ミッションに「未来の歯科体験を生み出す」と掲げるOh my teethの提携クリニックで働くメンバーは、いったいどのような理由でメンバーになり、現在どのように働き、ミッションの実現を目指しているのでしょうか。
Oh my teeth提携クリニックで歯科衛生士として働く倉田さんは、自身が歯科矯正によって「自信を持って笑えるようになった」経験を持っており、歯科矯正が持つ価値を伝えるために歯科衛生士になったそうです。
フリーランスとして自らの働き方をアップデートする倉田さんにとって、常に変化を続けていくOh my teethは、「自分にぴったりな環境だった」といいます。
倉田さんは、こう語ります。「歯に関する悩みを抱えた当事者であるからこそ、患者さまの気持ちが痛いほど分かる。だから、悩みを悩みのまま放置させたくないんです」。
常識にとらわれない発想で、患者さまに笑顔を届けていくOh my teethの日常を、倉田さんがメンバーになるまでの経緯と併せてお届けします。
歯並びに悩んだ私だからこそ、伝えられることがある
── 倉田さんはなぜ、「未来の歯科体験を生み出す」Oh my teethのメンバーになられたのでしょうか。
歯科業界の常識にとらわれず、今までにない歯科体験を生み出そうと挑戦する姿勢に共感したからです。
マウスピース矯正を広げて患者さまの選択肢を増やしていくこと、洗練されていてオシャレなクリニックを展開していること。「矯正医院だけれど、ただの矯正医院ではない」ところに強く引かれました。
私自身、以前からビジネスやテクノロジーに関心があり、働き方をアップデートしていきたいと考えていたので、変化を厭わないOh my teethは自分にぴったりな環境ではないかと感じたのです。
── 倉田さんはこれまで、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
中学生の頃にワイヤーで歯科矯正をしたのがきっかけで、矯正専門の歯科衛生士になることを目指しました。もともとは歯並びが悪かったのですが、歯科矯正をきっかけに自信を持って笑えるようになり、その経験を多くの人に伝えていきたいと思ったのです。
国家資格を取得した直後から、矯正専門の歯科衛生士として働いてきました。どの歯科衛生士学校でも歯科矯正分野の知識と技術を完璧に身に付けるのはカリキュラム的に困難なので、歯科矯正の知識と経験を有する歯科衛生士が多く働く環境がベストだろうと、矯正専門の歯科医院に勤めたのがファーストキャリアです。
しかし、多くの歯科衛生士が在籍している分、実践を通して学ぶ機会はそれほど多くありませんでした。
現場経験をたくさん積んで、ゆくゆくは独り立ちしたいという気持ちがあったので、「もっと早く成長したい」と転職。歯科助手が不在で、歯科衛生士と歯科医師で現場を回していた二つ目のクリニックで、ワイヤー矯正やマウスピース矯正の知識と技術を身に付けました。
── Oh my teethは、どのようなきっかけでメンバーになられたのでしょうか。
矯正専門の歯科衛生士として働いていたこともあり、Oh my teethのことは以前から知っていました。
業界のスタンダードを変える挑戦をしていることに共感できましたし、歯の悩みを手軽に解決できるマウスピース矯正も素晴らしいプロダクトだと思っていたので、「歯科業界を変えようとしている組織にはどのような方が働いていて、どのようなユーザーさんがいるのかのぞいてみたい」という気持ちはずっと持っていたんです。
ただ、他の職種の採用枠はあっても、歯科衛生士の採用枠はなく、これといって接点を持つ機会はありませんでした。
しかし、転機が訪れます。
私は25歳でフリーランス歯科衛生士として独立し、現在3年目が終わるタイミングになりますが、2023年の8月頃にOh my teethで歯科衛生士の募集が開始されたのです!
募集を目にし、「Oh my teethのことをもっと知ってみたい!」と思いエントリー。これまでのキャリアや歯科衛生士として実現したい想いやビジョンを伝え、メンバーの一人になりました。
「きれいな歯並び」を諦める人を減らしたい
── Oh my teethで働き始めてから、どのような仕事が印象に残っていますか。
20代の若い方たちに治療を提供できることが、何よりの喜びです。
20代で歯並びに悩まれている方は、きれいな歯並びをすでに諦めてしまっていたり、値段の問題で治療を受けられなかったりする方が多くいます。ワイヤー矯正が前提になっていることも多く、「今さら難しいよね」「高くて受けられないよね」と断念してしまっているのです。
しかし、Oh my teethには「通いやすさ」や「提供価格の安さ」という強みがあるので、他のクリニックと比較して若い方がよくいらっしゃってくれます。「諦めていたけど、これなら踏み出せそうです」と声をかけてもらえるので、それが何よりのやりがいになっています。
私は過去にワイヤーで矯正をしましたが、見た目の観点から、実は途中で治療を止めているんです。それでも自信を取り戻せるだけの歯並びになりましたが、これがマウスピース矯正なら、そうした悩みすら抱えずに済んでいたと思います。
マウスピース矯正はワイヤー矯正とは違い、すべての歯並びを矯正できるわけではありませんが、これまで歯科矯正を諦めていた人たちに選択肢を届けられるのは事実です。
マウスピース矯正はもっと広がるべきですし、通院が原則一回で済むOh my teethなら、歯並びに悩みを抱える多くの人が一歩を踏み出せるはず。歯並びに悩んだ一人として、歯科矯正の素晴らしさ、Oh my teethの素晴らしさをしっかり伝えていきたいなと思っています。
── 「働き方をアップデートしていきたい」という思いは、Oh my teethで実現できていますか?
いわゆる歯科衛生士以外の業務にも挑戦でき、キャリアの幅を広げられていると思います。
業務の至るところにテクノロジーが介入しているので、ITツールを使ってコミュニケーションを取ったり、マーケティングを学べたりと、働き方に振れ幅をつくれているはずです。
エンジニアやマーケター、セールスなど多様な職種のスタッフが働いており、みなさんとの接点も多くあるので、一般的なクリニックで働いていたら知り得なかった情報にアクセスできるのも魅力だと感じています。
そうした経験をしたからこそ、もしこの先の数年間、テクノロジーに触れずに働いていたらどうなっていたんだろう……と考えることも少なくありません。まだ働き始めてから日が浅いので、これからみなさんとの接点を増やして、より多くの学びを得ていきたいと思っています。
また、現在は複数の矯正専門医と連携して、フリーランス矯正専門歯科衛生士として全国各地で活動しています。今後もOh my teethで得た学びを生かしながら、自分にしかできない働き方・活動を継続していきたいです。
Oh my teethを知ってもらう架け橋に
── 倉田さんがOh my teethで働く最大のモチベーションについて、教えてください。
前提として、私は歯科衛生士業務をするために働いているのではなく、「歯科矯正治療を終えた患者さまの笑顔のために」働いています。これは、どの現場に入っていても常に持っているモチベーションです。
そのうえで、Oh my teethならではのモチベーションは、ドクターの円滑な業務をサポートしながら、患者さまに最適なプランをご提示することにあります。
これまでは、クリニックで実施する初回スキャンや処置のすべてをドクターが担っていましたが、現在は治療以外の処置に歯科衛生士が介入し、プランの提示までを行う体制に変化しました。
歯科衛生士がドクターの負担を減らせれば、治療できる患者さまの数も増えます。つまり、患者さまの笑顔が増えていくので、私の最大のモチベーションにつながっているんです。
私は業務委託としてジョインしていますが、「Oh my teethをより多くの人に知ってほしい」という気持ちはみなさんと変わりません。
プロダクトが評判を呼び、たくさんの方に興味を持ってもらえているので、少しでも多くの方の笑顔をつくれるように貢献しながら、クリニックの円滑な運営をサポートしていきたいと思っています。
── 歯科衛生士以外の方は、どのようなメンバーが多く、どのようなモチベーションで働かれているのでしょうか。
患者さまの笑顔のために働いているのはもちろん、代表の西野さんを筆頭に「従来の歯科業界を変えていきたい」という思いを持った人が多いと感じています。
入社した時点でそうしたモチベーションがなくても、月に一度のOh会(メンバーで行うオフ会)でOh my teethの設立背景や、目指している世界を共有してもらえるので、「私も歯科業界を良くしていく一人になれるんだ!」という気持ちになれるのだと思います。
私もその一人で、ジョインした当時より、「業界を変えていきたい」という思いが強くなってきました。まだまだマウスピース矯正は一般的ではありませんし、歯科医師の方にはマウスピース矯正に懐疑的な意見を持つ人もいますが、そうしたネガティブな声も払拭していきたいです。
歯の悩みを「悩みのまま」放置させない
── 倉田さんは歯科衛生士として、Oh my teethのメンバーとして、今後どのような未来を描かれているのでしょうか。
矯正専門の歯科衛生士として、Oh my teeth のメンバーとして、歯に悩みを抱えている方が最初の一歩を踏み出すサポートがしたいです!
Oh my teethでは、マウスピース矯正で治療が可能と判断できる場合のみ、治療を提供しています。もし難しい場合は、提携するクリニックを紹介し、通常価格よりも安い値段でワイヤー矯正が受けられる体制もつくっています。すべての患者さまに対応できるわけではないものの、どんなときも誠実な治療を提供すると決めているんです。
部分矯正で短期間かつ低価格で歯並びを治したいと思うユーザーさんも少なくないですが、それでも全体矯正を提案されてしまったり、部分矯正でも高い費用をかけたりしているケースも一定数見てきました。そうした事例をなくしていきながら、歯科矯正業界全体で、矯正治療をはじめられるユーザーさんを増やしていけたら嬉しいです。
── Oh my teethで働く未来を検討している方に、伝えたいメッセージはありますか。
歯科業界で働く人の中には、私のように歯に悩みを抱え、歯科矯正を通してコンプレックスを解消できたことがきっかけで、現在の仕事に就いている人がいると思います。
みなさんは悩みを抱えた当事者であるからこそ、患者さまの気持ちが痛いほど分かるはずです。
しかし、ソリューションがなければ、患者さまを救うことはできません。でも、Oh my teethなら、悩みを悩みのまま放置させず、患者さまに笑顔を届けられる可能性があります。
初回は無料スキャン体験が可能なので、たとえOh my teethで治療を提供できなかったとしても、患者さまに選択肢を提示することが可能です。それだけでも、歯科業界で働くことのやりがいや意義を感じてもらえると思います。
── 最後に、倉田さんの「理想のクリニック」について、教えてください。
私が理想とするクリニックは、「歯に悩みを抱えている方が、最初の一歩を踏み出すサポートができる!」クリニックです。
歯は、一生付き合っていく自分の資産でもあります。毎日見るもの、毎日使うものだからこそ、多くの人が悩みを抱えコンプレックスを抱えています。
歯のコンプレックスを解決するには、高いお金と多くの時間がかかるというイメージをもつ人がほとんどです。実際、「気になるけど、今は歯科矯正なんてスタートできないや」と諦めてしまう人をたくさん見てきました。
しかし、Oh my teethなら、無料スキャン体験で「どうすれば悩みを解決できるのか」に答えを出せます。くわえて、一般的な歯科医院とは異なりスタイリッシュな空間なので、歯科医院が苦手な人でも足を運びやすいはずです。
誰かに話しにくい悩みでも、少しの勇気があれば大丈夫。私自身、歯に関する悩みを抱えていた一人として、あなたのことを全力でサポートさせていただきます。