なぜ、私たちは『ジシュトレAI』を作ったのか?開発の裏にあった「深いペイン」
「世の中の営業研修やロールプレイング(ロープレ)は、なぜここまで形骸化し、現場の負担になり、そして効果が出ないのか」——これが、株式会社NEXAが『ジシュトレAI』の開発をスタートした原点であり、私たちが解決すべき最大の問いです。
開発責任者がこれまで数多くのB2B企業や営業組織を支援・観察してきた中で抱いていたのは、既存の教育・訓練ツールや従来のロープレ文化に対する、極めて強い課題感と危機感でした。従来の営業教育は、大きく分けて2つの「深いペイン」に阻まれています。
第一に、「継続できない」という物理的・心理的限界です。 従来のロープレは、先輩や上司が顧客役を演じる必要があり、指導側の貴重なリソース(時間と精神力)を大量に消費します。結果として「今週は忙しいから来週にしよう」と後回しにされ、最終的には形骸化して有耶無耶になるのがオチでした。
第二に、「効果が見えない、再現性がない」という評価の限界です。 指導者によってフィードバックの基準がバラバラで、「もっと熱意を込めて話そう」「なんとなく全体の流れは良かったよ」といった、感覚的かつ根性論に近いアドバイスが横行していました。これでは、何が良くて何が悪いのかの客観的な基準が分からず、営業パーソンが自律的にスキルを向上させることは不可能です。
この深いペインの本質を突き詰めるため、私たちは徹底的なユーザーインタビューを敢行しました。何十人もの「生々しい声」をヒアリングし、泥臭くプロトタイプの修正を繰り返す日々が始まりました。
初期のプロトタイプは、技術的な制約もあり、AIのレスポンス速度や切り返しのリアリティ、フィードバックの精度において、私たちが目指す「圧倒的な基準」には程遠いものでした。単に会話ができるだけのチャットボットなら、営業現場の役には立たないと判断して狂気的なまでのこだわりを持ってチューニングを続けました。
そして、その愚直な改善の先に、歴史が動く瞬間が訪れます。
「これなら勝てる」と確信した、初めて顧客の目の前でAIが稼働した瞬間
開発中の新バージョンを、ある企業の営業幹部の方々の目の前で稼働させたときのことです。そのデモを見たお客様は、それまで腕組みをしていた姿勢を崩し、「これ、今すぐ全社員に使わせたい。私たちが何年もやりたくて出来なかった仕組みがここにある」と言葉を漏らされました。その場にいた全員の目が輝いたあの瞬間、私たちは確信しました。このプロダクトは、日本の営業教育を根本から塗り替えるプロダクトになると。
「ITベンダー製AIロープレ」との決定的な違い。 元キーエンスの私たちが持つ「絶対的な勝算」
現在、市場を見渡せば「AIを活用した営業ロープレツール」や「商談解析AI」を謳うプロダクトはいくつか存在します。生成AIの民主化に伴い、今後も類似のツールは増えていくでしょう。
しかし、私たちはそれらの競合プロダクトに対して、明確な一線を画す「絶対的な勝算」を持っています。なぜなら、世の中にある多くのツールの大部分は、営業現場のリアルを知らない「ITベンダー」や「テクノロジー起点」で作られたプロダクトだからです。
技術的に優れたチャットUIを作ることと、「本当に営業現場の営業力を強化し、成約率を底上げするロープレ」を実装することの間には、深くて巨大な川が流れています。
「最強の営業集団」のDNAを、テクノロジーで民主化する
誰よりも営業現場を理解し、どうすれば人が売れるようになるのかのメカニズムを知り尽くしているのは、元キーエンスのバックグラウンドを持つ私たちです。
キーエンスがなぜ、属人性に頼らず、市場平均を遥かに凌駕する圧倒的な営業利益率と売上を叩き出し続けられるのか。その理由は、個人の「天才的なセンス」や「強烈なモチベーション」に依存しない、徹底的にシステム化された「営業の仕組み」があるからです。
私たちは、キーエンスで培った「顧客の潜在ニーズを顕在化させる質問技法」「不満や課題をロジカルに特定するアプローチ」「1分1秒の無駄を削ぎ落とした商談プロセスの管理」といった、勝つための営業科学の知見をすべて『ジシュトレAI』のアルゴリズムに注入しています。
ITベンダーが作るAIロープレは、往々にして「スムーズな会話ができること」をゴールにしがちです。しかし、私たちが作るAIは違います。「あえて厳しい反論をしてくる顧客」「本音をなかなか話さない顧客」など、営業パーソンの思考力を限界まで試すような、「本当に売れるようになるための適切な負荷」を意図的に設計しています。
「営業教育の再現性を高めるためのロープレのやり方」を、誰よりも泥臭く実践し、体得してきた私たちだからこそ作れるプロダクトがある。このドメイン知識における圧倒的な差こそが、他社がどれだけ資本を投下しても追いつけない、NEXAの最大の競争優位性であり、勝算なのです。
開発と営業の壁ゼロ。1週間でプロダクトを進化させる「仕組み」
一般的なITベンダーやSaaS企業において、非常によく見られる不毛な社内対立があります。「営業が現場のニーズを無視した無理な仕様を約束してくる」と開発チームが不満を漏らし、一方で「開発が現場の声を理解せず、自己満足な機能ばかり作ってスピード感がない」と営業チームが愚痴をこぼす。このような「製販の壁」は、企業の成長スピードを著しく低下させる要因です。
しかし、NEXAにはそのような壁は1ミリも存在しません。なぜなら、私たちが最も大切にしているのは、「製(開発)」と「販(営業)」が完全に一体となった「製販一体」の組織文化だからです。
顧客の最前線で営業メンバーが仕入れてくる「一次情報」や「リアルな不満・要望」は、会社の意思決定を左右する最高純度の宝です。私たちは、この現場の熱量を1秒も無駄にせず、即座にプロダクトのコードへと変換する強固な「仕組み」を構築しています。
- 即時・ダイレクト共有 商談中に顧客から出た「ここが惜しい」「このUIだと現場の年配マネージャーが迷うかもしれない」「こんな分析軸があれば、役員会議にそのままレポートとして提出できるのに」といった生々しいフィードバックは、商談終了直後にTeams専用チャンネルへ言語化されて即座に投稿されます。開発メンバーはそれをリアルタイムで凝視しており、その場で仕様の壁打ちが始まります。
- 優先度を判断する圧倒的なスピード 単に「言われたから作る」のではなく、「その要望は他の顧客にも共通する本質的な課題か」を、日時で議論します。GOサインが出た機能は、その日のうちにスプリントに組み込まれます。
【仕組みで勝つ組織を証明した、爆速実装の具体例】
先日、ある大手企業の商談において、「ロープレの実施運営を管理できるような通知機能が欲しい」という極めて具体的な要望を営業が持ち帰りました。
開発メンバーは「それは今すぐ全顧客に開放すべきキラー機能になる」と直感し、即座にコアロジックの修正に着手。驚くべきことに、わずか1週間でそのカスタマイズ機能のβ版を実装し切ったのです。
翌週のフォローアップ商談で、営業が「先週おっしゃっていた機能、作ってきたので見てください」と実際の画面をお見せしたところ、顧客は「もう実装されたんですか!?普通の大手ITベンダーなら検討だけで3ヶ月かかる内容ですよ……」と言葉を失い、その圧倒的な開発スピードとコミットメントに深く感動されました。
一人の営業のトークではなく、「営業の気付き」と「開発の実行力」がシームレスに機能している、NEXAを象徴するエピソードです。
私たちが今、新たな営業メンバーを必要としている理由
現在、株式会社NEXAは、創業の立ち上げ期を迎えています。
私たちが提唱する「営業の科学・仕組み化」と、それを具現化した『ジシュトレAI』に対する市場からの関心度合いは高まっています。今後新規開拓を進めるにあたって「現在のメンバーのキャパシティだけでは、アプローチを待ち望んでいるすべてのお客様の期待に応えきれていない」という、状態です。
しかし、繰り返しになりますが、私たちが求めているのは、単に会社が決めたスクリプトやマニュアル通りにテレアポや商談をこなし、目先の「売上数字だけを立てる兵隊としての営業」ではありません。
私たちが求めているのは、プロダクトを一緒に育てる「ビジネス開発」の視点を持った営業メンバーです。
NEXAの営業職は、単なる販売職ではなく「事業開発職」そのものです。顧客の課題を深くヒアリングし、それを抽象化して開発チームに「次はこういう機能を実装すべきだ」と提案する。顧客の成功事例から新しい活用パターンを見つけ出し、マーケティングチームと連携して新たな市場を開拓する。いわば、顧客と開発の間に立ち、事業の価値を最大化していく中心人物としての役割を期待しています。
今、この急拡大のタイミングで株式会社NEXAにジョインすることには、あなたの今後のキャリアにおいて、以下のような他では決して得られない圧倒的な価値があると断言します。
- 発展著しいAI市場において、最前線で社会実装を推進する圧倒的な実務経験
- 元キーエンスの知見が詰まった、属人性に頼らない再現性の高い「勝てる営業・事業開発プロセス」の体得
- 組織が「1から10」「10から100」へとダイナミックに急拡大していくフェーズに、コアメンバーとしてコミットする経験
私たちは、営業という仕事の価値を信じています。だからこそ、営業パーソンが本質的な価値提供に集中できる世界を、自分たちの手で作り上げたいのです。
プロダクトに誇りを持って、市場を変えたいあなたへ
日本の営業組織から「意味のない精神論」や「不毛な長時間のロープレ」をなくし、テクノロジーの力で、組織の営業力を底上げする。私たちが挑戦しているのは、単なるソフトウェアの販売ではなく、「日本の労働生産性のスタンダードを底上げする」という構造変革そのものです。
もしあなたが、 「自分が心から素晴らしい、社会に必要だと確信できるプロダクトを、誇りを持って市場に届けたい」 「目先の数字を追うだけの営業から脱却し、事業開発の領域へ自分の限界を拡張したい」 「元キーエンスの『仕組み化』の神髄を学び、圧倒的なビジネスパーソンへと成長したい」 と、少しでも胸が熱くなるのを感じたなら、ぜひカジュアル面談で、ジシュトレAIのデモ画面を見に来てください。現時点で「今すぐ転職するつもりはない」「キャリアに迷っている」という状態でも、全く問題ありません。まずは私たちのオフィスにお越しいただき、私たちが誇る『ジシュトレAI』が実際にどう動き、なぜ多くの企業の経営陣の目の色を変えているのか、その「圧倒的なプロダクトの力」と「キーエンス仕込みの裏側の仕組み」を、あなたの目で確かめてみてください。あなたのこれまでの経験と、これからの熱い情熱を、私たちにぶつけてくれるのを楽しみにしています。メンバー一同、あなたとお話しできることを心よりお待ちしています!