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【インターンインタビュー】東大の大学院生が感じるこのシゴトの好きなところ

ーまずは染森さんのプロフィールから教えてください!

はじめまして、NEXVISIONでインターンをしている染森皓介(そめもりこうすけ)です。現在、修士2年生で大学院では工学系研究科で群知能について研究をしています。

ー 修士2年生ということは、もう就活は終わっているタイミングでしょうか?

いえ、実は大学4年から起業に興味があって、10月から起業準備のために休学しています。研究領域に入ったほうが専門性をもってビジネスを始めやすいんじゃないかと考えて大学院に進みました。

ー 起業!そうなんですね、どんな分野で起業を考えているのですか?

子どもの頃、ずっと宇宙に憧れがあって宇宙飛行士になりたかったんですよ。宇宙開発は今まで政府主導領域でしたが、今は民間企業もどんどん参入していますよね。今後は政府主導から民間主導に変わっていくと思うので、宇宙に関われたらいいなと考えています。12月からはコロナで断念していた交換留学にチャレンジしようかと思っていて、今は起業と留学の準備をしている感じです。

ーそうなんですね!もともと海外志向が強いのでしょうか。

うーん。昔から、というわけではないと思います(笑)でも学部時代はAIESEC(アイセック)というグローバルな学生団体に所属していて、2ヶ月ほどフィリピンで海外ボランティアにも携わっていましたし、英語は特に苦手ではないですね。フィリピンでの経験を通して「自国だけ良ければ他国はどうでもいい」というのはダメだと痛感したところもあって、世界を知る必要があるなという気持ちは強いです。起業も考える中で、グローバル展開している企業には元々興味があったのでNEXVISIONの仕事はすごく面白いです。



思いがけないNEXVISIONとの出会い

ー NEXVISIONのインターンは英語を活かしたいという希望で選んだのですか?

実は、最初NEXVISIONではなく社長の富田さんが経営している別会社(ウィア・エデュケーション)のロボットプログラミング講師に応募したんです。面接の際に、NEXVISIONのビジネスパートナーであるドイツのBlickfeld社のLiDARセンサーの解析業務の仕事があるかも、と教えていただきました。LiDAR技術は自動運転で有名ですが、センサーとしてロボットでの応用もできる技術なので個人的に興味があって、NEXVISIONのインターンもすることにしました。

ー 異色な応募ですね。インターンは初めてですか?

いえ、学部のときにも何箇所かインターンはやりましたし、大学院に入ってからもデータサイエンスの業務委託インターンを半年ほどしていました。ちょうど業務委託インターンが終わるタイミングで新しいインターンを探していて出会ったのがウィア・エデュケーションとNEXVISIONでした。2021年4月からジョインしています。

ー 他にもインターンを経験されていますが、NEXVISONで働いてみていかがですか?

今ってオンラインのインターンが多いじゃないですか。だけど、自分は対面でコミュニケーションを取れるのがいいなと思っているんです。オフィスに来ることで集中的に作業もできますし、何より社員さんのお仕事を間近で見ることができますよね。コロナでリモートワークが一般的になりましたが、学生って仕事の空気感とか実際どういう風に仕事を進めてるのかとか知らないことが多いじゃないですか。なので、オフィスに来て一緒に働けることで得られるものはすごく大きいなと思います。特にNEXVISIONはベンチャーなので、立ち上げ期の事業展開や課題の話がオフィスにいるだけで耳に入ってくるんです。そういうのって、インターンではなかなか得難い体験だと思います。

自分の特技を活かしてWebメディアを運営

ー オフラインだからこその良さがあるんですね!インターンではどんなことをしていますか?

NEXVISIONが立ち上げたWebメディア「Startup Board」の記事制作と運営に携わっています。Startup Boardは、日本企業が海外スタートアップの情報を収集するために使うプラットフォームとして2021年9月に立ち上げたサイトです。

ー 記事制作って難しそうですが、、実際どんなことをされているのですか。

記事のテーマを決めて、どういうコンテンツにするかを考えるところから始めて、資料・情報収集をして3,000字くらいの文章にまとめてアップしています。もともと本を読むのが好きですし、文章を書くのは得意ですね。幼稚園のときに小説を書いていましたし(笑)

ー 記事のテーマはどのように設定していらっしゃるのですか?

大体3パターンあって、①検索ワードランキング資料を見てキーワードで決める②調べながら面白そうなテーマを決める③自分が気になっているトピックを深堀りする、で決めています。

最近だと「投資ラウンドについて」や「GAFAが投資しているスタートアップ」、「Global Innovation Index」、「Global Ecosystem Ranking」の記事をまとめました。どんなテーマで記事を書くのかはインターンに任されてるので、自由に調べたいことを調べられるのは嬉しいですね。

ー 記事を書く上で大変なことはありますか?

海外のスタートアップを紹介するときに、スタートアップのサイトを見て情報を集めるのですが、どこに価値がある企業なのかを見極めるのは正直難しいです。例えばある企業のHPを見て、電気自動車を販売している会社だとわかったとしても、どうしてその企業が一番伸びているのかってパっと見ではすぐわからないんです。企業の特色や強みを見つけるのは大変ですね。調べていくうちに、バッテリーパックを量産したから成功したというような情報が見つかるので、それを記事に落とし込んでいきます。基本的には1次情報であるHPを参照するんですが、それ以外にもTechCrunchとかLinkedinも参考にしています。ビジネスパートナーであるBlickfeld社のインタビュー記事なんかもStartup Boardには掲載されていて、これからどんどん記事を増やしてサイトを充実させていく予定です。

自分の将来に向けて、学べることが多い環境

ー インターンに任せられる領域が結構広いですね!インターンは楽しいですか?

そうですね、満足しています。海外スタートアップの調査も文章を書くことも自分が興味があることに直結しているので楽しいです。調べていく中で、国ごとにどんな技術領域が強いかも見えてきて、起業の際にも有益な情報を得られているなと思います。

ヨーロッパはやはり環境を意識したスタートアップが多いですね。面白いのがスウェーデンで、エンタメ系のスタートアップが意外に多いんです。Spotifyもスウェーデン発ですし。フランスではチーズやワインのEコマースのサブスクをやっている企業なんかもありました。それから、ヨーロッパのスタートアップは、バイオテクノロジーとかロボティクスとか研究室から出てきたものが多いです。そんなところも日本と違うなって勉強になりますね。

日本のスタートアップはNEXVISIONでのリサーチ対象外ではあるので詳しくはないのですが、日本は工業立国ということもあってロボティクスの分野で最初からグローバルを視野に事業展開しているところが伸びている印象です。海外を知ることで日本への理解も深まった気がします。

科学技術のトレンドや社会実装のためのステップを、インターンをしながら学ぶことができありがたいです。例えば人工知能をやっている会社はたくさんありますが、どういう事業展開をしているところが資金調達を順調にしているのかって知らないじゃないですか。伸びてる会社とそうではないところの違いを、自分で調べながら理解を深められたのはプラスになりましたね。

ー 最後に、インターンをしたい学生さんにメッセージをお願いします!

NEXVISIONはインターンであっても、自分からこういう仕事がしたいと積極的に手を挙げてOKだし、話を聞いてもらえるのでいろいろ自分から発信していけると思います。

それと、業務と関係ない相談にものってもらっていますね。気になったことをざっくり相談して答えてもらったりしています。勉強になるしありがたいなと思います。社会人に相談できる機会ってなかなかないじゃないですか。

この前も大野さんに留学先をドイツとスウェーデンのどっちにしたらいいか相談させてもらいました(笑)。NEXVISIONは優秀で気さくな社員さんばかりなので、グローバルとかインターナショナルなテックビジネスに関心がある人にはめちゃくちゃいい環境だと思います!

ー ありがとうございました!

編集後記

探究心旺盛な染森さん、小さい頃の夢から今の起業の展望までいろいろな話をしてくれました!これからもNEXVISIONのインターンを通して、自分の夢につながる経験をどんどんしていってほしいですね!今後の染森さんのビジネス展開が楽しみでワクワクするインタビューになりました。

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