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マスもデジタルも全方位やってきたtoCマーケのプロから、市場を作ることができるtoBマーケターへ【マーケティング&オペレーション本部 マネージャー 石渡貴大】

『マーケティングを進化させて世界中のビジネスを加速させる』をビジョンに掲げるマインディアでは、日々活躍しているメンバーがいます。このストーリーではマーケティングに限らない多様な経歴を持つ各々がなぜマインディアに入社し、何を目指して日頃の業務にあたっているのかを、シリーズでお届けします。

今回は、マーケティング&オペレーション本部のマネージャーとしてマーケティングから案件のオペレーションまで、広範な業務を担当している石渡さんにお話を聞いてみました。

◆登場人物
株式会社マインディア / Marketing & Operation Manager 石渡貴大
三重県出身。東京大学 文学部 行動文化学科 心理学専修課程 卒業。大学卒業後、創業2期目のベンチャー企業に入社し、インターネット広告ビジネスの立ち上げに従事。2015年にGunosyに転職し、マーケティング責任者としてアプリのユーザーグロースを統括。新たなTVCM効果計測手法の開発などを評価され、全社MVPを受賞。2019年、マインディアに入社。現在はマーケティング&オペレーション本部のマネージャーとして、toB・toCのマーケティングとリサーチオペレーションの業務に携わっている。趣味は野球・フットサル・ゴルフなどスポーツ全般。2022年5月に子供が生まれ、育児に奮闘中。

マインディア入社前までの経歴について教えてください

2010年に、新卒でWeb専業の広告代理店に入社しました。創業2期目・社員5人の会社で、ちょうど僕が入社したときのマインディアと同じようなフェーズの会社です。2008年に人材ビジネスで創業した会社だったのですが、創業直後にリーマン・ショックが発生したこともあり、人材ビジネスから広告代理店にピボットした直後でした。社員数も少なかったですし、Webのことに詳しい先輩もいなかったので、営業も、コンサルも、運用もとにかく何でも自分でやるような環境でした。多いときは1人で150社ほどのアカウントを担当し、Web広告の運用、アクセス解析、SEO、サイト制作ディレクションを並行して行っていました。当然、普通にやって150社も回せるわけないので、具体的には書けないぐらい残業もしていました。

5年半ほど1社目の会社に勤めて、2015年にGunosyに転職しました。プロモーションチームの1メンバーとしての入社でしたが、上司の異動や先輩の産休があり、入社後3ヶ月ほどでプロモーションチームが実質自分1人になりました。当時のGunosyは売上の60%で20億円以上の広告宣伝費を使っていたので、1人で上場企業の売上の半分以上の広告費を使うことになりました(笑)。前職では経験がなかったテレビCMも担当することになりました。Webとテレビでは全く世界が違い、作法や文化に戸惑うところも多かったですが、上司の指導も受けながら何とかやっていました。「グノシー」だけでなく「ニュースパス」や「LUCRA」など複数のアプリのリリースに併せてプロモーションチームが拡大し、自分は全アプリのマーケティングを統括するマネージャーになりました。そこからは、ライブ動画配信やクーポンなど新機能のプロモーションを中心に自分でも手を動かしながらメンバーのマネジメントをするプレイングマネージャーのような役割でした。退職前の最後の1年間は新規アプリや広告ビジネスの立ち上げに従事していました。

マインディアに入社した経緯を教えてください

GunosyにいたときにFacebookへの広告出稿をしていたのですが、そのときの営業担当が大也さん(注:代表鈴木)でした。大也さんがFacebookを辞められた後はしばらく連絡を取っていなかったのですが、マインディアを立ち上げて1年ほど経った2019年4月頃のタイミングで声をかけてもらいました。当時は具体的に転職活動をしていたわけではありませんでしたが、ぼんやりと「そろそろ次のキャリアも考えないとな」と思っていた時期でした。
その当時キャリアについて考えていたことは

  • スマホアプリのマーケしか知らないと、スマホがメインデバイスではなくなったときに自分の価値がかなり限定されてしまう。iPhoneの登場によって一気にガラケーからスマホに置き換わったように、その日は突然やってくるだろう。スキルの幅を広げるために、衣食住など、絶対になくならない商品のマーケティングについて勉強したい。
  • P&G出身のマーケターの方がいろいろなところで活躍されているので、彼らの考え方を知りたい。
  • toCだけではなくtoBのマーケティングもやってみたい。

マインディアは大也さんがP&G出身で、クライアントも大手の日用品・消費財・食品飲料メーカーなどが中心です。僕が入社すれば1人目のマーケターとして大也さんの直下で幅広く経験できるということが、マインディアに興味をもったきっかけです。僕のキャリアは1社目も2社目もベンチャー企業ですが、上場を目指す会社に若い社員番号で入社でき、会社の成長 = 自分の成長となる環境で働けることにメリットを感じていました。
そして当時はまだローンチされておらず構想段階でしたが、Mineds for EC Data(EC購買データ)のプロダクトも非常に魅力的に映りました。Mineds for EC Dataは消費者個人に紐づくオンライン購買行動を可視化するプロダクトです。オフラインの購買データとしてはID-POSデータなどが利用されていますが、オンラインでは個人に紐づくデータの利用はほとんど進んでいません。そういったデータは、往々にして大手ECモールなどのプラットフォーマーしか保有していないためです。そのEC購買データをオープンにし、利用する企業と提供する個人の双方にメリットがある仕組みを構築するプロダクトの説明を聞いたことで、成功を確信できたことも入社を決めた理由の1つです。

面接のフローの中で、経営陣全員と面談の機会も作ってもらっていましたし、特に入社後にギャップを感じることはありませんでした。ギャップという訳ではありませんが、僕は2019年11月に入社し、2020年初頭からのコロナウィルス感染拡大によって市場環境が大きく変わりました。定性調査のオンライン化が一気に進みましたし、ECサイトの需要も伸びています。当然それに伴って社会課題も変化していますが、マインディアはそれを解決できるソリューションを持っているので、必要な人にしっかりと届けていきたいと思っています。

現在の業務について教えてください

マーケティング&オペレーション部門の統括として、主に以下の業務を行っています。

①マーケティング
 toCマーケティング
  新アプリPintの企画
  アプリのユーザー獲得

 toBマーケティング
  広告出稿
  広報・PR
  コーポレートサイト管理
  Salesforce構築

②オペレーション
定性調査
 アンケートの配信や対象者のリクルーティング
オペレーション効率化
プライバシーマーク取得・維持

③マネジメント
管理
育成・教育
採用

自分が責任を持つ業務範囲がかなり幅広く、何でもできるところに面白さを感じています。今の業務の中で前職までの経験が直接的に生きているのはtoCマーケティングの部分ぐらいで、それ以外はすべて新しいチャレンジです。それでも任せてもらえているのは、マインディアには失敗を悪とするのではなく「Fail and Learn」というバリューがあるからだと思います。

マーケティングに関しては、これまでECサイトでの購買データやメールアドレスに紐づくコンバージョンデータを1人1人に紐づく形でデータ提供している会社はなかったので、そういうサービスがあること自体がクライアント企業に認知されていません。認知されている商材であればリスティング広告を出稿すればある程度反響が取れますが、認知されていない = 検索もされないので、単純にリスティング広告を出すだけでは集客できません。まずはこういうサービスがあるということを認知してもらい、市場を作るところから挑戦していかなければいけないので、非常にチャレンジングな環境です。

オペレーションは、セールスが受注した案件を確実に納品することがミッションです。セールスとの連携や、納品確認などコーポレートとの連携が非常に重要で、ミスなく迅速に対応するために、Salesforceの導入・活用やGASなども使った自動化を進めています。場合によっては従来のフローと大きく変えなければならないこともありますが、最終的に楽になるのであればと「Impact Driven」でスムーズに受け入れてもらっています。

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