こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン（以下、パクテラ）の採用担当です。

パクテラは、グローバルで４万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカー、通信業など様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。 

今回は、関西オフィスにフォーカスし、産業事業開発部 副事業開発部長 兼 中部・関西開発部 部長 中川 丈広（なかがわ たけひろ）さんにインタビューしました。関西オフィスで手掛けるプロジェクトや今後の展望、カルチャー、求める人物像について語ってもらいました。後半では関西オフィスのイベントの様子をレポートしています。

ぜひ、最後までご覧ください！

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業務スペシャリストとオフショアの技術力を強みに、クオリティの高さで顧客との信頼関係を築く

ーー 関西オフィスで手掛けているプロジェクトについて教えてください

関西オフィスは大阪にあるのですが、関西圏の企業に限らず、東京や名古屋、九州まで幅広いエリアの顧客と取引があります。

業界もさまざまですが、現在は製造業向けの基幹システム、販売管理から受発注管理、在庫管理、会計管理といった一連の業務系システムの開発をメインに手掛けています。最近では、IoT技術やAIを使って、デジタルデータを元に業務管理を行う“スマートファクトリー”と呼ばれる、工場の開発も行っています。

製造業だけでなく、メーカーのアプリ開発や、同じくAI、IoT技術を活用した取り組みなど、多様なプロジェクトが進行中です。

現在関西オフィスに在籍するメンバーは40名弱で、各々が開発のフロントに立ってお客様とやりとりをしています。実際の開発自体は中国側のオフショアのメンバーと行っているため、オフショアを合わせると規模的に大きな案件も多くあります。

ーー 関西オフィスの強みは、どのようなところにあるとお考えでしょうか？

顧客の業務を深く理解できるスペシャリストが揃っていること、またオフショア開発による高い技術力と、開発費を抑えられるコストメリットがあることです。

また、関西圏で上流から下流まで一貫して開発ができることも、他社と比較した際の強みです。実際にお客様からも、コミュニケーションロスの少なさや、クオリティの高さを高く評価いただいています。

今後も、強みである業務スペシャリストを増やすため、経験者の採用に力を入れており、若手メンバーの育成にも注力しています。

ーー 他の拠点との交流はどのように行われていますか？

産業事業開発部は、東京（本社）と大阪（関西オフィス）と名古屋に拠点があり、名古屋は関西オフィスの管轄になっているため、管理者はおらずメンバーのみが在籍している状況です。

東京とは頻繁に状況を共有しており、必要に応じてメンバーの行き来も行われていますし、最近はリモートワークが可能なため、一緒にプロジェクトに入ることも多いですね。

また、パクテラのオフショア拠点である大連からの出張者も多くいます。反対に、関西オフィスから大連にも、若手メンバーの一人が、来年３カ月ほど長期出張する予定です。ある企業の保守案件が決まり、オフショアメンバーと直接やりとりしながら、スペシャリストとして技術的なスキルを磨いてもらうことが目的です。

スキルアップの意欲が高く、メンバー間で学び合うカルチャーがある。充実したサポートの中で、スペシャリストを目指せる

ーー メンバーの交流や育成に関して、関西オフィス独自の取り組みについて教えてください

月１回、全体会議としてメンバー全員が集まる共有会を実施しており、その際に懇親会も開催して、楽しく話す機会を設けています。

それから、スキルアップに熱心で交流を好むメンバーが多いので、メンバー同士お互いに声を掛け合って自主的な勉強会もよく開催しています。プログラミング言語の勉強会は頻繁に行われていますし、中国からのメンバーが来日した際は、中国語と日本語を教え合うというような機会も自然発生的に設けられています。

また、関西オフィスにも「社長のおごり自販機」（社員が二人セットで社員証をかざすことで、１日３本まで無料で飲み物を購入することができる）があり、よく利用されています。自然とコミュニケーションが生まれることも多いので、ありがたいですね。

ーー キャリアアップ、スキルアップのサポートはありますか？

会社の評価システムに沿って、年１回、期初である年始のタイミングでメンバーの目標を確認しています。その内容を踏まえ、個人の目標をなるべく叶えられるプロジェクトにアサインするようにしています。

スペシャリストを目指すメンバーが多いので、会社の補助も利用しながら資格取得の推進も積極的に行っていますし、スキルアップに関しては、社内のTeamsでグループが作られており、活発に情報交換が行われています。

営業力・組織力を強化し、毎年２桁成長を目指す！ 大型案件やAI開発など、やりたいことに携われる環境

ーー 今後の事業の展望について教てください

現在、３カ年の計画を策定しているところですが、最低限、毎年２桁成長ができる組織を目指しています。事業拡大に向け、業務スペシャリストメンバーの充実、オフショアを含めた高い技術力という二つの強みを武器に、今後の柱となる事業を見極め、拡大していくための方向性を検討中です。

さらにもう一つ大きな目標に、一つのサービス、一つのツールとしての、パクテラ独自のソリューション開発が挙げられます。このソリューションをベースに、顧客に合わせカスタマイズして展開していくことができれば、我々が持っているノウハウをよりスピーディに、より多くの顧客に価値として提供できると考えています。

ーー 組織の課題についてはどのようにお考えでしょうか？

核となる事業を作っていくための営業力です。営業部隊のみならず、技術メンバーにも営業的な視点が求められています。技術メンバーも、既存案件の中での事業拡大や、取引のあるSler企業を通じた横展開ができれば、営業メンバーは新規案件の獲得に注力できます。

そういった意味で、営業メンバーと技術メンバーの両輪で、事業拡大のチャンスを狙っていきたいと考えています。

ーー 求める人物像について教えてください

お客様に頼られ、実績を作ってきた方です。「あなたと仕事がしたい」と言われるほど、顧客と信頼関係を築いてきたキャリアを持っている方を求めています。

それから、自分の強みを認識していて、今後やりたいことが明確にあるかについても重要視しています。実現したいことが明確であればあるほど、キャリアを真剣に見据えていて、成長を期待できるからです。

大型案件に関わりたい、AIの開発に携わりたい、という希望があるけれども、今の環境では実現できないといった方には、チャレンジしていただける環境を用意しますので、ぜひ、意思のある方のジョインをお待ちしています！

月１回の全体会議と、Pactera Dayの様子をレポートでご紹介します！

ここからは、９月27日に実施した全体会議の様子をご紹介します！ 関西オフィスでは、月１回の頻度で、メンバー全員が参加する全体会議を独自で開催しており、業務報告に加えて、各自が案件や勉強会で得た情報を交換し、ナレッジ共有や技術についての検討会を実施しています。

この日はReact講習会の報告をはじめ、AWSサミット（講習会）の実施について、また生成AIの活用について活発に議論が交わされました。

まずは、クラスメソッド社が開催するReact講習会に参加した若手メンバー４名から、それぞれ、学んだ内容について発表が行われました。情報の共有を受け、ベテランメンバーからは「こんなことにも展開していけそう」と活用方法についてさまざまな提案があり、中川部長からも、講習会の参加メンバーの一人に向けて、「以前、チャレンジしたいと言っていたことにも活かせそうだね」と、具体的にアドバイスする場面もありました。

またこの日は、懇親会（Pactera Day）への参加のため関西オフィスを訪問していた小早川代表も全体会議に参加。高度生成AIについて、専門的に学ぶメンバーからの情報提供を受け、代表から活用方法についての質問があり、メンバーと活発に意見交換する姿が印象的でした。

そして最後に、“Pactera Day”の様子をご紹介します！ ”Pactera Day”は四半期に一回行われ、その四半期内に入社したメンバーと長期勤続者に集まってもらう人事部主催の社内イベントです。通常は全体会議の後に懇親会を開催していますが、先日、台風の影響でPactera Dayが延期となってしまったため、この日の開催となりました。

小早川代表からの乾杯の挨拶でイベントがスタート！ わきあいあいとした懇談タイムの中、勤続メンバーの表彰が行われ、それぞれに記念品が贈呈されました。

その後、５名１組のチームに分かれてジェスチャーゲームを開催！ 「大谷翔平」のお題に、「野球」「ホームラン」と回答するメンバーが多く苦戦する場面もありながら、大いに盛り上がりました！

いかがでしたでしょうか？ 関西オフィスは情報交換も活発で、チーム全体で盛り上げていこう！というあたたかい雰囲気があります。次回は、関西オフィスの若手メンバーの対談インタビューの公開を予定しています。関西オフィスに興味を持ってくださった方、ぜひ採用ページよりご応募ください！