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モノサスでは自分たちのWebサイトにスタッフが交代でコラムを書いています。
今回はその中から、フードハブ・プロジェクトの「かまパン」の紹介第2弾です!
フードハブ・プロジェクト(徳島県神山町)が手がける「かまパン」。地域の食材をつかった美味しいパンは、代々木オフィスでも大人気です。リクエストに応えてはじまった毎週木曜の「ものさすパンの日」には、神山からとどくパンを求めて社内に行列ができています。
「地産地食|Farm Local, Eat Local.」を掲げるフードハブがうみだすパンは、特別な日に食べるよそゆきのパンじゃなくて、生活に根ざした日常のパン。毎日食べてもあきない、ご飯のような美味しさを持っています。
そんなかまパンの美味しさを紹介するこのコーナー。第1回目の「食パン」「超やわソフト」に続いて、第2回は「季節のローフ」と「おやつパン」をピックアップ。たくさん種類があるおやつパンからは、「バナナマフィン」「あんぱん」「シナモンロール」の3つをご紹介したいと思います。
神山の旬を味わう「季節のローフ」
季節のローフ/ハーフサイズ 250円(税抜き)
まずは「季節のローフ」から。
よもぎ、にんじん、さつまいも…その季節にいちばん美味しい「旬の食材」をコッペパンの生地に練り込んで、ローフ状(長方形)に焼いたパンです。
面白いのは、練り込む食材によって食感が変わること。よもぎのモチモチ感、人参のさっぱり感、さつまいものホクホク感。どれも美味しいのですが、どんなに好きになっても旬を過ぎると生産は終了。次のシーズンまでお別れです。(ちなみに今の季節は「さつまいものローフ」です。)
パンをとおして感じる神山の旬の味。いつでも食べられないからこそ、味わい深い「季節のローフ」、その魅力を聞いてみました。
推しローフは「さつまいも」です
(乾 椰湖)
まず何と言っても、会社にパンが届くという状況がかわいくてたまりません。
「パン届きましたよ」という会話や、みんながパンに並ぶ光景はおかしくて幸福です。
毎週届く数種類のパンから、私は「季節のローフ」をよく買っています。
なかでも、さつまいもが1番好きで、通年販売してほしいほど。 さつまいもの種類によって、ローフの色が赤や紫など所々変わるのも良いです。もちもちとした食感が好きなので、焼かずにそのまま食べています。
さつまいもは暫定1位なので、間もなくお別れとなるのは残念ですが、次はどんなローフが届くのか楽しみです。
みんな大好き、おやつパン
「ものさすパンの日」定番のアイテムは、前回ご紹介した「食パン」「超やわソフト」そして先ほどの「季節のローフ」です。
残るは、メンバーたちが楽しみにしている「おやつパン」!
どんなおやつパンが届くのかは、当日までのお楽しみ。あんパン、メロンパン、シナモンロール、バナナマフィン…かまパンが届くのは、ちょうどおやつどき。小腹をすかせたメンバーにとって最高の「おやつ」なのです。
新作パンが届くと、時として争奪戦になるほど人気のおやつパン。今回は3つピックアップしてご紹介したいと思います。
ママ!バナナのやつ、ちょうだい
(香取 玲美)
バナナマフィン 250円(税抜き)
パキスタン人の夫と息子と暮らす我が家の朝食は、南アジア地域の定番「甘いチャイとパラタ」。パラタはアーターという全粒粉と水と塩で生地を作り、円形にのばして焼くパンのようなものです。
ところがあわただしい朝、毎日これを準備するのはなかなかの手間。
そんなときは、かま屋のパンが大活躍なのです。というよりも、毎朝かま屋のパンにお世話になりたいぐらい!私は特にクルミ入りでしっとりしている「バナナマフィン」が大好き。これひとつだけでも、結構おなかにたまります。
朝から甘いものを食べたがる夫には、ちょっとだけレンジで温めたバナナマフィン。3歳の息子は、小さく切ったバナナマフィンをチャイにひたして食べます。
そんな風に家族であまーい朝食を楽しんでいます!
小腹を満たす必須アイテム
(濱端 誠)
あんぱん 200円(税抜き)
自分はあんパン好きなんですが、生活圏内で美味しいあんパンが手軽に手に入らなくて困ってました。途方に暮れていたところに、かまパンの社内販売が始まり、さらに商品ラインナップの中にはあんパンが!
「これは」と思い、さっそく食べてみると、なかなかどうして。
それ以来、かまパンのあんパンは、小腹を満たす必須のおやつとなってます。
かまパンのあんパンは、そのままでもめっちゃ美味しいんですが、バター塗ってオーブンで軽く焼くと、ゴマの香ばしさとパリっとした食感が、あんの控え目で上品な甘さと生地のもっちり感がより引き立つので、おすすめです。
やみつきになる甘さと香り、その刺激!
(高橋 愛)
シナモンロール 180円(税抜き)
15時を過ぎると小腹がすくのは、誰しも経験があることかと思いますが、そんな口寂しい時間にモノサスにいると、神山からパンが届くので、つい買い過ぎてしまいます。
特に私は「シナモンロール」の甘い独特の香りと刺激にやみつきです。
上にかかった粉雪のような砂糖は、ただただ甘く、熱いコーヒーで流し込んだ瞬間は、いろんな雑念が消える気がします。無の境地。
タスクが風船のように膨れ上がって、ちっとも前に進んでいないような気がする一日も、シナモンロールを食べると、パンパンに膨らんだ風船に風穴があいたような気分になります。
理想の食べ方は、写真のように丸いお皿の上にのせて、ナイフとフォークを使って上品にいただくこと。実際の姿(PCにかじりつきながら、シナモンロールにかぶりついている姿)は、とてもお見せできるものではありません(笑)。
かまパン職人、やまちゃんに聞いてみました
最後に、かまパン職人 やまちゃんにも「おすすめのパン」を聞いてみました。
かまパン&ストア、パン職人/野菜パン係の山田です。
私のおすすめは、なんと言っても「季節のクランブルケーキ」です!(パンではありませんが…)
さつまいものクランブルケーキ 200円(税抜き)
クランブルケーキシリーズは、晩夏のブルーベリーに始まり、かぼちゃ・栗・柚子と生姜・さつまいもと、いずれも神山で採れた、その時しか味わえない食材をふんだんに使用しています。素材感を活かすためにゴロゴロと大きめに具材をカットし、ダイナミックに乗せているのがポイントです。
栗・柚子と生姜・さつまいも…旬の素材を使用しています
季節の味を楽しめるクランブルケーキ。さっぱりした水切りヨーグルトやバニラアイスを添えて、コーヒーと一緒に優雅なカフェタイムをお過ごしください。
また、お正月に登場した「ジンジャーほたケーキ」。
「ほた」とは、神山で昔から親しまれている黒糖の蒸しパンのようなお菓子のことを指します。味と食感を追求し、10回以上試作を繰り返した末、懐かしさを感じる味わいの中にスパイスの風味をプラスした「かまパン版ほた」が完成しました。地元の方、帰省された方にも好評で、ホールで買ってくださったお客様もいらっしゃいました。残念ながら生姜の季節が終わってしまったたので、こちらはまた来年…
今は、ほたケーキのレシピをベースに、つなぐ農園の人参を使ったキャロットケーキを考案中です。今後も旬の食材を皆さんに楽しんでもらえるように、レシピ開発頑張ります!
私たちの大好きな「かまパン」の魅力、いかがでしたか?
毎週木曜の代々木オフィスは、みんな首を長くしてかまパンの到着を待っています。願わくば、できたてをほおばりたい…そんな時は神山へ!かまパン&ストアでたくさんのパンが待っています。機会があれば、ぜひ神山へお越しください。
また、かまパンをお取り寄せしたいという声に応えて、フードハブのオンラインショップでも取扱いがスタートしています。今はまだ食パンなど種類が限られていますが、これからどんどん増えていく予定だそう。どうぞお楽しみに!
(2018/2/7 ものさすサイトに掲載)