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皆さまこんにちは。
株式会社ワンキャリアでマネージャーをしています、石川と申します。
この記事が言いたいことは、「学生の皆さん、私が所属する中途事業ONE CAREER PLUSで長期インターンをしませんか?」です。
上記をお伝えするにあたり整理する必要があったので、これまで各所で繰り返しいただいてきた以下の質問に関してもまとめました。
「なぜマッキンゼーからワンキャリアに転職したのか」
「石川は今何をしていて何が面白いのか」
つまり、私にとってワンキャリアで過ごす面白み、ONE CAREER PLUSの魅力、長期インターンとしてジョインしたら得られるものについてお話を進めますので、よろしくお願いします。
※本記事は、2025年4月に執筆された記事です
目次
1. マッキンゼーを辞めてワンキャリアに求めたのは「より難しい問い」
1-a. 石川の自己紹介詳細
1-b. マッキンゼーを辞めた理由
1-c. ワンキャリアを選んだ理由
2. 業界2位の祖業を超える。ワンキャリアの中途事業のおもしろさ
2-a. 中途事業ONE CAREER PLUSとは?
2-b. 事業におけるおもしろさ:カオスフェーズの難易度と自由
2-c. 組織におけるおもしろさ:優秀な人が物量こなしたら最強説
3. 長期インターン生に求めること・お返しすること
4. さいごに
1. マッキンゼーを辞めてワンキャリアに求めたのは「より難しい問い」
1-a. 石川の自己紹介詳細
改めまして、石川と申します。
1997年新潟県三条市生まれ。
野球部のマネージャーをしていた県立新潟高校を卒業するまで、18年間新潟で育ちました。
卒業後は弁護士になることを目指して、中学生の時から志望していた京都大学法学部に入学。
紆余曲折あり、2019年に新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーという外資系のコンサルティングファームに入社。小売・製造・エネルギー・官公庁・金融・通信など多岐にわたるプロジェクトに従事。プロジェクト外では、新入社員育成, Social responsibility, Women in workplace, Values dayなどのcommitteeを経験しました。
2022年に、学生時代長期インターンをしていたワンキャリアに転職。
社長室にて全社横断での経営関連プロジェクトのマネジメントや、キャリア教育事業ONE CAREER ACADEMYの立ち上げ責任者などを務めました。
現在は中途事業 ONE CAREER PLUSにて、メディアコンテンツ・マーケティング・組織などの領域で、マネージャーとして事業開発にコミット中、という経歴です。
好きなものは魚卵と日本酒と猫、趣味は思考・お散歩・ゴルフ・お笑い・阪神タイガースです。
MBTIはヴォルデモートやムスカと同じ、INTJ (建築家)です。
ストレングスファインダーの上位資質は、戦略性、アレンジ、個別化、最上志向、達成欲、学習欲、収集心、分析志向、責任感、自己確信です。
みずがめ座のO型です。
人見知りですが人好きなので、どうぞ仲良くしてください。
1-b. マッキンゼーを辞めた理由
一言でまとめると、「もっと難しい問いを解いてみたくなったから」です。
コンサル卒業者の話でお決まりとも言える前提ですが、マッキンゼーライフはめちゃくちゃ楽しくて、新卒でマッキンゼーに入ってよかったなと思うことはたくさんありますし、自分に最も「合う」環境だったなと思っています。
むしろ、居心地が良すぎた側面が強いのかもしれません。
包み隠さずにストレートに話しますと、私は元来「私って賢いかも」と思いながら生きてきました。
中学で弁護士を志したのも、「弁護士がもっと賢くて凄腕だったら冤罪事件は起きないはず。だから私は弁護士になるべきだ」と思ったからです。
また、目的志向が強い側面もあります。
京都大学法学部を志望したのは、司法試験の合格率が最も高く、弁護士になれる確率が一番高いと思ったからでした。
新卒就活では「自分の武器だと認識している瞬発的思考力 / 構造化力が社会で通用するレベルのものなのか確かめたい」「難しい問いに取り組んで頭が充実している状態でいたい」という目的でマッキンゼーに入社しました。
ただ、マッキンゼーに入社した後の3年間は、自分のキャリアにおける目的云々より、圧倒的に「クライアントインパクト」「ピープルインパクト」という目的に対し執着し、がむしゃらに働いたのが現実です。
プロジェクトはもちろん、お誘いいただいて参画する数々のプロジェクト外のオフィス活動も、のめりこみました。(新入社員のオンボーディング、採用、女性活躍、Social responsibilityなど)
明確な目的に向かって、自身の考える力を論理的な部分と非論理的な部分それぞれに発揮できる環境は、とても楽しく、ハードワークすらも特にしんどいと感じませんでした (やっていることが楽しいと3~4時間睡眠を2カ月間続けられることもここで学びました)。
そんな形で最初の発射角度が高かったことも相まって、私も他の方々同様、2年目の後半くらいに自分の成長曲線が寝ているという感覚を持ちます。
仕事の進め方が効率化され、かつチームを持ったことで、頭のキャパが余りはじめ、働く時間も短くなっていきました。
がむしゃらに走らざるを得なかったところから脱し、余裕ができてちょっと冷静になった感じです。
整理していくと、結論としては「結局難しい問いを解いているのはコンサルタントではなくクライアントだ」ということに気づきました。
我々は言ってしまえば好き勝手正論らしきものを言う立場で、それを材料の一つとして意思決定をするのはクライアントという構図です。
要は、コンサルの仕事は膨大なリサーチをして「痩せたいなら食事制限をするか運動をするといいことが学術的に証明されているよ」ということを数百枚のパワポでロジカルに伝えることです。
一方で事業会社は実際に期限までに痩せることが求められていて、「食事制限と言いつつ最近の野菜は高いからどう家計をやりくりしようか」「ランニングが最も効果的なのは分かったが外が雨だったらその日はどうしよう」「決められたプランを実行しているが思ったより成果が出ない、いつまでにプランBを打たないといけないだろうか」というあらゆる問いに答える必要があります。
後者の方が圧倒的に問いとして複雑性が高く解くべき範囲が広いので、難しいなと感じたのです。
そしてふと自分のキャリアの志向性に立ち戻った時に、「自分がコンサルで向き合うより難しい問いを解ける環境があるなら、もっと頭のキャパを埋められる。それって超魅力的!」と思いました。
居心地がよく自分に合っていたからこそ、comfort zoneを脱してもっと自分に負荷をかけたい、そのためにもっと難しい問いを解くことが求められる場所に身を置きたい、と考えたのがマッキンゼーを卒業した理由です。
(なんとも生意気ですね)
1-c. ワンキャリアを選んだ理由
大きく2つあります。
1つは、自分のキャリア観点です。
「マッキンゼーに3年間いたコンサルタント」は、転職における市場価値はそこまで高くありません。
事業会社に出る場合、社内コンサル的な仕事をしたくない (=新しい問いが欲しい)となると、いわゆる未経験転職です。
「元マッキンゼー」というタグに対してのみオファーされる機会や年収は、正直割と渋かったです。現実を見ました。
難しい問いを解く立場をもらうためには、自分の客観的なタグ以上に、石川という人間に対してどれだけのプレミアム (投資)を上乗せしてもらえるかが重要でした。
学生時代に長期インターンをしていたワンキャリアから、大幅なプレミアムを上乗せした機会を提示いただけたのは、幸運以外の何物でもないと思います。
代表の宮下さんからは「石川が元マッキンゼーとか興味ない。石川自身に投資する」と言っていただきました (ちょっとはマッキンゼーでの経験にも興味を持ってほしかったのが正直なところです)。
詳細は後述しますが、学生時代のまだ何者でもない時に、強いビジネスパーソンから自分の資質を見抜いてもらえること、そして3年経ってもその資質に投資いただけることは、長期インターンの醍醐味の一つでしょう。
オファーいただいた機会が、当時の自分の身の丈以上だったことが、一つ目の理由です。
2つ目の理由は、「問いの難しさ」です。
常々思うのですが、HR業界というのは、伝統的で巨大な産業でありながら、誰もまだ正解にたどり着いていない唯一の業界なのではないでしょうか。
例えば自動車産業であれば、速い・丈夫など各種の目的に沿った車を効率よく安全に生産するためのラインは研究し尽くされていますし、小売りの店舗の値付けロジックなんかも同様です。
基本的にまだビジネスの正解がない領域が生まれるのは、テクノロジーイノベーションなどによって既存業界のゲームチェンジが起きたときや新産業が生まれたときです。
つまり、非常に稀です。
一方でHRはどうでしょうか。
もちろん数多くの事業者がいて、数兆円の市場規模があると言われています。
にもかかわらず、採用や人材、キャリアに関してペインを感じていない企業や求職者はいないと言っても過言ではありません。
お金を稼ぐ方法はあるが、最適解が見つかっていないという状態だと解釈するのが正しいのではないかと思います。
ことを複雑化させているのは、間違いなく企業や人によって「正解/あるべき」が異なることです。
しかもその「正解/あるべき」は一人一人の人生の中でも変化しますし、社会の情勢によっても変化します。
言わずもがなあるべきを追求するだけでは不十分で、稼げるビジネスでなければあるべきの実現がままなりません。
正直難しすぎる問いです、複雑性が高すぎる。
そんな中で「人の数だけ、キャリアをつくる。」という難しすぎる問いをでかでかと掲げているのがワンキャリアです。
これって、楽しすぎますよね?
2. 業界2位の祖業を超える。ワンキャリアの中途事業のおもしろさ
2-a. 中途事業ONE CAREER PLUSとは?
ワンキャリアは新卒就活領域を祖業としていますが、2021年から中途転職事業を展開しています。
「すべてのキャリアをオープンに。」というビジョンのもと、就活市場より情報の属人化が激しい中途転職市場において、求職者がより能動的に・中長期の観点で・客観的なデータをもとに、自らキャリアを作れる世界を目指しています。
2-b. 事業におけるおもしろさ:カオスフェーズの難易度と自由
IRで開示していないので詳細はお伝えできませんが、中途事業は新規事業としての高い成長角度を少人数で実現することが求められているフェーズの事業です。
事業部はエンジニアを除いて20名弱の規模で所謂スタートアップの30人フェーズ、事業としても第二創業期と言えるタイミングです。
創業10年で、新卒事業であるONE CAREERはユーザーから5年連続で第2位の支持をいただくポジションに到達しました。
ただ、中途採用領域の市場規模は新卒採用領域の4倍ありますので、もちろん我々中途事業への期待は「新卒事業を超えなはれ」ということになります。
結構カオスです。
毎日同じことを続けて安定的に成長していくようなフェーズでは到底ありませんし、そんな角度の成長率を求められているわけでもありません。
だからこそ、「目的のためなら何やってくれてもええで」という自由を楽しんでいます。
時には力技で求職者にテレアポをしたり、原稿を執筆をしたりすることもありますし、年間の事業計画を策定したりコンテンツポリシーを定義したりといわゆる設計部分もやりますし、採用や営業提案もやっています。
この自由が得られるのは、カオスフェーズで求められることの難易度が高いからこそ、規律だったやり方では求められる水準に達しないからだと思います。
しんどい人にはかなりしんどいと思いますし、おもしろい人にはかなりおもしろいのではないでしょうか。
(出典)
・ProFuture株式会社/HR総研 「HR総研×就活会議:2025年新卒学生の就職活動動向調査(6月)【就職活動編】」
・株式会社矢野経済研究所「新卒採用支援サービス市場に関する調査(2024年)」(2024年4月26日発表)における2024年度予測値1,459億7,000万円(サービス提供事業者売上高ベース)。
・株式会社シード・プランニング『転職サービスの利用動向と市場規模予測』(http://www.seedplanning.co.jp /press/2019/2019082001.html)における2021年度予測値。
2-c. 組織におけるおもしろさ:優秀な人が物量こなしたら最強説
私がワンキャリアで長期インターンをしていたのは2018年~2019年頃なのですが、当時ワンキャリアは社員が30名くらいでした。
伝え聞くところによると当時のワンキャリアは「ロジカルサイコパス」と評されることがあったそうで、頭のいい人たちががむしゃらに物量をやる集団、という見られ方だったといううわさ。
長期インターン当時の私はその雰囲気がとても楽しくて、「馬力で押し切れー!」ではなく「目的は何なの?」「やるべきことフルスピードでやれてるの?」という本質に妥協しないことが求められる環境が好きだったのを覚えています。
今のONE CAREER PLUSは、当時のワンキャリアとさほど変わらない組織規模で、思考にも物量にもフルコミットし、本質に妥協しないコミットメントが求められるフェーズです。
優秀かつ物量をこなすメンバーと、ミッション実現・事業成長という同じ目的に向かってまい進できる環境は、この事業フェーズだからこそ味わえる青春なのではと思います。
3. 長期インターン生に求めること・お返しすること
そんなONE CAREER PLUSでは、長期インターン生に事業を支えてもらっている側面が多分にあります。
まだ社員数も多くないので、長期インターン生に通常社員が持つようなKPIを持ってもらうこともありますし、お渡しする仕事も突発的かつふわっとしたものが多々あります。
その反面、「事業開発」というワードから連想するようなキラキラした新しいお仕事ばかりかと言われると、泥臭い側面の方が大きいのも事実です。
そんなONE CAREER PLUSの長期インターン生に求めることは、「事業への圧倒的なコミットメント」です。
正直に申し上げると、ONE CAREER PLUSでは今マネージャーの私が直接インターン組織のマネジメントもやっているので、空き時間でバイト感覚でやってもらうお仕事をご用意できる状況にありません。
ですので、毎日オフィスに出社して社員ばりにコミットしてもらうことで、通常は社員に渡すようなお仕事をやってほしいな、と思っています。
また、この「事業への圧倒的なコミットメント」は、上記のような物量だけに関わらず、事業主眼で物事を考えられるかという観点も含みます。
要は、事業成長という同じ目的に向かってほしいという話でして、そりゃ働いていたらこの仕事しんどいなとか合わないなとか、タスクベースでは好き嫌いがいろいろ出てくると思います。
やってもやっても数字成果につながらず、どうしたらいいんだー!となることもあると思います。
ただ、事業成長に直結しないお仕事をやっている余裕がないフェーズの事業部だからこそ、皆さんのお仕事は確実に事業を支えます。
ですから、スナップショットでの感情でモチベーションが上下したり、自分の周りの他トピックに目移りしたりすることなく、ONE CAREER PLUSの事業成長に一緒に長い目線で取り組んでもらうことを求めます。
そして、長期インターン生の皆さんに私たちからお返しするのは、「あなたの成長へのコミットメント」です。
貴重な学生時代をワンキャリアで過ごすと決めていただいたからには、我々も皆さんが成長するようコミットします。
社会人としての仕事の進め方や成果の出し方に関する成長はもちろんですし、あなたという人間を理解しキャリアの解像度を一緒に高めることに時間と頭を使います。
ワンキャリアは創業初期からずっと学生インターンとの相互コミットメントに事業を支えられてきたと言っても過言ではありません。
だからこそ、長期インターン経験者が他の会社に就職し、ワンキャリアに出戻り転職してくる事例が、役員レイヤーのメンバーや私自身も含めてたくさんあります。
私が当時の社員にしてもらったように、妥協なく皆さんにコミットしますので、安心して事業にコミットいただけたらと思います。
4. さいごに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
実は、いろいろと書いたのですが、ONE CAREER PLUSで受け入れられる長期インターン生の数は多くはありません (数人程度です)。
この事業フェーズ、組織カラーで、社員と膝詰めで新規事業にコミットできる機会は、めちゃくちゃ稀有だと思います。
その機会に圧倒的にコミットしたいと思ってくださった方は、是非一緒に事業を作りましょう。
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※時期やポジションにより募集中でないことがあります。ご了承ください。
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