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【通信流通事業開発部 対談インタビュー】 常に “期待値を超えるバリュー” を――。製造業、保険業に続くパクテラ第三の軸を開拓!
こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。
パクテラは、グローバルで4万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカー、通信業など様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。
今回は、通信流通事業開発部にフォーカス! 通信流通事業開発部全体を率いる執行役員 事業開発部長の金 浩(キン コウ)さん、金さんのもとで事業開発1部部長を務める川島 智郎(かわしま ともお)さん、製品開発推進部部長を務める西村 紘輔(にしむら こうすけ)さんの対談インタビューをお送りします。
3人に各プロジェクトの内容や今後のビジョン、パクテラの強みなどを語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!
顧客それぞれのニーズに合ったソリューションを一気通貫で提供!
―― みなさんの自己紹介をお願いいたします
金 私は2003年、新卒でパクテラ大連に入社しました。大学の専攻は “産業デザイン” という美術系学科でしたが、当時は中国へのオフショア開発ブームで私自身もITに興味を持っていたんです。2006年、日本法人の副社長に誘われ来日。当初は日常会話もままならなかったのですが、業務に当たりながら独学で日本語を習得しました。大手SIer向けのプロジェクトで官公庁や建築系のシステム開発を担当したのち、大手ITコンサル企業向けの案件に移り、主に通信系顧客のプロジェクトを11年ほど手がけています。
川島 私は大学卒業後、SIerでネットバンキングのシステム構築など金融系事業を担当しました。前職とは異なるダイバーシティな環境に飛び込んでみようと、2012年、パクテラに転職。しかし入社してみると、パクテラの中国籍メンバーの価値観や考え方は意外と日本式。グローバル企業だからといって、必要以上に力む必要はありませんでした(笑)。
入社後は、金とともに大手ITコンサル企業向けの案件で通信系の事業を拡大。その後、新卒採用やBP窓口、HRなどバックオフィスを手伝っていましたが、金が統括する通信流通事業開発部で新たに通信業のプロジェクトを立ち上げることとなり、事業開発第1部の部長として参画しました。
西村 私は大学卒業後、ITベンダーに入社し主にカーナビの開発に従事しました。その後、車載システム会社でアカウントマネージャーを経験。2016年、スカウトを受けてパクテラに加わりました。
パクテラでは車載ビジネス事業の立ち上げを担当し、3年で軌道に乗せることに成功。さらにデジタルソリューション業務と並行しながら、自社プロダクト『cineonhub(シネオンハブ)』の開発をリードしました。今年の組織変更により、通信流通事業開発部に入ることとなり、製品開発推進部の部長に就任しました。
―― まずは金さん、通信流通事業開発部全体の概要について教えてください
金 私たち通信流通事業開発部では、大手通信キャリア企業を主軸に流通、証券、小売など25社を超える顧客にサービスを展開しています。上流設計から開発、テスト、運用保守、システム構築まで一気通貫でサービスを提供することを特徴としています。
組織の構造としては、事業開発1部と2部、製品開発推進部、開発管理部の4つに分かれており、事業開発1部は川島が担当で、主に大手通信キャリア企業からプライム案件を受注しています。事業開発2部の部長は私が兼任しており、主に大手SIerと組んで通信、産業、EC業界にサービスを提供しております。
また、西村が担当している製品開発推進部では、自社プロダクトの研究開発と事業化をメインとしています。加えて流通系の顧客に対して運用業務を行っています。
4つ目の部署、開発管理部は中国にあり、システム開発を統括管理する部署です。開発管理部には20名ほど在籍していますが、コーディングなど実際に手を動かす工程はSCC(Solution & Capability Center)という専門組織が担当。SCCも含めると現在、200~300名が通信流通事業開発部のプロジェクトで動いています。
新技術を取り入れ、迅速なアジャイル開発に対応!
―― では、川島さんが率いる事業開発1部について教えてください
川島 事業開発1部では大きく2つの顧客を軸にしています。ひとつは大手通信キャリア企業で、企業ユーザー向けのポータルサイトの構築を複数手がけているほか、別案件も開拓しています。
もうひとつは、国内最大級ECサイト運営企業です。こちらの案件にも多数のメンバーがチームごとに分かれ、多岐にわたるプロジェクトを手がけています。
―― 部門を運営する上で、強く、意識されていることを教えてください
川島 私たちは現在、最新の開発言語を用いてクラウド環境で短納期のアジャイル開発を行っています。短期間での大規模アジャイル開発はお客様も慣れていないところがあるので、お客様と充分な意思疎通が図れるかどうかが重要な要素となります。プロジェクトが円滑に進むよう、そこは徹底しています。
また、常に新しい技術、最新の開発手法を積極的に取り入れていくため、技術に明るい人材を集めたい。この2つが今の大きな注力領域です。
自社プロダクト開発だけでなく新たなチャレンジも!
―― 続いて、製品開発推進部についてお伺いします。西村さんには2022年9月のインタビューで自社プロダクト『cineonhub』について伺いましたが、約1年経過して変化はありますか?
西村 『cineonhub』は、2022年6月のサービスインから1年ほど経過しました。この間に導入先も増え、展示会での商談数も昨年比10倍以上と着実に成長を遂げています。プロダクトを作るノウハウが蓄積できたことも、ここ1年の大きな変化です。
しかし最大の変化は、金さんが統括する通信流通事業開発部に加わったこと。製品開発以外にも流通系の顧客開拓に挑戦しており、とてもチャレンジングな環境です。
―― 課題に感じていることはありますか?
西村 製品開発でもそうですが、新規顧客の開拓で最も重要なのは人材。今、製品開発推進部はいわば挑戦フェーズにあるため、自分から挑戦に向けて動く、チャレンジ精神の高い人材を必要としています。
―― 通信事業向けプロジェクトと自社プロダクト開発はまったく別ジャンルのように思えますが、同じ部門で展開する意図とは?
金 確かに、事業系の部門である事業開発1部、2部と製品開発部門は色合いが違います。しかし製品開発の視点が加わることで事業系は新技術を導入しやすくなりますし、製品開発においては事業系の視点が加わることによって品質や機能を高める効果が得られると考えています。異なる2つを融合させるメリットは高いですね。
要望の本質を見極め、よりよい提案を! 自ら動くポジティブマインドを求める
―― では、通信流通事業開発部の強みはどのようなところでしょうか?
金 顧客に対して期待以上のバリューを提供するマインドが、我々の強みです。私はメンバーに、「最低限、顧客の期待を上回るサービス力を提供するべき」とよく伝えています。それには、顧客の要望の本質を捉えることが重要。お客様の要望の本質は何なのか、根本がわからなければより良い提案はできません。メンバーもそれを意識して動いています。
あともう一つは、“マネジメント力” や “お客様コントロール力” ですね。これがあるからこそ、大型案件を安定化させることができるのです。これらが、私たち通信流通事業開発部が選ばれる理由だと考えています。
―― 通信流通事業開発部のメンバーに特徴はありますか?
金 よく他部署のメンバーから、「尖っている人が多いね」と言われます。言い換えれば、プロジェクトに対して熱いこだわりがあるということ。そういう人たちの塊ですね。
川島 西村が話したように、“自ら動く” という資質を持つメンバーが多いです。指示されたことだけをやっていたら、金が掲げるようなバリューを提供することはできませんから。自ら考えて積極的に動いていると、まわりには「尖っている」と見られる、ということなんでしょうね。
―― みなさんの最終的な展望や目標を教えてください
金 パクテラは設立当初から製造業向けと保険業向けを大きな事業の柱としてきましたが、通信業を3つ目の主軸として成長させるのが私のミッションです。今年の組織変更で、通信流通事業開発部は前年の3倍規模の組織となりましたが、新たに加わった業務もこれまでと同様、太く長く進めていきたいですね。また、パクテラが中国の金融系顧客向けに作ったITソリューション “ORIGIEN” を日本でも活用すべく、率先して証券系の顧客に提案活動を行っていきたいと考えています。
川島 同じく、私たちは通信業をパクテラの第三の軸にしたいと開拓を続けています。もちろん、ECサイト運営企業のプロジェクトでも存在感を拡大していきたいですね。
西村 引き続き、会社にとって軸となる自社プロダクトを作りたいですね。独立独歩でさらなるヒットプロダクトを生み出したいと考えています。
―― 最後に転職志望者に向けてメッセージをお願いします!
西村 現在、通信流通事業開発部には日本や中国はもちろんアメリカ、ドイツ、ウズベキスタン国籍のメンバーがいます。ITエンジニアのほか、AI専門のデータサイエンティストやデザイナーも在籍し、多様な文化、言語、技術に触れることのできる環境です。
そんなカルチャーを楽しめる方、そして失敗しても落ち込まず、次に活かせるようなポジティブマインドを持つ方を求めています。
いかがでしたか? 通信流通事業開発部の “挑戦力 ”と “安定感” を感じていただけたのではないでしょうか!パクテラに興味を持ってくださった方、一度お話してみませんか? ご応募、お待ちしております!