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18の息子、50の父、親子で「もしもを現実に」


梁 振碩(ヤン)

  • DXcellerator
  • ドットコムバブル時代のベンチャーから外資系管理職を経験し、再びStartupに戻る
梁 振碩's Wantedly Profile
株式会社Multifverse, Co-Founder ドットコムバブル時代のベンチャーから外資系管理職を経験し、再びStartupに戻りました。 最近までは、外資系企業でAIと人間がコラボして課題を改善するチームをリードしており、今から起きるITの急速な変化により、人間はAIと言われる機器とどの様に協力しあうべきか。 ...
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「ヨハンくん、ヨハンくん、何をしているの?パパだ、パパだ!」

子供が出来たということを知って、その日の夕方から、まだ息子か娘かわからなかった瞬間から、無条件に息子だと信じ、愛称をヨハンと決めて呼んでいた。

そして、その夜、妻のお腹を見ながらこの歌を歌った。

幼少時、私は他の子供たちとは違い教会で授かった洗礼名を持ち、二つの名前を持つ私は、それを嫌いではなかった。

ジンソクであり、しかし常に人々からヨハンと呼ばれるのが好きで、だから私の子供にもそう呼びたかった。

ヨハンと呼びたかった。

そして嘘のように私に似た息子が生まれた。

2.8キロと比較的小さな体でありながら、外の世界に出ることを恐れて逃げ回り、しばらくは母を困らせ、2005年2月20日15時15分、息子がこの世に生まれた。

パパになった。

正直言って、パパになるととても嬉しいと思っていたが、最初は正直なにがうれしいのかよく分からなかった。

子供が生まれると、何か素晴らしいことがたくさんあると思っていたが、現実はまだ子育ての準備ができていない若い夫婦がいて、その夫婦の前に育児戦争という終わりのない愛の苦しみの時間が待っていた。

たまに笑顔を見せる息子の微笑みのために、24時間育児の山を毎日越えていた。

ヨハンが生まれてから約6ヶ月が経ち、少しずつ動き出し、這い出すころ。

ある猛暑の夜明け、一人で目が覚めて、私を起こす息子がいた。

「なにこれ?」と思いながら、眠い目をこすりながら見ると、にっこり笑って私を見つめる6ヶ月のヨハンの笑顔をいまだに忘れられない。

言葉は話せない子だったが、その日、ヨハンは私に「パパ遊ぼう!」と、輝く瞳で伝えていた。

そうだ、遊ぼう、ヨハン。



それで私たちの父子の初めての遊びが始まり、18年が経った今、私たちは

もっと楽しい人生、
もっと楽しい遊び、
私たちが夢見る世界のために、一緒に会社を立ち上げ、世界に私たちの物語を広げようとしている。

まるで最初にヨハンが生まれた時、喜びよりも子育てという予期しなかったスタートの困難があったように。

今、私たちはMultifverseという会社を設立し、一つずつスタートの困難を乗り越えている。
互いによく知り、互いに気楽で、互いを信じているが、家族という関係から生じるコミュニケーションの難しさもあり、数多くのアイデアを持って一つの製品を作り上げることが、考えているほど容易ではない作業だと感じることも事実であり、私たちが設定した限られた資本の中での成功も現実的な圧力として感じることも事実だ。

私たちが夢見る世界のために、私たちを取り囲む幾つかの小さな丘をすぐに超える。

2023年の暑い夏以上に熱いパッションで、今年の夏を燃やしてみよう。



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