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クリエイティブな職場環境と照明色との関係

株式会社オズビジョンでインターンシップをしている「たぐち」です。今回で4回目の記事投稿になります!

今日、ふと何気なく弊社オフィスの天井に目を向けると、ひとつ気になることがあったんです...

蛍光灯が「白ではなくオレンジがかった白色」だ!と。

そこで、照明と仕事における作業効率には何か関係があると仮説を立てました。

私の実体験として、明るすぎる照明環境下では非常に目が疲れるし、パソコンを開いていなくても集中しづらいと感じることがあります。逆に、照明によってはアイデアが出やすくクリエイティバーになれるため、今回は「照明×作業効率」の関係を調べてみました!


太陽のように強い光は脳に刺激を与え、オレンジ灯はリラックス効果を与える

照明の色は大きく分けて3つに分かれます。

①電球色:白熱電球のようなオレンジ色 ②昼光色:青白い白 ③昼白色:自然な白

光の強さは「電球色<昼光色<昼白色」の順で、昼白色が最も強く光る照明になります。
自宅部屋の照明に例えると、電球色の照明は寝室に適しており、文字をはっきり見せる特徴のある昼光色は書斎や勉強部屋に適しています。

光が強いと脳に刺激を与え興奮させるため、太陽のように強い光で脳を活性化させ集中力を高める効果を与えるようです。また昼光色や昼白色のように強い光は緊張感を与えるため、仕事場など日本の会社の大部分では昼光色の照明を用いています。
反対に電球色のような暖色系の照明は脳をリラックスさせる効果があるとされ、部屋の照明などで見ることが多いのです。


昼光色は単純作業に、電球色はクリエイティブな作業に向いている

九州大学大学院の安河内朗教授が行った実験では、「昼光色は単純作業には向いている」、「電球色はクリエイティブな思考に向いている」といった結果がでました。

実験は脳波、心電図、血圧などを詳細に解析したもので、脳波の電圧により光を浴びた時の脳の覚醒水準を図ったものです。(電球色=300K、昼光色=7500K)
① 覚醒レベルを蛍光灯と電球色で比較した実験
結果:蛍光灯の電球色<蛍光灯の昼光色、2倍弱の差
②クリック音を聞かせ、音を聞いてからできるだけ早くボタンを押す、反応速度計測実験
結果:蛍光灯の電球色>蛍光灯の昼光色、0.27秒⇒0.29秒

電球色と昼光色を比較し、昼光色の環境下では脳内が覚醒されるが余分な集中力も加わってしまうため、反応速度実験では電球色の環境下のほうが余分な緊張感がなくなるようです。

つまり、電球色は脳の緊張感がほぐれクリエイティブな発想につながります。一方で、経理作業など緊張感と集中の中で行う作業時は昼光色の照明で行うと効果的に仕事を進めることができると考えられます。

また、アメリカや日本にある外資系企業のオフィスでは、オレンジ色の白熱電球や蛍光灯でも電球色が人気となっています。弊社のオフィスは昼光色でないものの電球色とも言い難く両者の中間をさした色の蛍光灯を使用しており、クリエイティブな発想にも緊張感を持った作業にも向いているようです。


照明は、外部環境による気分転換

このようにシーンに合わせて照明環境を変えることで、作業に対する自身の気持ちの切り替えがおこなえます。自己への言い聞かせなどによる気持ちの切り替えを「内部環境による気分転換」とおくと、これは「外部環境による気分転換」とも言えるのではないでしょうか。
とはいえ、オフィスの照明を急に変えることは中々難しいですよね。


手元の光が電球色なら同様の効果が得られる!

天井の照明を変える事は難しくても、電球色のデスクライトなどで作業スペースを照らすことでも電球色蛍光灯の環境下と同様の「リラックス効果」が得られるようです。

照明で作業効率をあげるポイントは「デスクライト」という点です!自身でデスクライトをON/OFF切り替える事で「緊張感を持った作業」と「発想力を発揮したい作業」とを使い分けることができそうです。
はじめは青白い光で作業をし、煮詰まった際オレンジ色の電球色ライトにに切り替える、など
エンジニアにとってミスなく集中したいコーディング時と要望に対する企画書作成時などクリエイティブな思考を求められる時とで照明を使い分けることもできますし、WEBデザイナーの方にもおすすめです!


【おまけ】社内で照明環境と仕事について調査してみた。

ここまで照明の使い分けで作業効率が変わることを述べてきましたが「実は働いていると当たり前なのでは...」という不安にかられたので、仕事をするうえで社会人はどれくらい照明を意識しているのか社内でヒアリングしてみました~!ちなみに私はまだ学生なので大学講義の試験勉強時に照明環境を気にします。(活字で眠気が誘発されるので、手元が暗くなるとさらに眠気が増すから、という理由なのですが...)

弊社オフィスで働く方を22人無作為で選びヒアリングした結果...
仕事上で照明を気にしている方は、約4割でした!

しかし、半数近くの方が照明を気にしているものの「作業シーンで照明を切り替えることで効率を上げる」という理由ではなく、「暗いと目が疲れやすくなる」ことや「パソコンへの反射を軽減」するためといった理由でした。

株式会社オズビジョンでは、ポイントコマースプラットフォームのハピタスや日常における豆知識などを発信しているキュレーションサイトのLetas(レタス)、想いを今すぐ届けられるギフトサービスのzotoといったWEBサービスを展開しているためパソコンに触れる機会が非常に多くあります。

そのため、作業シーンに合わせて照明を切り替えることで「作業効率があがる」効果だけでなく、強すぎる光や暗すぎる場所など作業に適さない照明環境を避けるといった使い分けで「目の疲れを軽減する」効果も期待できそうです!

■参考文献
「頭がよくなる照明術」著者: 結城未来

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