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何を言っているのか分からない上司と業務を握る方法

こんにちは。淵上です。

当社はコンサルティングの会社であり、役務提供の会社です。

つまり、「お客様のために、ある役務を行う」とか、「上司のために、ある役務を行う」といったことが日常業務としてあります。

お客様のために役務を行う場合(有償=Billable、無償=Non-Billable)であれ、上司のために役務を行う場合(大抵は無償)であれ、


発注者 命令をする  → 受注者 命令を受ける  

発注者 役務を受ける → 受注者 役務を提供する


という形態は変わりません。



僕は大手企業出身です。

僕が居た大手企業は製造業です。

僕が居た頃の製造業では、変化の乏しい社会です。競合もさほど厳しく無く、同じような製品を毎年販売していました。加えて、発注者も受注者も同質性の高い集団(新卒で研修を全員が受けた大卒男性正社員)であり、「上司の命令は絶対的」(強制性)であり、且つリソースは豊富でした。

しかしながら、今の時代、競合変化も激しく、働く人も働く環境や働く目的が異なってきています。
また競合だと思っていなかった企業が突然競合になる時代です。


簡単に言うと、ゲームのレベルが上ったのです。

異質性・・・正社員、派遣社員、バイト、外注、フリーランサー、外国人、LDPG等
物理距離・・同じ場所で働く、異なる場所で働く
異目的性・・正社員で長年働きたい、経験を積みたい、専門的な知識を積みたい、お給料だけ欲しい
非強制性・・上司部下の関係で強く注文できない
有限リソース・・・限られた時間、金額、人員で役務提供しないといけない。


このように、発注者も受注者も異なる異質性の高い人間同士が発注者と受注者となる場合、そもそも同じような人生経験を積んでいる保証はありません。また、飲みニケーションだけで情報伝達をすることができません。


結果、発注者(上司)から後から嫌われないように、最初から行う役務を握っておく必要があります。

その際、下記を聞いておくと良いでしょう。

<受注者が発注者に聞いておく方が良い点>
1,プロジェクト名
2,期日
3,役務内容
4,リソース(人材リソース、費用等)
5,上司の期待する成果(定量的、定性的)

役務提供について事前に上司と握るのはどの業界でも必要です。
しかし特に、(人的役務を提供する機会の多い)コンサル業界、経営企画部等の部門では重要となります。

ぜひ皆様も上司の期待値を最初から理解し、これらの期待値をギリギリでも超える成果を出すように注力してみてくださいませ。


オプティ株式会社 - 国際税務専門ファーム
オプティ株式会社は国際税務の専門ファームとしてスタートしました。世界中の税務ルール、特に間接税周りのルールについて大手企業を中心としてクライアント企業にアドバイスを行ったり税務申告を実施したりしています。 例えば製造業がどの地域で税申告と行うべきなのか、またはオンラインでのデジタルグッズ販売の際はどのような税が掛かるのか、またはこれらの税申告の自動化等を支援しています。 ...
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