はじめまして。PPP's株式会社の石山です。
カバー写真が赤ら顔で恐縮ですが、実態を包み隠さず載せようとしたらこの写真になりました。
弊社のある浅草は、外国人観光客で溢れ返りイケメンぞろいの人力車夫がひしめく雷門周辺と
家賃問題でゆれる仲見世商店街を抜けた先にある浅草寺だけでその町を9割がたイメージされる
ことがほとんどです。
ただ、それ以外にも中に入って体験しないと面白さが伝わりにくいコンテンツがいっぱいあります。
また、面白い人たちもいっぱいいます。
なので、今回ひょんなことから通じ合った仲間たちを誘い「料亭でのお座敷遊び」を体験して
もらいました。
宴席での飲食やおしゃべりがひと段落したころ、お座敷の時間がはじまります。
こちらは、浅草三丁目にある「割烹 あさくさ」さんのお座敷です。
芸妓さんは踊りをメインとする「立ち方」さんと三味線など音をメインとする「地方」さん
に分かれます。
私は何度か拝見したことがあるのですが、芸妓さん達のあでやかな舞はいつ見ても美しいものです。
男性だけでなく女性が見ていても美しいと感じれるものではないでしょうか。
踊りが終わりますと、いよいよお座敷遊びがはじまります。
写真の遊びは、「とらとら」という今で言うじゃんけん的な遊びです。
虎・おばあさん・槍を構えた武将がいわゆるグー・チョキ・パーとなって踊りと三味線の前奏が終わった後「とらと~ら と~らとら」という合いの手にあわせて虎かおばあさんか槍を構えた武将に扮してじゃんけんぽんします。
ちなみに、
・虎 vs おばあさん =虎がおばあさんを食べちゃうので虎の勝ち
・虎 vs 槍を構えた武将 =武将が虎を退治するので武将の勝ち
・おばあさん vs 槍を構えた武将 =武将の母親がおばあさんなので頭が上がらずおばあさんの勝ち
となります。
負けたら罰ゲームは「罰杯」といってお酒をくいっと飲みまして、飲み干したあとには
「ヨーッ! お兄さんはお強い、イイ男!」って掛け声で締めるので負けたほうもいい気分になります笑
こんな感じであっという間の盛り上がった2時間を過ごした後の記念写真が冒頭の写真のようになるわけです。
芸者遊びって、お座敷で帯をあーれーみたいな変なイメージが先行しがちですが、美しい舞を楽しんだり
芸妓さんの品のある振る舞いを学べたり、お座敷遊びで江戸文化を肌で感じれるという老若男女が楽しめる体験型コンテンツなんです。
お座敷遊びいっしょに体験してみたい、という方は気軽にお声がけください!