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【社員インタビュー】PrivateBANKで実現したいこと。日本におけるマルチファミリーオフィスビジネスの確立。

【小島雄輔】ウェルスマネジメント部 所属

「金融機関よりもクライアントに寄り添ったビジネスはあるのだろうか?」

大学卒業後、大手証券会社のリテール営業、英国銀行日本支店の富裕層部門、英国銀行とメガバンク合弁事業の富裕層部門、大手銀行系証券プライベートバンキング部門で業務経験を積んできた小島は、2019年7月にPrivateBANKに入社しました。

ーこれまで経験してきた業務について教えてください。

小島:7年間証券会社のリテール営業を経験し、その後、英国銀行日本支店、英銀邦銀合弁事業の富裕層部門、大手銀行系証券プライベートバンキング部門で富裕層向けの資産管理業務、金融商品のセールスを行ってきました。支店の泥臭い営業から、行動経済学を取り入れたポートフォリオ管理、上場企業オーナーの自社株ソリューション、流動化など幅広く営業の現場を経験してきました。基本的に形のないものをサービスとしてクライアントに提供するので、メリットがその場で見えにくく、そのため、出来る限り納得性のあるサービスを提供することを意識して仕事をしてきました。また、そのようなサービスを提供するため、自分の知見を広げたい思いもあり複数の金融機関を経験してきました。

ー転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

小島:明確に転職をしようとしていたわけではないのですが、金融機関の外に目線が向いたというのはあります。

前職までの経験の中で、金融機関だからこそ関われる大きな案件や素晴らしい案件がある一方で、結果が出ても素直に喜べなくなっている自分もいました。それは、クライアントと金融機関の間に漠然とギャップを感じながら仕事をしていて、それを埋めるために試行錯誤していたからです。感じていたギャップは金融機関とクライアントでは持っている情報が非対称だというところに起因していると思っているのですが、なかなか自分として納得出来る形でギャップを埋める体験を作れませんでした。

そのような中で、漠然と第三者の立場でクライアントサイドに立つということを意識していたのですが、同時に金融機関では難しいなとも思いました。なぜなら、クライアントからすると他の金融機関との比較という同心円上の存在なので、自分たちの良さや取引するメリットは語れますが、全体を俯瞰したアドバイスを本当にしようとすると競合他社を認めることになるし、そもそもクライアントからするとそれが本当に俯瞰した立場から来るものなのか納得性が乏しいと思っていたからです。それで金融機関以外でそのようなサービスを提供しているところはないか考え始めたのがひとつのきっかけです。

―転職先としてPrivateBANKを選んだ理由を教えてください。

小島:たまたまなのですが、前職で弊社代表の佐藤を担当してまして、アポイントを取って初めて面談したときに「仕事おもしろい?」と質問されたことをきっかけに、金融機関勤務の中でギャップを感じていることやこれまでの経験について話を聞いていただき、その際に、第三者的な立場でPrivateBANKが提供するマルチファミリーオフィスのビジネスについて話を伺いました。ファミリーオフィスは欧米で発達した形態で、事業に成功した富裕層ファミリーが所有する事業や資産を積極的に経営・保全・運用し、そのファミリー専属で永続的な発展を目的として運営されるプライベートな組織です。

私は特にマルチファミリーオフィスが1つのファミリーに限定せず、専属にならずに複数のファミリーにサービスを提供することで、より第三者的な立場で運営されているということ、そして、マルチファミリーオフィスのビジネスは日本で体系的に確立されていない分野でPrivateBANKがそれを創っていくということに大変共感しました。「関心あるなら受けてみる?」というお話もいただき、2回目のアポイントの際に正式に受けさせて下さいとお願いしました。

「広く浅くではなく、広く深い見識が求められるフィールド」

ーPrivateBANKではどのような業務を担当しているのでしょうか?

小島:ウェルスマネジメント部門に所属し、クライアント担当を担うとともに他クライアントのミドル業務も行っています。金融機関にいるときに比べるとカバー範囲が広く、新しい知見が広がるところもあり、日々刺激的です。

資産管理、不動産、エンジェル投資、資産管理会社の設立、旅行のプランニングetc… 

基本的に担当するクライアントの要望に応じてオーダーメイドでサービスを提供していくため、要望次第で弊社の業務範囲が拡大し、場合によっては新しい部署や子会社が設立されていくという、変化することにワクワクする人にとって非常に面白い仕事だと思います。

―PrivateBANKに転職されてちょうど1年とのことですが、振り返っていかがですか?

小島:まず、クライアントの層が30代~40代と比較的若い経営者で、且つ、ベンチャー・スタートアップから株式上場された経営者の方、M&Aでエグジットされた方が中心です。スピード感のある方が多いため、自分もスピード感を意識して仕事をするようになりました。また、「クライアントのすべての雑務を奪うのが我々の仕事」と代表の佐藤が言うのですが、なんでも仕事を奪うので広い視野で浅い知識かと思いきや、広い視野で深い見識が求められる場面が多く、これまで以上に鍛えられる機会に溢れています。
金融機関を飛び出しても申し分がないフィールドが広がっていました。

「最高のパフォーマンスを出せるよう、演者を支える黒子のような存在」

ーこれからPrivateBANKでどのような仕事をしていきたいですか?

小島:私たちの仕事は、クライアントがプライベートサイドの雑務から解放されて最高に本業に集中出来る状況を作り出すことにあり、私は演者を支える黒子のような存在だとも思っています。クライアントからすると、私たちがいるおかげで最高にパフォーマンスを出せる状態が続くのですが、私たちがいなくなると途端に手が回らなくて困ってしまうような状態までプライベートサイドの仕事を巻き取れるのが理想だと思っています。プロ意識の高いメンバーに囲まれて仕事をする中で最近そういう場面に実際遭遇してますが、本当にレベルの高い仕事だと誇りに思っています。

ー最後に、どんな人にPrivateBANKの新しいメンバーになってほしいですか?

小島:謙虚さを持っている人、何が可能か?を起点に物事を考えられる人。クライアントとのコミュニケーションだけでなく、他部署やビジネスパートナーなど人を巻き込んでコミュニケーションを取りながら進めていく仕事が多いです。そこには謙虚さともに物事を前向きに進めていく思考があると良いと思います。また、組織においても事業においても新しく創っていく場面が多々ある会社なので、これまでの経験にとらわれずに一緒に創っていける方、お待ちしています。

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