おはようございます。採用担当の谷川です!
今回はバックエンドエンジニアの技術を生かしながら、チーム開発で全体を見る位置に活躍の場を広げつつある眞神圭吾さんに、お話を伺いました。
―一人力のバックエンドエンジニアに限界を感じてミスミへ
前職では、比較サイトを開発・運営している会社でバックエンドエンジニアとして勤務していました。プロダクトの大部分をほぼ一人力で回しており、楽な反面、自分の能力が拡張していかない感覚がありました。社会に貢献できる大きなプロダクトに関わるには、限界があるな、と。「チームで開発する経験をしたい」と思うようになりました。
転職エージェント経由でミスミを紹介され、カジュアル面談でmeviyに魅力を感じ、入社を決めました。加えて、そのとき話した、現社長の道廣(株式会社DTダイナミクス代表取締役社長 道廣隆志)と息が合って非常に安心感があったこと、DXに対する開発体制がかなりしっかりしていると感じたことも、後押しになりました。
―meviyから感じる「本物のDX」
最近はDXという言葉自体がバズワード化していて、内実が追い付いていない会社も多いと感じます。その中で、meviyは「ちゃんとデジタルトランスフォーメーションをしている」ことに、大きな魅力を感じました。
FA機器の調達では、「欲しい」と思ってから実際に手に入るまでの時間の9割以上を削減して、顧客に確かな利便性を生み出しています。なにより、「会社や業界に対して変革を起こす」というDXの定義にしっかり該当するので、これはすごいプロダクトだと思いました。
meviyは開発組織が内製化され、現在は会社となりました。解決するべき課題が山積みでアプローチしていく余地があることが魅力の一つです。
海外展開も活発で、国内にとどまらない影響力の大きさも感じています。また、前職では目に見える成果が出せない期間が長かったので、ユーザーから評価の声が聞こえること、実績も上がっていることが嬉しいし、やりがいにつながっています。
―エンジニア教育の手法導入やスキルトランスファーで領域横断型チームを育成
現在はバックエンドのエンジニアとして、領域横断型のチームで機能開発をしています。meviyの扱う商品群には切削部品や板金部品などがありますが、そういう個々の部品に共通する機能の開発などに携わっています。
チームを育てる立場にもなり、この一年で思考がどんどん変わってきました。まず、エンジニアの教育やスキルトランスファーを考えるようになったこと。知識をチームに浸透させるための手法や仕組みを考えたり、実際に実装してトライアンドエラーで改善していったり、ということをリードして行うようになりました。
最近導入した「ペアプログラミング(1つのプログラムを2人で開発するプログラミング手法)」では、人と一緒にモノを作っている実感があって、私自身とても楽しいです。自分の考えと相手の受け取り方に微妙にズレが生じる難しさもわかりました。スキルにも得意不得意があり、キャリアを歩んだ環境も違うので、そこの調整はやっぱり難しいですね。
前職では、「これ作って」という要求に、自分の頭だけで考えてコードを書き、見せる……と、自己完結していました。スピード感があってやりやすい反面、一人では限界もありましたが、今はチーム単位で開発ができます。大きな事業部とのやり取りを効率化し、いいものを早く作っていけたら、と思っています。
―はじめての体験を重ねて得た スキル領域が広がる感覚
会社全体に関わる業務に自ら携わるようになったことも、変化の一つです。採用資料の作成、オフィス移転のまとめ役としての仕事など、DTダイナミクスというミスミからスピンアウトしたテック企業の拡大に向け、エンジニア以外の仕事にも取り組んでいます。開発以外の関係者も含めた全体フローを見て、未整理で非効率な部分にも気づいたので、いろいろ考えて提案しながら動いています。
そうやって少しずつ上流工程に近いところに携わるようになり、自分のスキル領域が広がるのを感じています。さまざまな立場の方と話し、初めての挑戦では反省しつつも多くの示唆を受け、苦しいけれど楽しいです。ランナーズハイみたいな感じでしょうか。成長が実感できるので、筋トレに近いのかもしれません。
ミスミに転職して、今までやったことがないことばかりを体験しています。前職で「こういうことをやれたらいいな」と考えていたことが、まさに今、できている感じです。ミスミにいる人たちは、自分たちのプロダクトが誰かの役に立っているという強いモチベーションを持っています。みんなが1つの方向に向かって動いているのを感じます。
―グローバルナンバーワンを目指して
今後は、拡張性や保守性を担保したmeviyのアーキテクチャ変更や、引き続きエンジニア教育、開発フローの改善にチャレンジしていきたいです。
また、グローバルナンバーワンを目指せるプロダクトとして、海外のテック企業とのやりとりや海外エンジニアの採用にもチャレンジしてみたいと思っています。
―meviyにはエンジニアとして活躍できる土壌がたくさんある
meviyは日本屈指のDXプロダクトですが、更なる開発組織の強化が不可欠です。技術に特化して価値を生み出したい方も、チームや組織単位で貢献したい方も、活躍できる土壌があります。興味を持った時点で、気軽にカジュアル面談をしていただきたいです。
能力のレーダーチャートでいえば、バランス型にせよ、技術的な尖りがある特化型にせよ、バリューを発揮できるポイントがあるといいですね。また、社会貢献へのモチベーションも、大切な要素だと思います。
―あなたにとってmeviyとは?
たとえるなら、『キングダム』の飛信隊※。
『キングダム』は始皇帝の中国天下統一の話ですが、製造業におけるmeviyは統一に向かう際の「金剛の剣」そのものかなと思います。メンバーも、次々と優秀な方々が加わりキャラクターが多様化して、飛信隊っぽいんです。『キングダム』さながら、武将クラスの勢が将軍クラスをどんどん引っ張っていくのではないでしょうか!
※原泰久原作の漫画『キングダム』の主人公、信が率いる秦国の部隊。始皇帝が“中華統一”に向かう際の中心的役割を担う存在として描かれている。
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meviyとは
製造業における「労働生産性改革」を実現 meviyは製造業の調達領域に対して革新的な進化をもたらします。従来型の紙の図面を中心としたアナログな調達のプロセスを変革し、設計データをアップロードするだけで、AIが価格と納期を即時見積もり、受注生産でも最短即日で出荷を実現するオンデマンド製造サービスです。従来型のアナログな調達のプロセスと比較して9割以上の時間削減をもたらし、ものづくりのスピードを劇的に変えることが可能となります。