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飲食は成長業界?HR企業が取り組むべき飲食業界の課題を調査してみた件。

こんにちは!食リクチームの西野です。

私は昨年10月から飲食企業向け採用支援サービス「食リク」の新規立ち上げにジョインしました。11月に私と上司の2人でサービスをリリースしました。リリース後は右肩上がりに実績を積み、今年は前年比800%のサービスを目指して爆走中です!中核メンバーとして一緒に走っていただけるメンバーも絶賛募集中です!

でも、なぜ今飲食業界?と思われる方も多いと思います。飲食業界に対してあまりプラスなイメージを持っておられない方も多いかもしれません。なぜ「今」人材会社として飲食業界の支援に新規参入したのか、私たちの考えをお伝えできればと思います。

そもそも食リクって何?

食リク(食×リクルーティング/採用)は、飲食業界の採用課題を解決するためのサービスです。「飲食店が潰れない世界を作る」を目指すインターネット企業のfavy社と一緒に、第一弾として私たちが元々ノウハウのある人材紹介事業から始めました。今はメディアや企業ごとにカスタマイズした形で運用できる広告サービスなど、新しいサービスも随時生み出しています。

※参考に:
・飲食業界で転職したい方の登録サイト:https://recruit.shokuriku.jp/lp001/
・飲食店の想い・働き方を伝えるメディア:https://shokuriku.jp/

飲食業界での仕事が<夢のある仕事>であってほしい

飲食業界での仕事って、どんなイメージですか?立ち仕事できついとか、長時間労働にも関わらず給料が低いとか、マイナスのイメージをよく聞きます。でも実際に働いている方って将来飲食店を経営したいとか、世界に日本食の良さを伝えたいとか、こんな料理・空間を提供してお客さんに喜んでもらいたいとか、<夢>を持っている方が多いように感じています。ただ日本の飲食業界はまだまだ、給料や時間など欧米諸国の水準に追いついていない点が多いとも感じています。日本のシェフ(料理長)は平均年収が500万円前後と言われていますが、アメリカやヨーロッパだと有名レストランのシェフは平均年収が1000万円越すとも言われているんです。日本も実力のある人材がもっときちんと評価してもらえる仕組みを用意すべきですし、そうしないと人材不足の解消は勿論、優秀な人材は育っていかないと思います。すぐに業界を変えるのは難しいですが、採用支援をする立場でこういう飲食店を少しずつ増やしていくことがミッションです。

飲食店(飲食企業)が<想い>を正しく伝えられるプラットフォームを作りたい

飲食店の採用手法は、これまで主流はリファラル(社員や知人からの紹介)や求人媒体が主でした。飲食店は店舗ごとに「こういうお店にしたい」「こういうお料理を提供したい」という、オーナーや社員の想いが色濃く反映されているものだと思います。ただ、それをきちんと伝えられている企業はすごく少ないと感じています。リファラルだとこういった情報はあまり把握せずに入社する方が多いですし、求人媒体では休日や給与など条件比較になりがちです。前述の通り、求職者側は(条件を重視する方もいますが、それ以上に)その企業やお店のビジョンを重視する方が多いです。飲食店の想いをきちんと伝えること、そして求職者がきちんとそれを把握して企業を選べること。これがもう一つのミッションだと思っています。


あえてこのタイミングで飲食業界向けのサービスに参入した理由

飲食業界が人手不足だというのは、言うまでもないと思います。飲食店のうち、正社員だと5割、非正規だと7割が、人材が足りていないと回答しているデータもあります。一方で、飲食業界がどれだけの大きなマーケットか知っている方はどのくらいいるでしょうか。飲食業界の国内市場規模は約25兆円。中食業界も7兆円の市場規模にまで成長しています。広告・マスコミが約13兆円、物流や電力業界でも20兆円規模ということを考えると、すごい規模ですよね。世界的に見ても、日本の飲食企業2社がトップ10に入っているなど、有力企業が多いんです。

こういった事実がきちんと知られていないから、人材が集まらない。人材が集まらないと競争が起こらず、給与が上がらない、労務環境が改善しないのだと思います。私たちは飲食業界や企業の現実をきちんと伝えることで、このスパイラルを改善できると考えています。だから、今私たちが飲食業界向けのサービスに参入する意味があるのです。

favyとの協業でより良いサービスを提供できる

食リクを一緒に運営しているfavy社は、WEBマーケティングに強みを持つ会社です。3年で70%の飲食店が潰れていると言われる中、「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」をビジョンにデジタルマーケティングの専門家と食の専門家が集まり、飲食店の集客支援を行なっています。favyの高梨社長と上司の井出が話す中で、飲食業界の採用に対して同じ課題感を持っていたことから協業が進みました。favyが「飲食業界で働きたい人」を集め、私たちがキャリア形成のご支援をする。企業に対しては、favyが(来店する)お客さんの集客、私たちが採用をご支援しています。私たちは業界を良くしたいと思っていますので、採用にとどまらず包括的にご支援できるというのが必須なのですね。favyの知見やノウハウ、私たちの知見やノウハウを合わせることで、そこに近づくことができると考えています。

サービスの全国展開、組織の拡大・・・さらなる変化が待っています!

今のチームを一言で表すと「動物園」。よく聞く表現ですが、本当にそれに尽きます(笑)人柄からバックグランドまで様々なメンバーが集まっています。ただ一つ全員に共通しているのは、「変化を楽しめること」。結局新規事業って、泥臭いんですよね。華やかなイメージがある方もいるかもしれませんが、地道にコツコツ、非常に体力のいる仕事だと思います。ただ、経験できる仕事の幅や日々前進することの楽しさは、他では経験できないこと。今年度は食リクを大きく展開していく予定で、全国展開、メンバーの増員など、更なる変化が待っています。まだまだ立ち上げ期の私たちのチームに、中核メンバーとして飛び込んでみたい方、そしてビジョンに共感してくださる方、是非気軽に遊びに来てくださいね!

※食リクチームを含めたビズオプ統括のメンバーです。

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