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【代表鈴木、技術顧問和賀、Tech Lead籔下対談・後編】シリーズB資金調達、よりテクノロジーに投資する。1人目の○○募集

MyReferの”Game-Change”を伝える公式ブログ、今回はMyRefer SaaSプラットフォームを開発するテック組織についてインタビューしました。代表鈴木さん・技術顧問和賀さん・Tech Lead籔下さんが考えるMyReferのテック組織とは?後編では、シリーズB資金調達を経た今後のテック組織の展望と採用についてご紹介します。

※このストーリーはMyReferのコーポレートブログ(https://note.com/myrefer/)で公開した記事を転載したものです。
※写真撮影時のみマスクを外しています。

経営戦略の次に描くのは“プロダクト戦略”。調達資金をテクノロジーに投資する


――前編で創業期から現在までお話を聞いてきましたが、先日のシリーズB資金調達もふまえて今後の方向性を教えてください。
代表鈴木:
今回の資金調達のリリースで発信したとおり、つながりではたらくをアップデートする「HRテックプラットフォーム構想」を掲げています。まずはリファラル採用というマーケットで圧倒的なNo.1ポジションを確立し、我々のケイパビリティである“リファラル”を活かしてHRテックのプロダクトをリリースしていくことを考えているところですね。

そして、今後短期間で大きくブリッツスケールすることを目指しているので、守りに入らずに急速に事業を拡大させていくことが今の経営の方向性です。その中でテック組織の位置づけでいうと、経営戦略に紐づいて大上段にプロダクト戦略があり、次に商品戦略、マーケティング&セールス戦略があると考えています。例えば、営業力や顧客網を強みにしていたリクルートやパーソルを始めとした大手人材会社も、洗練されたオペレーションのみでなくテクノロジーへの投資を強化している。今の時代ではプロダクト戦略が一番上にないといけないと基本的に思っています。

シリーズAまではしっかりトップラインがないと次の資金調達ができなかったので、直近はコロナ禍ということもあり筋肉質に我々のトップラインを伸ばすことに軸足を置いていました。ここからは調達した資金をよりテクノロジーの領域に投資していくべきだと思っています。また、これまでは営業局面のインサイトからマーケットイン的に事業を作ってきましたが、今のMyReferのフェーズでいうと技術ドリブンでのビジネス構想も考えていきたい。USなどのHRテックサービスではすでにありますが、例えばMyReferに機械学習の機能を入れるなど既存プロダクトと技術の掛け合わせでいいものが生まれてくるんじゃないかなと思っています。ただし、前提の軸足は既存顧客への満足度を向上させるための安定的なサービス開発であることは変わりません。

シリーズB資金調達の投資家と

技術顧問和賀:
仰るとおり、サービスを開始した当初は売上をあげていかないといけないフェーズですよね。今までの経験からいうと、一定の規模にプロダクトが成長して名前として売れて、「リファラル採用ならMyRefer」と想起されて指名買いされるようになったときに、その指名の期待値に答えられるかが重要だと思っています。答えるためにはプロダクトをよりよくしていかないといけない。安定稼働させないといけないフェーズが絶対に訪れます。

今がそのフェーズだと思っています。従業員規模の大きいお客様が使い始めたときに、既存のお客様へ影響がないように対策を打って、ちゃんと安定稼働を保てる状態にしていくことが必要です。運用保守についても機能が増えればコストが上がっていきます。運用保守コストを下げるために、今まで作ったものを見直して課題があったら解決していく積極投資が必要な時期かなと思っています。

Tech Lead籔下:
安定稼働という面では、プロダクト自体は5年ほど稼働して利用者数もかなり伸びている一方、初期リリース時から技術のアップデートができておらず、課題を感じる場面が増えていますね。私がTech Leadになったタイミングで技術的負債を返済するためのPJを立ち上げました。技術選定からまるっとアーキテクチャを見直してリプレイスするものです。事業にはねる開発を最重要視しながらも、技術的なチャレンジを続けて中長期的に安定したサービスを届けていくバランスを考えながら進めています。

リプレイス後は、新しいHRテックのプロダクトを今後リリースしていくことも想定したアーキテクチャをとっており、複数のプロダクトの共通基盤化を目指しています。一部マイクロサービスアーキテクチャを取り入れることも検討しており、守備と攻めのバランスを常に考えながら、技術アップデートを進めていきたいです。


MyReferテック組織を創り上げる“1人目の○○”の方を求める

――テクノロジーに投資する今、テック組織を2倍にするという話も聞きましたが、MyReferのテック組織ではどのような人を求めているのでしょうか。
Tech Lead籔下:
4月から正社員9名となったので今後10名規模から20名規模になるタイミングでは、ビジネスと技術と両方の視点を持ったバランスのある方を求めています。特に各ポストの1人目も募集しています。1人目の情報システム、1人目のSRE、品質保証、UIUXデザイン。各ポジションで引っ張ってくれるような方を立てていくことで組織を創っていきたい。さらにその先のフェーズでは、体制を整えて技術にかなり尖った人を受け入れて組織を強くしていくことができたらと思っています。

技術顧問和賀:
僕自身もカオナビでは、QA部隊を早急に立ち上げて安定稼働に力を入れてきました。安定稼働は顧客満足度の1つの因子でもあり、チャーンを減らせるため重要であると思いますね。また、今ある技術負債を根本的に直そうという思想を持たないと難しいので、そうやって旗を振ってくれる方が理想です。

代表鈴木:
前編でも、まだまだポジティブな課題だらけだとお話しましたが、和賀さんのようにビジネスも技術も分かる方が今のフェーズでは来てほしいと思います。いずれはAI系やデータサイエンティストなども採用していきたいですけどね。

技術顧問和賀:
ある程度大きくなったらR&Dのような部署を作って、そこでAIの研究するのはよさそうですね。

大事にするカルチャーは「Ownership」と「Respect Everyone」

MyRefer Tech&Creative部・上島(左)、越水(中央)、住吉(右)

――急速に組織拡大していく中でも、MyReferのテック組織で大事にしていくカルチャーを教えてください。
Tech Lead籔下:
MyReferのLeadership Principle でいうと「be Ownership」と「Respect everyone」です。何事も当事者意識をもって、自分で考えてプロダクト開発をしていくカルチャーを守っていきたいです。その中でも周りにリスペクトをもった提案が大事だと思っています。実際にMyReferは2015年にリリースしてから5年以上経つので、技術的負債も含めて改善しないといけない部分も増えてきています。それらの負の部分に対して、「イケてない」と言うだけでなく、過去にプロダクトを作ってきた方々にリスペクトを持ちながらも、改善案を提案してみんなを巻き込んで進めていくようなカルチャーを作っていきたいです。

技術顧問和賀:
リスペクトは大事ですよね。エンジニアの中だけでなく営業の方や社外に向けてもそうだと思いますが、上下関係ではなく、お互いに思いやりをもってコミュニケーションが取れるかどうか。そういうエンジニアの方は今後より必要とされてくるので、市場価値としても高くなると思います。

代表鈴木:
MyReferのテック組織では、オーナーシップとリスペクトはすでに本当にありますよね。社員みんないい人が多くて、テック組織もまさにそうだなと思っています。例えば、新卒の越水さんがテック組織に異動したけれども、彼女の日々の取り組みや活躍をみていても分かります。他者へのリスペクトとオーナーシップ性が高いからこそ、みんなで新卒を育てようというカルチャーになっているんじゃないかなと思います。


ポジティブな課題だらけの面白いフェーズ。MyRefer組織を創り上げる人材大募集!


――最後になりますが、改めてMyReferのテック組織ではたらく魅力をお聞かせください。
Tech Lead籔下:
やっぱりポジティブな課題だらけで前進するしかないところだと思います。会社もIPOに向けて経営を加速させる中、テック組織も9名からさらに倍増を目指しているところです。新しい技術の導入やプロダクト開発はもちろん、組織を創るところも必死にやっていけるところが面白いと思います。

技術面でいうとモダンなことも取り入れながらやっていきたい想いがあって、技術のアイデアを出しながら一緒にやりたいことを進めていける。ビジネス面でも、新規サービスやプロダクトについて意見をあげて、鈴木さんと話し合って作っていけるところが魅力だと思いますね。

技術顧問和賀:
鈴木さんと距離が近いことはすごくいいところかなと思っています。このプロダクトをよりよくしていきたいという思いがひしひしと伝わってくるんですよ(笑)。その想いを実現するためにどうするかというワクワク感の中で働けるんじゃないかなって思います。他の会社だとどうしても社長とエンジニアって距離が遠くなりがちですが、MyReferは近い分やりがいがあるのかなと思いますね。

代表鈴木:
ちょっと話離れるけど、昔からエンジニアと話すことが好きなんですよね。「そんなところまで気づく!?」と思うことがよくあって楽しいんですよ。エンジニアは課題が大好きじゃないですか(笑)。経営者は課題を与えるのが好きなので、そういう意味でも楽しいですよね。

技術顧問和賀:
課題は解決したくなりますね(笑)。

代表鈴木:
エンジニアの方が今MyReferではたらく魅力でいうと、なぜエンジニア採用を強化しているかにも紐づくんですが、まさに組織を創っていくフェーズの面白さかなと思います。いい環境でいい会社に入りたい話であれば我々よりも優れている会社はあると思いますが、全員で当事者意識をもっていい組織を創っていけるフェーズは今しかないと思っています。次の10人目、11人目、は将来のMyReferをお任せするような方々になってもらえると期待しています。

テック組織の対談後編では、シリーズB資金調達を経た今後のMyReferテック組織の展望と採用についてご紹介しました。MyReferのテック組織を創り上げるエンジニアメンバーを大募集しています。ぜひ、お気軽にお声がけください。
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