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チャリチャリをつくるチームってどんな感じ?プロダクトメンバーに聞いてみた

2018年2月より、福岡市にてサービスを開始したチャリチャリ*は、おかげ様で現在6,000回/日も使っていただくこともあるほど成長しています。今日から2回にわたって、そのチャリチャリの開発チーム2人による、ぶっちゃけ対談(というかおしゃべり)の様子をお届けします。

第1回:チャリチャリをつくるチームってどんな感じ?

第2回:私たちが大切にしているカルチャーとは?

*「Merchari(メルチャリ)」はサービスブランド名を2020年4月1日より「Charichari(チャリチャリ)」に変更いたしました。

<登場人物>

nappa:ProductManager,QAエンジニア

teshi:Androidエンジニア

*neuetでは、社内でお互いをSlackIDで呼び合っています。


nappa:
まずは自己紹介からしたほうがいいですね。じゃあ、teshiさん、お願いします!

teshi:
teshiです。チャリチャリのAndroidアプリを開発をしています。他にはCSが使うWebアプリのフロントエンドなどを担当しています。役割にこだわらずやれると思ったらなんでもやります。

Androidについては、チャリチャリの一人目のAndroidエンジニアとして参加してから、技術選定・設計・実装・CI/CD設定などやってきました。

nappa:
ありがとうございます。私はというとQAとプロダクトマネージメントを担当しています。チャリチャリアプリだけでなく、自転車の再配備や整備をおこなう運営クルーが使用するアプリ、カントリーサクセス向けのウェブページなどといったプロダクトのQAだけでなく、お客さま体験や運営・お客さま対応など、チャリチャリサービス全体の品質に目を配っています。

その上で、チャリチャリの問題・課題の把握とその原因分析を行い解決策を検討しています。キャンペーンなどの企画設計も行っています。私たちは日々決まったルーティンは特になく、それぞれが自分のタスクを整理して日々やることを決めています。それをデイリーミーティングで共有し、困っていることがあれば誰かがサポートに入ったり、解決策を議論します。
どうやって自分のタスクを達成していくかも、それぞれが工夫しておこなっています。

teshiさんは、そのあたりどうしているのでしょうか?ポモドーロ・テクニックを実践していると小耳にはさんだんですが…。

teshi:
ポモドーロ・テクニックについては語ると長くなるのですが、簡単に言うと「25分間集中・5分休憩」というサイクルで繰り返しおこなう時間管理術です。きっちりではなくゆるくやっています。去年の秋ごろ、チャリチャリのアカウント登録・ログイン関連で大きめな機能追加を行っていて、そのときAndroidエンジニアが私一人だったこともあり効率的に仕事をしなければ実装がとても終わらないという状況でした。それでポモドーロ・テクニックを実践してみようと始めたのがきっかけです。ポモドーロ・テクニックについては今度noteに書こうかな。

(ポモドーロで使っているタニタのタイマーを見せるteshi(左))


nappa:
面白いですね!わたしもちょっとやってみたい。是非noteでもお願いします!

teshi:
nappaさんは業務を行うにあたって何か取り組んでいることってあります?

nappa:
アウトプットや情報共有は大事にしていますね。アウトプットすることで、自分のやることの整理にもなりますし、タスクあふれていてやばそう、と思ったらteshiさんやみんなが助けてくれる。
自分が何をやっているのか誰もわからないってことがないようにしたいなと思っています。
それはわたしだけではなくて、チーム全体としても取り組むべきことだと思っています。情報整理やタスク管理のためだけではなくて、チームとしての知見をためていくためでもあります。
とは言っても、情報共有するって難しいんですよね、共有する側は何をどうアウトプットすればいいんだろうとか、情報を取りに行く側はどうやって情報さがせばいいんだろうとか。人によってばらつきもあるし。
そういうのを解消するためにドキュメントのルールを決めたりテンプレートを作ったりもしているのですが、これについては改めてお話しようかな。

なんか堅苦しくなってきた!
業務と全然関係ない話を聞いちゃう。teshiさんのTwitterで「ネコウオの3D化に成功した」というのを見ました。あれ何なんですか?

teshi:
趣味です。Blenderで3Dモデリングをするのにハマっています。自作のキャラクター「ネコウオ」の3Dモデルを作成してThee.jsで動かしています。ネコウオは2Dのキャラクターだったので、立体になったときにどういうふうに見えるのか考えながらモデリングしました。


nappa:
そのモチベーションってなんですか?

teshi:
何だろう、達成感…?作るのって楽しいですよね。ゲームのような感覚でやってます。

nappa:
わかるよ。そしてネコウオかわいい。

唐突ですけど、なんでteshiさんはチャリチャリやろうっておもったんですか?自転車が趣味っていうわけでもなさそう。

teshi:
自転車は趣味ではないですが、移動の手段として自転車は好きです。チャリチャリはインターネットに閉じたサービスではなく、リアルの世界に影響を及ぼすサービスです。好きな時に好きなところへ気軽に行けるという自由さがいいですよね。自分が住んでいるエリアで早くチャリチャリを使いたいです。そのために日々頑張っているところもあります。

あとは、チャリチャリが今後の社会で担う役割、可能性を感じているのもあります。シェアサイクルが普及することによって、地球温暖化や違法駐車などの社会の諸問題解決にも繋がると考えています。せっかく働くなら、やっぱり社会に少しでも貢献できるところがいいですよね。新しいサービスということもあり、未来の当たり前を作っている感覚もneuetを選んだ理由ですね。

nappa:
うん、すごく共感します。私も自転車やシェアモビリティは、今後の社会にとってもっと必要性が高まっていくと思っています。サービスとしての可能性を感じています。
私の場合はもともとモノづくりをしたかったというのがあります。
チャリチャリの「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」っていうMISSIONは、だれかにとってのあたり前をつくるということ。すごく難しいことだけど、すごく偉大なことですよね。それを自分の手でやっていきたいと思っていまここにいます。

そんなチャリチャリをつくっているneuetの環境はどうですか?

teshi:
うーん、悪くない環境だな、と思っています。

nappa:
それは褒めてると思っていいんですね?(笑)悪くないってどういうこと?

teshi:
毎日のデイリーミーティングと、振り返りが機能していて、情報をオープンにしていく文化、課題解決に対する当事者意識が高い、称賛の文化がある、というのが悪くないと思っている理由かな。

デイリーミーティングは、毎朝10分「やったこと/今日やること/困っていること共有したいこと」を共有しあっています。事前にドキュメントに各自書いておいて、ミーティングの時間になったら、共有したいことと困っていることのみを話すようにしています。これを始めたきっかけは、夜遅くに仕様や実装に関して議論が始まってずるずる帰るのが遅くなることがよくあり、きちんと話すタイミングを作りたいね、という話からでした。いまはリモート体制なのでDiscordで音声をつなぎながら行っています。

リリース後の振り返りは、GKPT(Good/Keep/Problem/Try)をmiroを使って行っています。KPTだけでなくGOODも大事にしていて、良いことについては称賛しあう文化です。Tryから実践するアクションを決めて、実際に実行されるまで日々のMTGで追っていき、振り返るだけで終わらないようにしています。振り返りをすることで問題を認識し、解決のための仕組みを作ることで改善することができると感じています。

これらはもう私たちのなかではあたり前になっていて、だから「すごくいい!」っていうものではなくて悪くない、って感じているのかも。

(GKPTでの振り返りのようす)


チームの雰囲気、少しはご理解いただけたのではないでしょうか?次回は私たちが大切にしているカルチャーについてお話をします。是非ご覧ください!

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