ポスドクの僕が基礎研究を経てデータサイエンスの道を志すまで

こんにちは、株式会社PREVENTデザイナーの白濱です。PREVENTでは「Mystar」を中心に重症化予防のヘルステックサービスを展開し、スタートアップ企業の中でも珍しいチャレンジをしています。2018年4月から新たに6名がジョインし、医療業界の明日に向けて日々成長を続けています。

今回は、4月にPREVENTにデータサイエンティストとしてジョインされた戸田拓弥（とだたくや）さんにどんなお仕事をしているのか？お話を聞いてみました。

研究を突き詰めた先に直接自分で世界に発信していけるような実績を積みたいですね。

脳や脊髄、神経細胞などの基礎研究を7年間やっていました。ポスドクの時にデータサイエンティストになりたい！と思い立ちました。そんな時、PREVENTに出会いました。アプリ作成から実際の介入、加えてデータ取得までできるPREVENTほどデータサイエンスにぴったりな会社はないと思い、ジョインしました。

Q1：PREVENTに入る前は何をされてましたか？

生理学研究所で神経細胞の基礎研究をしていました。理学療法士の資格も持っています。

Q2：もともと医学領域での研究者だったんですね…！データサイエンティストを志したきっかけはなんですか？

基礎研究を一通りやってきて、データサイエンスに興味が出てきたんです。僕の思う基礎研究ってのは綿密な実験計画を立てて不変的な原理を明らかにするものなんですよ。データサイエンスの領域はデータを使って、一般的なものだけでなく個別に対応できるような成果を示せると感じています。もっとダイレクトに、研究結果が社会的にインパクトあることをしたいと思うようになりました。

Q3：PREVENTに参画したきっかけはなんですか？

社会的に重要なことをやってるという事業内容に共感した点が大きいですね。その上で研究を突き詰めた先に直接自分で世界に発信していけるような実績を積みたいと思いました。

Q4：主に、どんなお仕事をしていますか？

レセプトという、医療費のレシートのようなデータを解析しています。レセプトを紐解いていくと、個別にどう医療費が変動したのかをみれるのと、今後の予測が立てられる可能性があります。検診データという身体の情報が乗ってるデータと、両方のデータを使うことによって、自分たちがやった介入に価値があるのか？社会的に証明することができます。研究室から直接転職してきたので、勉強させて頂きながらやっています。

Q5：PREVENTの魅力はなんだと思いますか？

データサイエンストとしては、生体情報、レセプト、検診と３つのデータが豊富にある企業はなかなかないと感じています。理学療法士としても、病院で接しきれないくらいの大きな母数に直接影響を与えることができる点にとても魅力を感じました。

Q6：メンバーにとっての魅力はなんだと思いますか？

僕のように、手を上げたらやりたいことをやらせて頂けるところですかね。社員のキャリアへの理解があると思います。あと、社員が何かを学ぼうとする姿勢がある社風だなと感じています。たとえば時々お昼に社内セミナーを開くのですが、みんな積極的に参加してますし、普段の雑談からお互い医療の知識をフランクに教え合ったりしていますね。いろんな経歴の多種多様な社員が居るなか、お互い多様性を認めあっているところは特にいいな、と感じています。