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やるんだったら全力で突き抜けたい。全力の学生時代
学生時代の私は何事にも全力なタイプで、
「やるんだったら突き抜けたい」という思いが強く
「突き抜けるためにはどうするのか」と頭を使うのが好きでした。
例えば、高校の部活動で所属していたハンドボール部の最後の大会で、県トップ3の格上の高校を相手にしたとき。
普通にやったら勝てない相手に勝つために思考を廻らせ、常識はずれのフォーメーションを組んで向かったところ、奇跡的に勝つことができました。(そのあと県トップの高校にダブルスコアでボコボコにされましたが。笑)
高校の学園祭で劇をやった時も、最優秀賞を取るために審査員の先生たちの趣向を事前にヒアリングして脚本作ったり、建設会社に協力してもらいみんなで本格的な制作物を作ったり、受賞のためにできることを徹底して行っていました。(青春ですね。)
大学は早稲田大学に入学しました。
第一志望校であった東大に落ちたことが悔しく、「大学生活で挽回するぞ、4年後マッキンゼー入るんだ」と意気込んで、1年の前期からフェルミ推定とケース問題に打ち込んでいました。
この時も「やるんだったら突き抜けたい」の思いが根底にあり、「いい大学に行って、いい就職先について、エリート街道で突き進みたい」という価値観に突き動かされて行動してましたね。
ただ、そんな自分の価値観を180度変える出来事がありました。
中卒で年収2000万円を稼ぐ社長との出会い
価値観が大きく変化したきっかけは、大学一年の時に所属した国際交流団体で、当時団体のアドバイザーをしていた中卒社長、通称「ぬのちゃん」と出会ったこと。
彼は当時25歳で、不動産の会社を経営していて年収2000万円以上稼いでいました。
「いや普通に、マッキンゼーよりすごくね」
と思いました。
私は高校時代から友達と「30才までに年収1000万円超えようぜ」みたいなゴールを設定し、そのためにいい大学に行き、いい就職先に行こうとしていたので、
自らが描いていた方法とは全く違う方法で、さらに自分達の目標を余裕で越すぬのちゃんとの出会いは衝撃的でした。
「もしかしたら自分の見ている世界はあまりにも狭いのかも」と思いました。
そこからはもう、壁の向こう側を追い求めるエレンのような探究心を持って、ぬのちゃんが“どうしてそうなれたのか”を質問しました。
ぬのちゃんの回答はいつもシンプル。
まずは訪問販売をやって月収100万円を達成したと。
そこで「営業力」がとても大切だと聞きました。
初めはとにかく真似をしようと思い、そこからは営業力をつけるために3つのインターン先でゴリゴリに働きました。
一つ目が単価100万円くらいの給湯器の訪問販売です。
とにかく気合いで訪問しまくりました。
結果、初月で400万近く売ることができて、会社でも表彰されて。
ちゃんと調子に乗りました。
大学1年生にして、彼女に25万円のグッチの鞄をプレゼントしてましたし、過信が原因で投資詐欺にもひっかかりました。
二つ目は法人向け無形商材の営業でして、
単価300万円ほどのマーケティングコンサルティングを経営者に向けて営業していました。
交流会行って、名刺交換して、プレゼンしてを繰り返してましたね。
その後は、だいぶ端折りますが、色々ご縁もあって、仙台で牛乳屋さんの営業をしました。R-1ヨーグルトとか、銭湯とかにある瓶の牛乳の訪問販売です。
これが一番キツく、正直商品を売るというより典型的な自分を売らないといけない営業だったので、最初はプライドを捨て土下座営業をしてノルマを達成してました。
この時に気づいたのは、人は本気で土下座をすると、ある程度の頼みだったら聞いてくれるということです。
実際土下座をすると3割の人は必ず牛乳を契約してくれたので、1日のノルマが3件だったのですが、合計10土下座でノルマ達成をしてました。
幸い、やっていくうちに”自分を売る”営業のコツが掴めて、最終的にはトップセールスをとりました。
ただ、この時くらいからですね、結局自分は何がしたいのかわからなくなっていて、営業力はついたものの、この先どうしようと迷っていました。
ヒュー・ジャックマンと代表 古鍜冶が重なった瞬間
そんなこんなで人生に迷っていた時に、映画「グレイティスト・ショーマン」を見ました。
19世紀を舞台に、ヒュー・ジャックマン演じるP・T・バーナムが失敗を重ねながらもサーカスを生み出すまでのストーリーを描いた映画で、好きな人も多いと思います。
それを見て私は自分の人生の中でサーカスみたいに、人々が喜ぶものを作れたら最高に楽しいだろうなと思いました。
そんなことを思っていた時、突然古鍜冶(ミギナナメウエの代表)から電話がかかってきました。
古鍜冶とは大学1年生の時に所属していた国際交流団体で出会いました。
その団体で古鍜冶は代表を勤めていて(私が副代表)、その後のマーケティングコンサルの営業インターンも一緒に行い、私が牛乳屋さんをやってる時には既に起業し、初月から500万ほど売上をあげて起業家として順調な一歩を進めていました。
そんな古鍜冶の電話の第一声は
「もしもし」でも「久しぶり」でもなく、
とてもキザなトーンで
「今から口説くね」でした。
その第一声で私は心を半分掴まれながら、
その後の古鍜冶からの「一緒に会社をやろう」という誘いの電話を聞いていました。
普通に嬉しかったです。
ただ、一緒にやる上で、目的が同じでないといつか崩れると思っていたため、お互いにどういう会社にしたいかを徹底議論しました。
結論、古鍜冶は
「会社をやる以上、数字はめちゃくちゃ大事。何百億、何千億、何兆という規模の会社にしていく。その上で、もっと大事なこと、みんなの想像を超える面白いことをしたい」
と話していました。
「サーカスみたいに人々が喜ぶものを作れたら最高に楽しいだろうな」そう考えていた私からすれば、彼はヒュー・ジャックマンに見えました。
そして1週間後には、一緒にやるという返事をしました。
当時お世話になっていた牛乳屋さんがすぐにはやめられなかったので、相談した結果100件契約をとった時点で東京に戻るという約束をしました。
そこから死に物狂いで営業して、約束から初月で100契約とって東京に戻りました。
ミギナナメウエのこれからについて
そして2018年の12月に取締役COOとして参画しました。
ミギナナメウエに入ってからの話は長くなるので詳しくは割愛しますが、ミギナナメウエのこれからをどう考えているかについては話そうと思います。(日頃から古鍜冶が話していることも含めて)
ミギナナメウエは、資金調達をして事業を伸ばしていくスタートアップ型とは異なり、サイバーエージェントのようにまずは主力事業で手堅く利益を生み出し、そこから自社サービスにどんどん投資していく方針です。
振り返ると、4期連続で3桁成長を達成し、確実に収入の柱を作ることができ、またチーム一人一人の能力も高まってきました。
実際ミギナナメウエのメンバーは他社から口説かれてばかりです。
あと3年で100億を突破する未来は見えています。
数字に関しては達成できると。
ただ、会社としてはここからです。
やっと地盤が固まった今のタイミングで、ミギナナメウエが本当にやりたい、
「みんなの想像を超える面白いこと」をこれからどんどん仕掛けていきたい。
それを一緒にやっていく仲間を募集しています。
理想はリクルートやDeNAのような組織
事業軸で言うと、みんなの想像を超える、面白い事業をどんどん生み出す会社になりたいと思っています。
加えて、会社としてもう一つ目標があります。
誰一人影に埋もれることなく、皆が挑戦できる組織であり続けたい。
理想はリクルートやDeNAのような組織です。
仕事に対して前向きな人たちから、”働きたい会社”として第一想起される会社になりたいです。
結局、そうなった方が会社は伸びますし、何より仕事に対して前向きな人材が集まっていて、そういったメンバーと一緒に挑戦できる環境って素敵だと思います。
まだまだメンバーが少ないからこそ、今は皆が挑戦できる組織だと思います。
ただこれから拡大するにあたってこれを維持できるかが大切です。
ということで、より良い組織になっていくよう頑張ります。
こんな人に来てほしい
どんな人と一緒に働きたいか、うちはどんな人だったらおすすめの環境かについて書きます。
【こんな人にはおすすめ】
①いま、不完全燃焼な人
例えば今まで、部活でも勉強でも何かに全力で打ち込んできたものの、
社会人になってからは、今までの熱量をぶつけるところがなく、「何かに全力で突っ走りたい!」と思っている方はぜひ話しましょう。現状挑戦できているが、物足りない人もウェルカムです。
②何者かになりたい!人生は一度きりタイプ
P.T.バーナムみたいに、「俺は生涯でサーカスという価値あるものを作ったぞ」と豪語したい人は歓迎です。
③お金持ちになりたい人
ミギナナメウエはかなり商売気質の強い会社ですので、お金持ちになりたい、そのための努力なら惜しまない!という人も歓迎です。
【ミギナナメウエで大切にしている価値観】
そんなミギナナメウエで大切にしている価値観を2つ紹介します。
①相手をリスペクトすること
お互いのリスペクトを忘れたら人間関係終わりですよって思っています。
全員が仕事に対して本気で取り組んでいるからこそ、その人にはその人なりの考えがあって行動をしています。まずはリスペクトの精神を持って相手の考えの理解に徹することが大切です。
②結果にこだわる
仕事をする上でまずは結果を出そうと。面白い事業を作るというと、理想を描くだけの人が来たりもします。高い理想を持つことは本当に大切です。
ただ、やりたいことを実現するためには、やりたくないこともやらないといけない。その理想と現実のバランスをうまくとりながら、まずは結果を出すことに向かっていくことが、ミギナナメウエな事業を作るのには不可欠です。
当てはまる方はぜひお話ししましょう!