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複数の新規事業の立ち上げを担当し創業期を支えたディレクターの挑戦と挫折【ノイン社員インタビュー/マネージャー兼ディレクター】

「スタートアップでディレクターをしている」この一言だけでは”ディレクター”という仕事の面白さは伝わらない。今年6年目を迎えたノインのディレクターは、「何が楽しくて」「何を課題と捉え」「何をしているのか」。

創業メンバーとして第一線でノインのバリューである「とにかく早くやろっ」「あたらしい“あたりまえ”をつくろう」を体現し続けてきたEC事業本部のマネージャー兼ディレクター、佐藤史佳さんにこれまでの歩みや仕事に対する熱い想いを語っていただきました。

EC事業本部マネージャー兼ディレクター 佐藤史佳
横浜市立大学大学院卒業後、エンタメ系の会社にてゲームの運用や広告運用を経験。その後、株式会社Gunosyにて新規事業の広告運用に携わったのち、ノイン株式会社の創業期に3人目の社員として入社。EC事業責任者や6つの新規事業立ち上げを経て、2021年11月より社内昇進としてはノイン初の女性管理職としてEC事業本部マネージャー兼ディレクターを務める。

今の自分を作った「出会い」と「経験」

――前職はどのような仕事をしていましたか

新卒でエンタメ系の会社に入り、ゲームの運用、広告運用をしていました。同期3人で雑務をこなし、1年程運用していたのですが、一体何のためにやっているのかモヤモヤを抱える日々でした。

ですが、メンターに助けられ、成長した場でもありました。

――素敵な出会いに支えられたのですね

何か行動をおこす際、「現状はここ、今できていることはこれ、次のステップにいくには、これができないといけない」と考え、「次に行く時に、何を身につけないといけないか」「これができるようになったから、次はこれができるようになったらいいな」と展開をしていくのが私のビジネスマインドの基盤なのですが、これはメンターからの教えです。

彼がいなければ今の私はないと思います。それくらい、彼の教えがビジネスマインドの基礎になっています。

2社目の転職先「グノシー」でも出会いがありました。他でもないノインの代表の渡部さんです。

プロモーションの業務をもっと極めたいと思いグノシーに転職し、プロモーションの部署に入り、新規事業の広告の運用をしていく中で当時グノシーでフリーランスのディレクターとして働いていた渡部さんに出会いました。一緒にいろんなことをやらせてもらいましたね。

――ノインへ入ったきっかけは何でしたか

グノシーに入社する際は「何か極めなきゃ」と思っていたのですが、経験を積んでいく中で、会話をしながら周りを巻き込んで作っていくことが得意という思いが芽生えはじめました。

キャリアについて渡部さんに相談したところ、「ディレクターという仕事が向いているのではないか、ノインで今開発中のアプリのディレクターをやってみないか」と誘ってもらいました。タイミングが全て合致した感じでしたね。

「やらせてほしい」チャンスがあれば貪欲に食いついた

入社して初めの頃はアプリのリリース準備のためにデータ整備をやっていました。エクセルのシートを見て直して…見て直して…そして直して…とにかく手を動かしていましたね。この泥臭い毎日がスタートです。懐かしいですね(笑)そしてECが始まり、アプリの開発・運用、広告運用、新規顧客の獲得...毎日やることが増え、考えることが膨大に膨らんでいきました。

そんな目まぐるしい日々の中でも、大きな変化は購買機能を追加しECへと踏み出した瞬間でした。自社で商品を扱うようになり私はEC事業の責任者として売上を管理するようになりました。

人数も少なかったので、朝からがっつりと関係者(アプリ運用、バイヤー、営業、SNS)でミーティングを組み、どんなユーザーがどんな買い物をして、単価はこれで、ユーザーがどんな行動を取ってこの購入にいたったかを分析し、報告していました。数字が未達だった場合は、じゃあこんな風にリカバーします。といった説明を毎日重ねて、修行のようでした。

EC運営の責任者として、エンジニアと一緒にUIを変えたり、運用したり、数字も見つつ、商品の発送もしたり…一人でECをきちんと見られるように、渡部さんには厳しく育てていただいたと思います。

6件もの新規事業にアサインされ挑戦し続けた日々。知らないことに挑戦できる環境が楽しい

――特に印象深いことを教えてください

「新規事業」を始める際にいつも先頭に立たせてもらいました。アプリの立ち上げに、ECのスタート、ヘアケアブランド『tioo』のスタート、初のオフラインイベントとして「フェスへのブース出店(SUMMER SONIC 2019)」、コンビニコスメsopoなど、様々な”ノインの初めて”を経験してきました。

初めての自社ブランドとして挑戦した「tioo」は私だけでなく会社としても何も知らない、本当にゼロからのスタートでした。WEBサービスをやってたのにいきなり製造業です。成分に、パッケージに什器、モノをどう作るか、どう売るのか、販路をどう広げるのか...全て1人で担当したので印象深いですね。黙々と単独で作っていたので、少し寂しかったですが、ブランド事業の責任者として良い経験ができました。この時の知見が会社としては今のsopoABURに引き継がれています。

思い出深いのはサマソニへの出展です。このイベントは決まってから当日までが本当に短く、スピード感に目がまわりましたが、自身での成長のポイントになったと思います。

それまでもチームでの仕事はありましたが、どこか「自分一人がなんとかやればいい」と思っていました。はじめて一人じゃどうにもできない巨大なイベント運営を任されたときに「人に動いてもらうことの重要さ・大切さ」に気がつきました。社外の方も含めて30人を超えるメンバーと一緒に働くにあたり、「伝え方」や「どうしたら動いてもらえるか」を考えることが本当に大変でしたね。終わったあとは大号泣でした。

新規事業に携わることで、知らないことに挑戦するのが楽しかったです。チャンスがあれば「やらせてほしい」と手を上げ続けた日々でした。

「プレイヤーとして頭打ちだよ」と言われた日

――果敢に様々なことにチャレンジした佐藤さんのキャリア転換期はいつでしょうか

1年ほど前、「プレイヤーとして頭打ちだよ」と渡部さんに言われました。「これやってと言われたことを立ち上げることはできるようになったけれど、これから先は自分で考えて事業を立ち上げないとキャリアは上がっていかない」と。自分の中では自分が率先してやることが楽しかったし、それでいいと思っていたのですが、年数がたち、状況が変わっていく中でこのままではだめなのだと。”頑張ってやればいい”ではないんだと考えが変わった時期でした。

その中で「自分のチームで何かを成し遂げたい」や「自分の企画がノインのためになったらいいな」と強く思うようになり、コミュ二ティ運営(新規事業)を渡部さんに提案しました。

「この事業がノインにどんな価値があるか」「他社がどんなことをしているか」を調べ、どんな仕様にしたいかの方針を決め、エンジニアとディレクターといろんな人と話をしながら、初めて自らのアイディアで事業を立ち上げていきました。

「私も誰かの良いメンターに」マネージャーとしての挑戦

佐藤さんは2021年11月からマネージャーとして活躍する、社内昇進の女性管理職1号でもあります。

帝国データバンクが全国2万4,285社で、有効回答企業数は1万992社(回答率45.3%)を対象に、2021年7月に実施した「女性登用に対する企業の意識調査(2021年)」によると、「女性管理職(課長相当職以上)比率」は全国平均で8.9%に留まっている状況です。過去9年間の調査の中で過去最高のポイントとなっていますが、政府が2020年までの目標達成として掲げていた「指導的地位に占める女性の割合30%」は未達成となっており、ノインではダイバーシティに力を入れています。

佐藤さんにマネジメントで大切にしていることや、マネージャーという立場から見た「ノインディレクター像」について聞きました。

――キャリアを形成していく上での “課題”はありましたか

プレーヤーとして、があると言われていて、1年ほど前に兼任することになったチームでメンバーからは「(佐藤の兼任によって)チームが良くない方向に変わってしまう」と思われていました。

そこで、どうすれば良いチームになるかどのようなチームにするかを率先してみんなに提案、そして議論してコミュニケーションを取ることを大切にしました。少しずつ自分を理解してもらい、私がメンバー個々を理解していきました。

新卒メンバーの成長が見えたり、寡黙だけれどガッツがある子の姿が見えたり。1年くらいでお互いの見る目がどんどん変わっていって、チームとしてパワーアップしました。

――特にどういった部分を意識しましたか

とにかく優しくですかね(笑)そして、きちんと説明しました。OKですと相手が言っていても、迷いがありそうなら逆に説明したことを説明してもらって、相違のないようにしていましたね。

他には自分も手を動かして、口だけの人ではない、を体現していました。背中を見てくれ、と(笑)仕様の変更が必要で自分で書き直した際、びっくりしたとチームの子に言われました。

――そしてノイン初の女性マネージャーになったのですね。変わった部分はありますか

当時のチームは解体となりましたが、私含めチームメンバー個々の能力がアップしたと思います。そのときのことが認められマネージャーになれた一因だと経営陣からもフィードバックをいただきました。まだまだマネージャーとしては新米なので、ディレクター・プレイヤーとは違う立ち位置に悩んでしまいますね。

また、チームには沢山の人がいるので、動き方などにもどかしさを感じることもあります。けれど、それぞれ得手不得手があるので、その人のことを理解して、そして自分のことを理解してもらうために距離感を大切にしています。

私が新卒の時に良いメンターと出会えたように、私も誰かの良いメンターになれたら嬉しいですよね。女性は特にライフイベントとキャリアが密接に関わるので、サポートしたいとも考えています。

――チームを束ねるだけでなく、役員陣との議論も多くなりますよね

密にやりとりをすることが多い渡部さんは、知識も発想力も自分では考えつかないことを生み出す方で、そのすごさに圧倒されることもしばしばです。これは越えたいと思える、高い壁となる人が近くにいる。成長できる環境にいると思っています。

自分で考えて、自分で発信したことをやれる裁量のあるポジションかつ、成長のできる環境だと思います。任せられるだけでなく、周りもきちんとサポートしてくれるので、そこもありがたいですね。

――ノインのディレクターの特徴はどういう人だと思いますか

「最小で最大を出す」を忘れずに行動しています。どう人を動かして、どこを自分が動かすのか、どうやって目標を実現していくのかを考えるのは大変ですが、楽しい。「挑戦を楽しめる人」が特徴だと思います。あとは、何事も進むのがとても早く、パッとやればパッと結果が出る。だらだらやっていると、その企画は忘れられるし旬ではなくなるので、せっかちな人に向いているポジションかもしれませんね(笑)

ただ、スピード感のある中でもディレクターとしての醍醐味である「相手にどう伝え、どう共に動いてもらうか」をしっかり考え、関わるメンバー全員が納得して進めていけるように動く「緻密さ」も大切だと思います。

――佐藤さん、ありがとうございました!

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同じく女性管理職として活躍しているセールスデザインチームマネージャー伊藤さんの記事はこちら↓

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