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漁師からIT、そして占いの世界へ ー デジタル時代の伝統コンテンツに挑む異色のキャリア

漁師という異色のファーストキャリアから、ソフトウェア企業でのマーケティング、個人事業主としての経験を経て、占いコンテンツの世界へ。

異なる業界での経験を活かし、伝統的なコンテンツのデジタル化に挑戦する大谷さんに、新たなキャリアでの発見と展望を伺いました。

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⑴異業種経験が導いた、占いコンテンツとの出会い

⑵裁量権の大きさが魅力 ー 技術力を活かした即効性の高い開発

⑶自主性とコンテンツ制作への意欲 ー 新たな仲間に求めるもの

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異業種経験が導いた、占いコンテンツとの出会い

ーまずは、自己紹介をお願いします!

大谷:メディア工房美容事業統括部のメディアチームに所属している大谷と申します。

現在は占いサービスサイト「カナウ占い」のリーダーを努めているので、内部の話をガッツリお話しできるかと思いますのでどうぞよろしくお願いします!

―ありがとうございます!これまでのキャリアについて詳しく教えていただけますか。

大谷:高校3年生の頃にパソコンを購入したことが、今のキャリアの原点になっています。当時はゲームや創作活動に興味を持ち始めた程度でしたが、それが後のIT業界への転身につながりました。

 学生時代は漁師のアルバイトをしていて、新卒では自動車会社に入社しました。約1年で「自分に合っていない」と感じ、本当にやりたいことを追求するために退職を決意。その後、ITの世界に飛び込みました。ベンチャー企業でカスタマーサポートからキャリアをリスタートし、業務の幅を徐々に広げていきました。サイトの立ち上げやソフトウェアの企画から販売までのマーケティングを担当し、最終的にはプロジェクトリーダーとして課長職も経験。約7、8年にわたってソフトウェア業界で経験を積みました。

 その後、個人事業主としても活動し、独学でプログラミングを習得。自身でサービスを立ち上げ、アフィリエイト収入で生計を立てる経験も積みました。様々な経験を通じて、プロジェクトマネジメントからプログラミングまで、幅広いスキルを身につけることができました。

―IT業界での豊富な経験がある中で、なぜメディア工房を選ばれたのでしょうか。

大谷:これまでとは全く異なる業界に挑戦したい」という思いが強くありました。求人を見ていく中で「占い」というワードに興味を持ったんです。正直なところ、私自身は占いそのものには特に関心がありませんでした。むしろ、伝統的なコンテンツである占いを、どのようにデジタルコンテンツとして展開しているのか、そのビジネスモデルやマーケットに興味を持ったんです。

後で知ったことですが、アフィリエイトの世界では占い関連のサイトは特別な扱いを受けることが多く、ある意味で特殊な領域だということも分かりました。そういった独自性のある市場で、「どのようにビジネスを展開していくのか。」その部分に大きな魅力を感じました。

―現在の業務内容について、具体的に教えていただけますか。

大谷:無料の占いコンテンツを提供する「カナウ占い」というサイトの運営を一手に担当しています。このサイトは、有料の占いコンテンツを購入する前のユーザーを育成する「入り口」としての位置づけを持っています。カジュアルに楽しめる占いコンテンツを提供することで、ユーザーの興味を引き、最終的には有料コンテンツの購入につなげていく戦略的な役割を担っています。

(参考)「カナウ占い」:https://fortune.the-uranai.jp/

 具体的な業務としては、オウンドメディアの戦略立案、システムの保守・開発、外部パートナーのマネジメント、ユーザーデータの分析など、非常に幅広い業務を担当しています。入社当初は既存システムの理解とリファクタリングに多くの時間を費やしましたが、現在は戦略立案やディレクションにも力を入れています。

 また、空き時間を見つけては新機能の開発やセキュリティ対策用のツール開発なども行っています。テニスで例えるなら、常に左右に振られているような状態です(笑)。



裁量権の大きさが魅力 ー 技術力を活かした即効性の高い開発

―女性向けのコンテンツということで、最初は戸惑いもあったのではないでしょうか。

 確かに、男性である私自身は無料占いサイトを楽しむ機会がなく、最初は女性ユーザーの心理を理解するのに苦労しました。しかし、以前からサイトを担当していた方々から、ユーザーの利用動向や楽しみ方について詳しく教えていただき、徐々に理解を深めることができました。

 実際に運営に携わってみると、占いコンテンツを楽しむユーザーの気持ちが見えてきました。決して重たい気持ちではなく、日々の生活の中でカジュアルに楽しむようなユーザー心理を理解できたことは、大きな収穫でした。

―担当業務の中で、特にやりがいを感じる部分はどこでしょうか

 何と言っても裁量権の大きさですね。予算配分から人材の採用、運営の効率化まで、多くの判断を任せていただいています。上からは「サイト拡大」という大きな方向性だけ示されていて、具体的な施策は私が考えて実行できる。ある意味では「丸投げ」状態なのですが(笑)、それだけ自由に動ける環境であるということです。

 また、改善提案から実装まで一貫して担当できる環境も大きな魅力です。アイデアを形にする過程で、これまでの経験を存分に活かすことができています。特に、プログラミングスキルを持っているので、思い立ったアイデアをすぐに形にできる。そういった即効性の高い開発ができることは、大きなやりがいにつながっています。

―今後の目標について教えていただけますか。

 現在の最大の目標は、担当しているカナウ占いのアクセス数を5倍以上に伸ばすことです。サイト自体は7年ほどの歴史がありますが、私が担当してからはまだ1年程度。かなり野心的な目標ですが、これまでの経験とスキルを総動員して達成したいと考えています。

 また、個人的にはプログラミングスキルの向上も目指しています。特に最近は、AIの進化が目覚ましいので、それらを活用した効率的なシステム開発や、よりインタラクティブな新機能の実装にも取り組んでいきたいですね。ユーザーにとってより楽しく、より価値のある体験を提供していくことが、私の使命だと考えています。



自主性とコンテンツ制作への意欲 ー 新たな仲間に求めるもの

―ありがとうございます!改めてですが、どんな人と一緒に働きたいですか?

 部署によって求められる人材は異なりますが、特に重要なのは自主性とコンテンツ制作への意欲です。経験やスキル以上にこの2点を重視していて、カオスな環境の中で自ら考え、行動し、新しいものを生み出していくことを楽めることが何よりもの資質だと思っています。

 与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら課題を見つけ、解決策を考え、実行できる。そういった主体性を持った方々との出会いを楽しみにしています。

―最後に、これから入社を考える方へメッセージをお願いします。

 メディア工房は、占いという珍しい分野で事業を展開する会社です。一般的なIT企業とは異なる環境で、新しいチャレンジができる場所だと感じています。特に、自分のアイデアを形にできる規模感が、当社の大きな魅力の一つだと思います。

 私自身、入社前は占いに関心があったわけではありませんが、このユニークな領域だからこそ得られる気づきや学びがたくさんありました。伝統的なコンテンツをデジタルで展開する。その過程で直面する独自の課題に取り組むことは、非常に刺激的な経験になっています。

 コンテンツ作りに興味がある方、技術を活かして新しい挑戦がしたい方は、ぜひ一度お話ができればと思います!

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