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昨日に引き続きまして、信頼関係の話をもう少し。

昔、エジソンか誰かが、お父さんが大事にしていた盆栽を壊してしまい『それ、やったの僕でーす。えへへ。』と言ったら怒られずに心配された、という話があったと思いますが、このように『失敗そのものよりも、正直に言わないことの方が罪が重い』とされる話は数多くあります。

これは『仲間に対してトラブルを正直に言わない』ということが、チーム全体の大きなデメリットになるからですね。

本当はトラブルがあるのにそれを仲間に言わなければ準備や対処が遅れます。

なんらかの活動を行っていれば、必ず偶発的なトラブルというのはあるものですが、被害を最小限に食い止めるためにはそれをいち早く仲間に伝えるということがもっとも重要で、逆にチームリーダーはトラブルを報告しやすい雰囲気作りをしていかなければなりません。

厳しいだけのリーダーが率いるチームというのはなんとも脆いものです。

それと、これは見落としがちなのですが、逆にそっと抱えている『いいこと』もチームで共有しなければいけませんね。

これは「いいことはシェアしてみんなで喜びを分かち合おう!」という話ではなく、いやそういう会はあってもいいというか是非それをネタに飲みたいのですが、ではなく、強力な火力、戦術、戦闘スキルがあるにも関わらずそれを仲間に言わないというのは、なにか腹に一物持ってるのではないかと信頼されなくなってしまいます。

信頼関係があれば組織は10倍強くなり、ないと個人のスペックを足し合わせたよりもずっと弱々な集団になります。

そしてそれはチーム全員の意識的な活動があって始めて維持できると思いますが、ゴミ捨ての時間になりましたのでこれにて。