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デザイナーとして感染対策に貢献できるのか? ~医療業界未経験で飛び込んだ私が挑戦したいこと~

はじめまして。モレーンコーポレーション(以下 モレーン)の小松と申します。

モレーンは感染対策に特化したコンサルティング・製品紹介・販売などを行う会社です。

2024年1月、私は医療業界未経験でモレーンに飛び込みました。

この記事では、モレーンとの出会いで仕事への想いがどう変わったか、今後はどう向き合い、何を叶えたいかをお話しします。


人を遠ざけないための感染症対策というVision 確かに根付いているモレーンの文化

(研修時に自社製品のカプセルスーツを体験しました。)


いままではデザイン制作(webやグラフィック)を中心に、それらに付随する施策立案や販促物の作成をする仕事をしていました。

2023年頃でしょうか?

アフターコロナのムードで、感染予防対策に対する社会の姿勢に不安を覚えるようになりました。

そんな中、転職活動をしている際に偶然見つけたのがモレーンでした。


「Explore the New」

「感染対策を進化させる」


この言葉が自分の中に強く残りました。


会社のホームページを読み進めた先にさらにあった言葉は

「感染症が人と人を遠ざけることのない未来を実現する」

でした。


私たちと周囲の人々、そして社会が新興感染症によって分断された数年間。このVisionに惹かれ応募を決めました。

最終面接で渡されたブランドブックの最初のページには、コロナ禍で尽力してくださった医療従事者の皆さまへの感謝の言葉から始まり、目頭が熱くなったのを覚えています。


草場社長のお話の中でも特に印象深かったことがあります。

「我々は製品を販売することが目的ではなく『感染管理のコンサル』としてお客様の課題を解決することを大切にしている」という、感染管理及び社会貢献に対し何手先をも見据えた姿勢に共感し、「ここで働きたい」と強く思いました。

無事に内定をいただき、医療業界未経験で入社しましたが、1週間の充実した座学・実地研修が用意されていたり、業務中に生じた疑問に対して社員の皆さんに丁寧に答えていただいたりと、最初に抱えていた不安が徐々に薄れていったのを覚えています。

先輩社員の皆さんがモレーンを支え、ノウハウの蓄積を大切にしてきたことがとてもよく伝わってきました。

先輩方が連綿と繋ぎ、蓄積してきた知識や経験を自分も次に繋げられるように、何かを取り組む際に様々な視点からアドバイスを頂ける環境を大切にし、日々の業務に取り組んでおります。


デザインを通じて、モレーンの想いや祈りを伝える

特に印象に残っている仕事は、2024年7月の感染環境学会において色々な場面でデザインを担当させていただいたことです。

一番大きなモノですと、ブースのメインになるヨコ6mパネルを作成しました。

(現地に到着した瞬間、思わず撮影。)


「企業の思いや価値観を伝える」タッチポイントとして重要な役割を果たすと考えています。当初は別のデザインが使われる予定でしたが、さらに社の理念や想いが伝わるデザインのイメージが浮かんだので「私にやらせてください!」と自ら名乗り出ました。

入ってすぐの実績もほぼない私の提案を快諾してくださったのです……!

白とモレーンブルーが基調のブースに、温もりやつながりが一目でわかる『手』のモチーフを配置し、Visionである「感染症が人と人を遠ざけることのない未来を実現する」の英訳文を配置したデザインを提案しました。

モレーンの製品を通じて、感染対策分野のさらなる発展、その先で人々が手を取り合って幸せになれますように。という私自身の祈りでもあります。

逆に、一番小さい制作物は、アンケート回答者に配布するノベルティのデザインです。

事前の社内ミーティングでは「10cm×10cmのクラフト紙にモノクロ印刷」「内容物はバスソルト、オシャレだけどモレーンらしさも伝えたい」と様々な意見や要望が上がってきました。

バスソルトのナチュラルさとモレーンの積み重ねてきた歴史をどう組み合わせるか、クラフト紙の質感をどう活かすか……と思い、紙をひたすら触りつつ思考を重ねた結果、年輪というモチーフを採用しました。モレーンが刻んできた歴史やこれからも皆さまと一緒に成長していきたいという願いが込められています。

クラフトらしい風合いを出すために鉛筆で書き下ろし、そこからデザイン案を何パターンか作成。社内でアンケートを取りました。

その際、皆さんが「自分は○○だからこれが好き!」と、好みも理由も十人十色でどれを選ぶか最後まで悩みました…!

当日、各拠点のIC-R(営業)の方がノベルティを手渡しながら「このバスソルトはこんな意味があるんです」と説明して、お客様が「モレーンさんすごい!」と喜んでいる姿を見て、自分の作った物が架け橋になれたことに達成感を覚えました。

その他にもチラシや紹介パンフレットなども作成しました。自分にとって普段会うことのないお客様の顔が見えたとても良い機会だったと改めて思います。


部署異動を経て、よりエンドユーザーの満足度向上を目指して

現在、私は営業部インサイド&EC部門に所属しています。

デザイン業務と並行してEC業務、一般カスタマーからの問い合わせ対応などを行っております。

「商品が欲しい。でもどこから買えばいいのか分からない。」といったお客様の声や「顧客へ商品提案をする際、紹介に適した情報がWEB上のどこを案内すればいいのか?」というIC-Rの声など、よりリアルな悩みを聞くようになりました。

課題もたくさんあります。毎日がトライアンドエラーの繰り返しで、チームの先輩社員の皆さんに頭が上がりません。

前段でお話した学会では「想いや祈りを伝えるデザイン」に注力していましたが、ここからは「顧客視点で使いやすい、要望を満たす課題解決のデザイン」に注力していきたいです。

目的は変われど自分の中で、ユーザーのことを思い設計・デザインをすることも、人から人への祈りだという思いは変わりません。

快適にサイトを使用し、製品を購入し、正しい感染対策を行い、健やかに暮らして会いたい人に会って自分のやりたいことをやる。

皆さまが取り戻し始めた日常生活において、改めて「モレーンだから」という理由で選んでもらいたい。それが私のデザイナーとしての仕事であり祈りであります。

そんなことを思いながら、人と人が寄り添うための感染対策の一助になれるよう日々奮闘しています。

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