こんにちは。
パック・エックス大阪支店の竹中です。

今回はキャリアコンサルタントについてご紹介いたします。
キャリアコンサルタントとは学生、求職者、在職者等を対し、職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職です。
このキャリアコンサルタントですが、現在は国家資格になっており、日本にはまだ3万人程度しか取得者がいない数少ない職のエキスパートです。

そこで今回は社内でキャリアコンサルタントの資格を持っている嶌田さんに資格取得までの道のりをご紹介いたします。

◆キャリアコンサルタントまでの道のり◆
気付けば、11年人材紹介業に携わっています。

皆さん、キャリアコンサルタントと言うとどんなイメージを持たれますか？人生に携わる仕事でやりがいがありそうとか、人の為になる仕事という印象を持たれるのではないでしょうか？
新卒者の方々の面接時に尋ねると大半は同じような返事を頂けます。その実態は…11年間携わる者の意見としてもその通りだと思います。

ちなみに私は人材紹介業をやりたくてこの会社に入ったわけではありません。たまたま初めの部署がキャリアコンサルティング部だったというだけでした。
新卒1年目が社会の先輩の転職支援をするのか？そんな不安だらけのスタートでした。
そこからはただがむしゃらに仕事に取組み、気付けば9年という時が過ぎました。「来年で10年目かぁ。」10年という区切りを迎え、今までのことを振り返り、自分のキャリアというものを考える様になりました。
ちょうどそんな頃、たまたま上司から「キャリアコンサルタントが国家資格になる。受けてみないかと？」と言って頂きチャンスと捉え、受けることにしました。

資格取得のための講義を受けて、これまで先輩に教えてもらっていた事も実はキャリアコンサルティング理論に適っていたということを知れたり、新たな知識を得て自分の仕事に置き換えて使ってみたりしました。でも今振り返るとこの仕事の意義や意味を改めて知る機会になったことが1番大きかったのかなぁと思います。
キャリアコンサルティングは日本ではまだ定着はしてないですが、アメリカ等の海外では古くから定着していて歴史も長いです。
先人達が何を考えてきたのか？なんで他人の転職相談に乗ろうと思ったのか？そんな事を学ぶと、自分は先人達に活かされていて、それを微力ながら後輩に伝えていっているのだなと思い、感慨深いものがあります。
話は少し戻しますが、講義を受けた中で一つ胸に刺さっている言葉があります。それは「スキルはどこでも普遍的に通用する能力、テクニックは会社の中で教育され培う能力」です。これを自分に置き換えると、先輩達のおかげでテクニックは身に着いていたかもしれませんが、スキルというものはなかったかもしれません。それを補う事が出来たのが、国家資格の取得だったように思います。
エンプロイアビリティ=雇用される価値を上げる。もっともっと上げていかなきゃですね。

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