日、私は退職と東京への引越しを同じ月に決めました。
2025年10月、プロパゲートに入社して、いまはサブスクWEB制作事業部のWEBディレクターをしています。
コロナ禍の内定切りと過酷な環境。「パソコン1台で動ける仕事」を求めた漂流期
私のキャリアのスタートは、2020年。世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大と、完全に重なっています。大学では映像制作や編集、WEB制作、DTPでの雑誌制作など、クリエイティブ領域を幅広く学んでいました。でも、就職活動は暗転してしまったんです。
映像や制作系の企業は、募集自体が次々と見送りになって、延長を重ねた末に採用中止になるケースばかりでした。学生時代からインターンをしていたCM制作会社からも内定をいただいていたのですが、会社側の経営体力や体制変更の影響を受けて、卒業直前の1月のタイミングで内定を切られてしまったんです。
クリエイティブ業界への切符を、突然失いました。それでも「現場仕事に縛られず、パソコン1台で動けるWEBの世界で生きていこう」と方向転換を決意して、独学でWEBを学び直し、2社目となるWEB制作・コンサルティング会社に入社しました。顧客のWEBマガジンの更新やライティング、ヒアリングからのサイト制作など、実務の基礎を叩き込まれましたね。ただ、そこは「心と体が持たない」ほどの過酷な労働環境でした。わずか半年で、私は再び次の道を模索することになります。
広報からいきなり「販売統括」へ。地元・神奈川で培ったマルチタスクの土台
共通の知人からの誘いを受けて、3社目として入社したのが、前職となる家電・パソコンのECサイト運営会社でした。当初は商品の宣伝やチラシ作成、SNSマーケティングを担う「広報」としての採用だったのですが、入社後まもなく前任のEC統括者が退職。成り行きで、私がいきなり「販売統括」のポジションに就くことになりました。
今振り返っても、よくやったなと思います。
ECサイトの運営は、表側のフロント業務と、裏側のバックエンド業務の両方をシビアに見る必要がありました。フロントではSNSの運用やキャンペーンの企画立案、自らバナーを制作してのサイト更新。バックエンドでは在庫管理から、商品のクリーニングや梱包・発送を担当する現場メンバーのケアまで。WEBで売るための全行程を、すべて一貫して一人で組み立てていました。
地元・神奈川県小田原市に拠点を置きながら、このマルチタスクを3〜4年間にわたって遂行しました。この時期に「全体像を俯瞰して、どこをどう組み立てれば最も効率的で利益が残るのか、どうすれば顧客に届くのか」を、ビジネス視点で徹底的に考え抜いた経験が、いまの私の強力なバックボーンになっています。
「ここにいたら、何も変わらない」退職と引っ越しを同時に決めた転機
前職での実務が完全に手慣れたものになって、
「これ以上の大きな伸び代は、今の環境では得られないかもしれない」と感じ始めた時、私はドラスティックな決断を下しました。会社に先に退職を告げて、転職活動と東京への引っ越しを同時にスタートさせたんです。
小田原の慣れ親しんだ環境にいたままだと、ずるずると何も変わらない生活が続いてしまう。そう思ったので、逃げ道をなくすために、先にすべてを動かしました。企業に属すべきか、フリーランスとして地元の飲食店などのWEB支援をしていくべきかも含めて、二軸で考えていた時に、プロパゲートに出会ったんです。
大企業をターゲットにするのではなく、中小企業や個人事業主といった「挑戦者」を支援して、その価値を届けていく。
このプロパゲートのミッションは、私がフリーランスとしてやりたかった方向性と、完全に合致していました。さらに、カジュアル面談での体験が、私の背中を強く押してくれたんです。
当時はWEBに関わるマルチなスキルはあるものの、「これがしたい」という明確な職種が絞れていませんでした。その本音を正直に話したとき、人事の方が「林さんのスキルと、お客様と直接触れ合える適性を考えるなら、サブスクWEB制作事業部がいいのではないか」と、具体的に提案してくれたんです。組織の都合の良いコマとして扱うのではなく、一人の人間として深く向き合って採用してくれている。これまで単にハードな環境を経験してきたからこそ、そのスタンスに強い説得力を感じて、入社を決めました。
「2年以内に年収1,000万」―逆算の思考で掴むAI時代の生存戦略
プロパゲートに参画して半年。私自身が最も成長を実感しているのは、代表の松岡さんから毎日のように叩き込まれる「理想からの逆算」の思考法です。
これまでは会社から与えられたミッションをこなす受動的なスタンスでしたが、今は年・月・週の目標からブレイクダウンして、今日何をするべきかを抽象から具体へ落とし込んで、自走できるようになりました。
この会社は、自分で考えて動かない限り、成長が止まってしまう。だからこそ、高い目標を自分で立てる意味があるんです。
いまの私の明確な目標は、「2年以内に年収1,000万に到達すること」です。
プロパゲートには明確な評価階級制度があって、どの段階をクリアすればその報酬に達するのかが、具体的に提示されています。大手のように年次を待つ必要はなく、すべては自分の成果次第で、その夢に手が届くんです。
プライベートの環境も、劇的に変わりました。以前は神奈川から往復3時間をかけて電車とバスで通勤していて、その満員電車のストレスで、心身ともにどんよりしていました。でも、上京した今はオフィスまで自転車で通える距離に住んでいます。満員電車のストレスから解放されたことは、仕事のパフォーマンス向上にも直結していますね。
ただ作れるだけのディレクターは、AIに食われる時代です。
だからこそ私は、ここでマーケターの視点も含めた全方位のスキルを磨いて、自走できる仕組みを作りたい。会社の成長スピードに負けない速さで自分自身の価値を上げて、理想までにある階段を、確実に駆け上がっていきます。