1
/
5

ニチノウ新卒レポート!「サゴヤシ」への想い

こんにちは!今回の記事では、2019年4月より新卒として日本農業に加入し、5月早々からインドネシア駐在し、販路開拓に躍動する江原さんをご紹介します!

―ぶれない軸とやりたいこと。サゴヤシで世界を変えたい!

 大学院1年目にトビタテ奨学金で留学+インターンシップとしてインドネシアへ行きました。週末はボゴール農科大学で修士論文を書きながら、平日はインターンシップ先のライフスタイル雑誌/オンラインメディアで取材と営業の毎日。刺激的であっという間に1年が過ぎました。

インドネシアを留学先に決めたのは、父が研究してきた事業を継ぐと決意したからです。父は30年前からインドネシアのサゴヤシという植物の研究をしています。サゴヤシとはヤシの木の一種で、幹から採取されたデンプンを食用デンプン・産業用デンプン・バイオ燃料など多様に利用されている植物です。世界的に見てもサゴヤシビジネス従事者は非常に少なく、アカデミック・政府・ビジネスの3者連携等があまりなされていなかったため、研究者は年々減っている状況です。3年ほど前、父がサゴヤシ学会会長となった際、彼のもとでサゴヤシに関わる人は誰も「本気でサゴヤシで世界を変えよう!」としていないじゃないかと父と議論したことがありました。その時から、誰もいないなら私が人生をかけて父がやってきたことを持続可能なものにしてやろうと決意しました。

―ニチノウとの出会い

 インドネシア留学時代、日本人と会う機会があれば、必ず「サゴヤシ」の話をしており、あっという間に応援してくれる方たちができました。知り合いの起業家や日系企業の社長がメンターのような存在となり、定期的にお会いしてアドバイスをいただいていました。留学終了時日本への帰国直前にメンターの一人に大学院卒業後すぐに起業やビジネスをやるよりもどこかの企業で社会人修行するべきだと言われ、弊社社長の内藤さんを紹介していただきました。「アップルハンター」として本気で日本の農家を豊かにしようとしているとだけ聞き、内藤さんに会いに行きました。

―やりたいことが自分から発信できる日農

 内藤さんには、サゴヤシの夢を伝えた上で社会人として修業したいのだと言いました。「やりたいことがあるのは素晴らしいことだ」と言われたのが印象的でした。日本での就職活動時「サゴヤシ」の話をしてポジティブに捉えられたことはありませんでした。面談後、他での就活を続けながら、試しに日農にインターンとして働いてみて、正社員になるか辞めるか決めてよいと言われました。

インターン自体は、5社目でしたが、日農は他社と全く違いました。基本的に「自分で考えて・自分で周りに投げかけて・自分で動く」スタイル。りんご、貿易、マーケティング知識経験ゼロの私でも、状況に合わせたできること/やるべきことを考えて、業務を進めることができました。このインターンを通して、日農には仕事人として成長できる環境があると実感しました。

インドネシアでのインターン3か月後、入社を決意し、2019年4月から日本農業の正社員となりました。入社後は貿易実務を学びながらインドネシアでの販売促進に携わっています。毎日、先輩のどなたかの時間を割いていただき、社会人基礎や貿易基礎知識、営業や交渉の作法を密に教えていただいています。先輩へ疑問を投げかけるハードルはかなり低く、コミュニケーション頻度は非常に高いです。社内では「1 on 1」という制度があるため、私のメンターとなる先輩方が私の現状を把握し、適宜改善を試みています。

―私から見た日農

入社後最初の2週間は「1 on 1ランチ」という先輩と1対1でランチをする期間がありました。そこでも毎回「サゴヤシ」の夢を話すと決め、12名に伝えました。面白がって話を聞いてくださったり、興味を持ってくれたり、父と会いたいと言ってくれた方もいました。と同時に、日農社員一人一人が何かしらの軸をもっていることがわかりました。

日農には、それぞれ得意な分野で活躍できる環境が整っているため、社員一人ひとりが前向きに輝いています。日農での仕事はやらされているものでなく、自分でやっているものという感覚があるからではないかと思います。また、日々、個々人がやりたいことや困っていることを気兼ねなく発言できる雰囲気があります。これは、なかなか日本の会社にはない雰囲気ではないでしょうか。

Invitation from 株式会社日本農業
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社日本農業's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Shogo Akimoto's Story
Let Shogo Akimoto's company know you're interested in their content