長谷川美聡(はせがわみさと)/ 商品開発
北海道出身。学生時代にアメリカ留学、メディア運営やPR会社でのインターンを経験。その後、IT企業に2019卒入社し営業に従事。2022年8月に株式会社Morght(モート)に商品開発として参画。
趣味はインテリア・観葉植物、ネットサーフィン。インドアなので、最近はジムに行き始めました。
初めまして、商品開発の長谷川です。
未経験から転職して3ヶ月が経つのですが、商品開発をご紹介する機会をいただいたので、読んでいただけたら嬉しいです!
恵まれた環境からスタートアップへ
新卒ではニュースアプリを運営しているIT企業に入社しました。大学時代にやりたいことを見つけられず、優秀な先輩が多そうだったことが決め手だったと思います。広告営業やプロダクト改善に携わった後、営業部の組織作りを行う部署に異動。業務フローの改善や人材育成に携わり、予算を作るフロント営業から生産性を上げるためのプロジェクト推進まで幅広い経験をさせていただきました。人や環境に恵まれて、伸び伸びやらせていただいていたなと本当に感謝しています。
その一方で3年くらい経った時、アドテクが好きで働いている人には敵わないなとも思うようになって…もともとインテリアやお家が好きだったので、私も好きなことを仕事にできないかと考えるようになったんです。
そんな時にwantedlyで土井さん(弊社代表)から連絡があり、生活商材の商品開発の機会をいただきました。職種を変えることは簡単ではないと思っていたので、お話をいただいた時は「今年の運は使い切ったな」と思いましたね(笑)ただ、前職もベンチャー気質があったとはいえ上場していたので、6~7人のスタートアップに決めることは不安もあって。商品の開発に投資できるフェーズなのか、本当に未経験で商品開発を担当させてもらえるのか売上実績やキャッシュ状況含めしつこく確認していたと思います(笑)実際、数値面は期待以上だったこともありますが、希望する領域で新しい挑戦ができる機会なんて次はいつに来るかわからないと思い、入社を決めました。
↑同期に送別会をしてもらった時の写真。
商品開発の枠を超えて
NELL(ネル)はまだマットレスしかない寝具ブランドなので、これからラインナップを増やしてユーザーさんの睡眠の質を上げていくことが直近の商品開発のミッションです。ただ、人数が少ないので専門の担当者がいない業務も多く、商品のリリースや成長に関わることなら商品開発の枠を超えて行っています。
私が入社直後に引き継いだプロジェクトはすでに仕様が決まっているプロダクトをリリースまで持っていくフェーズだったんですが、撮影や購入サイトのディレクション、オフラインイベントの設計、発注やロジ周りの整備などリリース間近なのにやることが山積みでした。前任なし、チームメンバーなしの状況だったので、次から次へと新事実や問題が発生して、泣きたくなることもありました(笑)
そんなプロジェクトを同時に2~3本走らせていたので、心配する必要はなかったなと思うくらい未経験でも最初から任せてもらえたことは、ポジティブなギャップでしたね。今は新しい商品の企画やtoB向けの施策などを進めており、幅広いプロジェクトに携われるのは楽しいです。
↑オフィス移転パーティの時にNELLオリジナルTシャツを着て。これで社長と全社員(笑)
正解より何を正解にしたいか
まだ3ヶ月ですが商品開発の難しさの一つは、関わるチームが多いことだと思います。こんな小さい会社でもコンセンサスで進めるには時間と体力が必要で、最初のプロジェクトは良いと思えるかよりどのチームも不満がないかを重視してしまっていました。
ただ、商品開発は変数と不確実性も高い分、一旦合意できる程度で進めてしまうと、その歪みも後からちゃんと現れて…「考え抜いて自分自身がまず納得する、その上で周りを巻き込んでやり切る」シンプルですが、今のMorghtのフェーズでは何が正解かより何を正解にしたいかという意志を持ってやりきる方が大切だと思います。上司にも「人の3倍考え抜いたら、あとは覚悟だね」といつも言われているので。
↑尊敬する上司の清水さん。
家族にも勧められるプロダクトを
Morghtは1人ずつ部署を作れるような担当領域を持っているんですが、いい意味でスタートアップ感がなくて、みんな早めに帰ります。無駄なMTGがないのも良い文化だなと思います。最初のプロジェクトは突貫工事で負担ばかりかけてしまい辛かったのですが、皆一緒に働いていて気持ちがいい人だったことが救いでした。月例会の時に話すNELLに対しての想いや疑問はたくさん学びがあるので、今後はチーム間の交流を増やしていきたいですね!
スタートアップの洗礼を受けてヒーヒー言っている時も多いですが、NELLのプロダクトは心から良いものだと思えること、そんなプロダクト作りに携われていることが本当に幸せです。家族にも勧められるようなプロダクトを今後も創り続けていきたいですし、周りから安心して任せてもらえる商品開発、チームを作っていきたいです!
少し先の未来を想像して
現在、商品開発は代表の土井さんと社員は私一人で、業務委託の方にも協力いただきながら進めています。成果がすぐに出やすいチームではないですが、少し先の未来を想像して仕込みと挑戦をしていくチームだと思っています。嬉しいことにNELLマットレスが好調なので、このキャッシュを使って新しいことにもチャレンジしやすい環境です。みんなで稼いだ大切なお金を投資するので胃がヒリヒリする時もありますが、打席に立つことを恐れずに一緒にバリューである時代を変えられるチームを担ってくれる方を募集しています!