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【社員インタビューVol.4】自分の強みを見つけて、磨く。ディレクター・平井健志朗が考える、「変化の中で生き残ること」

ネイキッド先輩社員インタビュー企画(毎週更新)。第4弾、そして今年最後の記事は、ディレクターの平井さん。「実写」を軸に自身の強みを活かして活躍する彼に、「自分の強みを見つけること」「それを磨いていくこと」について語っていただきました。

ひとつひとつの点が繋がって今がある

・平井さんには先日、とある大学のキャリアイベントでの講演をお願いしました。その際、ご自身の子供時代なども振り返っていただきましたが、何か気づいたことなどはありましたか。

講演資料を作るにあたって自分の経歴の棚卸をしたんですが、改めて振り返ってみると、自分の人生にはいくつかの転機があったな、と思いました。小さい頃からクリエイターを目指していたとか何か作るのが好きだったというわけではなく、ひとつひとつの転機が繋がって今があるんだな、と。

・「点と点が繋がって線になっていく」イメージですね。では、最初の転機はどんなものでしたか。

母親がやっていた絵本の読み聞かせですね。僕のクリエイティビティの基礎はそこにあると思います。

物心ついた頃から小学校中学年くらいまでは母に連れられて、図書館や児童館へよく一緒に行っていました。そうすると当然ながら同じ話を何回も聞くことになるんですが、読み手の人たちはみんなその場の雰囲気などに合わせて読み方を変えたり、切り口を変えたり、その時によって様々な工夫をしていたんです。「題材としては同じでも『見せ方』によってこんなに変わるんだ」と感じ、とても面白いと思いました。

平井さんはいまネイキッドのPR動画などの編集も担当されていますよね。「同じものでも『見せ方』によって変わる」という視点は、今のお仕事にも繋がっていそうですね。

まさにそうだと思います。

また、小学校時代の恩師からの教えも大きく影響していると思います。国語の授業で取り上げられる物語って、いま思うともう最初から「主人公はこの人」ということが明らかになっているし、「この時の主人公の心情はこう」「クライマックスはここ」というところまで既定路線のようになっていると思いませんか。そして、読み手にも同じ解釈を求めてくる。でも、その先生は「この物語のクライマックスがどこか」「主人公がだれか」というのは読み手次第だとよく言っていました。それはきっと、普通とは違う物語の読み方を教えてくれたんじゃないかと。そういう考え方も自分のベースになっていると思います。


大学のキャリアイベントでの様子。学生の皆さんにも好評でした。

自分一人じゃ何もできない

・それは面白い考え方ですね。では、実際にご自身で映像を作ったのはいつだったんでしょうか。

高校時代に出場した大会で撮影したものが最初の作品です。

当時は放送部に所属していて、放送コンテストのドラマ部門に出場することになりました。自分が監督になり、クラスメイトに出演してもらって、短編映画を作ったんです。

そういったコンテストに出品される作品というのは、道徳的なメッセージ性が強く、ストーリーも想定通り。言うなれば、開始直後にオチがわかる教育ビデオのような作品が多かったんです。でも世の中にあるいい映画やドラマというものは、あえて観る側に解釈をゆだねた上で「映像」で魅せているんじゃないか、と思っていました。そこで、一般的な作品でよく使われるネタをあえて使いながら、最後の最後にどんでん返しがあるような作品にしたんです。それが思いのほか評価されて、全国大会まで進みました。

・その経験がきっかけで進路を決めたんでしょうか?

いいえ。なんとなく、地元にある教育系の大学に行こうかなと考えていたんです。ところが、担任の先生からなぜか「平井は東京に行くんでしょ?」と言われて、自分がやりたいことが分からなくなりました。いろいろ悩んだのですが、最終的には親からの「映像をやってみたら?」と言う一言に背中を押されて、東京の大学を受けたんです。

・大学生活はいかがでしたか。

映像制作の経験があったので、最初は天狗になっていた部分が少なからずありました。ただ、「映像をつくる」と言っても一人でしかやったことがなかったので、何をしたら良いか分からなかったんです。

そんな時、たまたま近所に住んでいた大学の同期から誘われて、自主制作をやりました。そこで仲間の大切さやみんなで物作りをする楽しさを知り、同時に「自分一人じゃ何もできないし、自分よりできる奴なんてゴロゴロいる」と言うことも身にしみて分かりました。その経験を通して、「何か自分なりのスキルを身につけなきゃいけない」「それを磨いていくしかない」と考えるようになりました。


現在は、ユニットのリーダーとしても活躍。

自分だからこそできることを

・就職活動ではどんな会社に応募したんですか。

映像や演出をやりたいと思っていくつかの企業を受けて、最初に受かったCM制作会社に入社しました。そこではプロダクションマネージャーとしてありとあらゆる雑用をやり、クライアントへの対応の仕方やタレントさんのケアの仕方など学びました。

でも、やっぱり「演出をやりたい」と言う気持ちがあって転職先を探していた時に、ネイキッドを見つけたんです。

・当時のネイキッドはどんな会社だったんでしょうか。

プロジェクションマッピングが成功して会社のメイン事業が映画から空間演出にシフトしてきたり、レストランのプロデュースを始めたり、社屋が移転したりという流れがあって、ちょうど会社が変わろうとしているタイミングでもありました。どんどん変化していく中で、「会社ってこうやって大きくなるんだ」「この先を見てみたい」と思うと同時に、「この変化の中で自分が生き残れる方法を探さなきゃいけない」と思いました。

・先ほども「自分のスキルを身につける、磨いていく」というお話があったかと思いますが、ご自身の強みはどのようなところだと思いますか。

もともとネイキッドに入ったのも「演出をやりたい」というモチベーションからなので、やはり「演出」という部分は自分のスキルとして磨いていきたいですね。いま実際に実写の仕事をいただけることが多いのですが、やりたいことをやらせてもらえている環境にいるので、やりがいがあります。僕は撮影案件が好きですし、そこに対する自信も少しずつ持てるようになってきました。今は、現場のディレクションも含めた演出っていうところに自分の強みがあるんじゃないかと思っています。自分の色を自分で見つけたい、そしてそれをちゃんと見せることによって仕事をいただけるようになりたいですね。

・実写ならではの魅力というのはどういうところにあるのでしょうか。

僕は生の人間の動きだったり表情だったり声だったり、つまりは人の感情が見えるところが好きなんです。それは実写でないと表現できない。今のネイキッドは仕事の内容も幅広くなってきていて、実写もマッピングも空間演出もやりますが、実写であってもマッピングや空間演出であっても「演出をする」と言うことの本質は全て同じだと思っています。その中で実写上がりの自分だからこそ出せる色もあると思いますし、そういう自分ならではの実績をもっと残していきたいですね。


お台場・ヴィーナスフォートで2018年3月中旬まで開催中のイベント「VenusFort Lumina」も担当。

挑戦を続ける

・では最後に、平井さんが感じているネイキッドのいいところを教えてください。

ここで働いている人はみんなすごくピュアだし、いい人たちだなと思いますね。僕はいま入社1~2年目のメンバーで構成されたユニットのリーダーもやらせてもらっていますが、若手もみんな素直で貪欲で成長が早いです。

でも僕自身はリーダーという立場にありながら言語化がとても苦手でいつも苦労しているのですが、ある方から「不器用なお前は己の背中を見せ続けろ」とアドバイスをいただきました。自分自身が挑戦し続けることで周りに伝えられることがあればいいなと思っています。


・平井 健志朗
CM制作会社でのプロダクションマネージャーを経て、2012年にネイキッドに入社。現在は実写、空間作品問わずシナリオ、構成、演出、映像編集を担当。主な作品は東京タワー、Venus fort、『相鉄ストーリー』ほか。『TOKYO ART CITY by NAKED』『FLOWERS by NAKED』などNAKEDアートワークのイメージムービーのディレクションも担当。青森市出身のシティボーイ。

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