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社長が語る経営理念とビジョン ~株式会社日昇 第19回 方針発表内容より~

2018年8月に株式会社日昇 第19期方針発表会が執り行われました。

方針発表会は、1年の振り返りと来期の方針を発表し、新たな気持で新しい1年を迎えるための会社恒例行事です。日昇の決算時期である8月末頃に開催されます。方針発表会の際に行われた、社長の講演の様子を書き起こしたのでお伝えします。株式会社日昇が目指す方向性について、みなさんに少しでも伝わると嬉しいです。

【株式会社日昇 代表取締役社長:髙橋秀典】

最初に司会から紹介がありましたが、本日の方針発表会には、来年度入社する内定者にも来てもらっています。なので、日昇の経営理念の部分からお話します。

日昇の経営理念はこちらです。

満足頂けるトータルコーディネート提案ができる
住生活のプロフェッショナル集団となる

企業にはそれぞれ存在意義があります。

株式会社日昇が何のために存在するかというと「世の中の住生活をよりよく変えるため」です。これはインテリアのような商品だけでなく、建築などを含めた住生活において目指す方向です。

快適な暮らしを追求したい

便利さを追求したい

おしゃれなインテリアに囲まれたい

お客様によって解釈は違いますがそれぞれの希望を叶えられる会社でありたいと考えています。お客様に常に満足していただくためには、サービスがどんどん変化していくことが必要です。

加えて、社是。日昇は理念とは別に社是も掲げています。

自己成長と利他

「利他」とは何かというと、

自分よりも他人の幸せを願って行動するという意味です。人のために行動を起こすと、結果、自分が成長します。自分が成長すると、人のためにしてあげられることが大きくなります。このサイクルが人としての幸せになれる方法だと思っています。

大人になると、ある程度自由が与えられます。やること、やらないことは自分で選べます。ただ、私は成長し続けたいと思っていますので、日昇で働く人にもそうあってほしいと思っています。

これは、できるかできないかではなく、心構えの話です。

成長のためには、会社で許可されたことなら、どんな失敗をしてもいいと思っています。結果がどうなっても、最終的には社長の私の責任です。どんどん挑戦して成長してください。

次に、日昇がこの1年で目指す方向についてお伝えします。

新たな挑戦を行い
大きな「進化」を実現させる

日昇はもともと、建築事業で創業し、当然ながら建築しかしていない会社でした。2007年にECを開始しました。海外からインテリア商品を輸入してみたり、海外にグループ会社を設立してみたり、いろいろな挑戦をしてきました。

今後も世の中の流れに合わせて、変わっていける会社であるべきだと思っています。具体的に、今の世の中がどういう状況にあるかと、会社としてどのようなことをしていくか、説明します。

私たちはどのような時代に行きているか。

「シンギュラリティ」という言葉を聞いたことある人、手をあげてください。数名いますね。

どういうことかというと、2015年に人工知能はネズミの脳を超えました。2023年には人間の脳を超え、更に時が経った2045年には全人類の脳を超え、そのとき、人間の生活に大きな変化が起こると言われています。ターミネーターの世界のようなことが起こるかもしれない。この概念をシンギュラリティと言います。実際に2045年にこのとおりになるか分からないですが、人工知能がそれくらい発達する事実があるということです。

では実際、日昇の仕事がどのように変わっていくか。これはほんの1例です。

カスタマーサポートは、既に中国や台湾はチャットが中心です。日本にもその流れがようやくきて、来月下旬に楽天市場にてチャット対応が始まる予定です。このチャットデータは蓄積され、どのような対応をすればお客様が満足するのかが分析されます。そして数年後にはAIがカスタマーサポートしている可能性は充分あります。

経理の分野でも、作業の自動化がトレンドになっています。例えば銀行からのデータを手入力するのが今までのやり方ですよね。インターネットバンキングというのがありますので、勝手にデータを取り込んで勝手に処理する。

このように、必要であった仕事が自動化されていく時代にあります。

数年後にそういう時代が来ると分かったときに、私たちは何をしなければいけないのか。最初に戻りますが、「新たな挑戦と大きな進化」だと思います。

IoTプロダクト開発という挑戦

今新たな挑戦として取り組んでいることを具体的にお話します。

スマートホームという言葉を聞いたことがある人はいると思います。日本ではまだまだ浸透していませんが、アメリカではスマートホーム化がかなり進んでいます。住宅のあらゆる設備がインターネットに接続されてネット経由で操作・管理できるようになっています。

ネットに接続されているので、どのように利用されているかのデータを集められ蓄積されていきます。AIが判断して快適な住生活を送る手助けをする時代が、しばらくすると来るといわれています。

日昇でもスマートホームを、まずは照明から進めています。日昇で一番売れている「レダ」を、インターネットに繋ぐ商品を開発中です。「TOLIGO」というブランド名で売り出していきます。

ちょうど一昨日、クラウドファンディングサイト「makuake」でプロジェクトをスタートさせました。今後、照明以外でも、デバイスの開発を進めていくところです。

照明の機能だけでいうと、なくても不便はしないものではあります。しかし、スマートフォンだって、最初は好きな人しか使っていませんでした。今では誰もが使うアイテムになっていき、市場が広くなっていきました。そういう商品を目指したいです。

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