自衛隊での経験を経て、未経験からITエンジニアへ。その後、愛知県で車載ソフトウェア開発の経験を積み、現在はMicwareの札幌オフィスで活躍しているCさん。
「ものづくりが好き」という気持ちをきっかけに、異業種からエンジニアの道へ進んだCさんは、なぜミックウェアを選んだのでしょうか。
今回は、これまでのキャリア、札幌で働くことへの想い、そしてミックウェアで感じる成長環境について、採用担当が聞きました。
―「ものづくりが好き」から始まった、エンジニアへの道
採用担当:Cさんは、もともと自衛隊で勤務されていたんですよね。そこからITエンジニアを目指されたきっかけを教えてください。
Cさん:もともと趣味で、組み込み系のおもちゃを作ったり、プログラムを触ったりしていたんです。そこから少しずつ、「ものづくりに関わる仕事がしたい」と思うようになりました。
採用担当:自衛隊に入る前から、IT系の仕事を考えていたわけではなかったんですか?
Cさん:本格的に作り始めたのは、自衛隊に入ってからですね。自衛隊は自衛隊でやりたいことだったので、まずはそこで経験を積みました。6年ほど勤めて、自分の中で一区切りついたタイミングで、「次はエンジニアに挑戦しよう」と決めました。
採用担当:自衛隊とエンジニアでは、仕事内容は大きく違うと思います。共通している部分はありますか?
Cさん:チームで仕事をするところは共通していると思います。現場で体を動かすのか、デスクで開発するのかという違いはありますが、チームで一つの目標に向かって進めていく点は同じです。そこは、自衛隊での経験が今にも活きていると感じます。
採用担当:一人で黙々と進めるより、チームで何かを作っていくことにやりがいを感じるんですね。
Cさん:そうですね。もちろん自分で作るのも好きですが、一人では大きなことはできないと思っています。チームの力は大事だなと感じます。
規模の大きな車載ソフトウェア開発に、札幌から関わる
採用担当:現在はどのような業務に携わっていますか?
Cさん:今はOTA関連の開発に携わっています。チームとしては札幌のメンバーに加えて、神戸のBPさんともやりとりしながら進めています。
採用担当:前職ではブレーキ領域の開発にも関わっていたと伺いました。現在の業務と比べて、違いを感じるところはありますか?
Cさん:一番大きいのは、品質保証の考え方やスピード感、裁量の違いです。前職で関わっていたブレーキ領域は命に関わる部分なので、1行コードを変えるにもかなり慎重なレビューが必要でした。一方で今の業務では、自分で考えて改善したことが、良いものであれば採用される場面もあります。
採用担当:その方が、エンジニアとしてのやりがいを感じますか?
Cさん:そうですね。以前は、安全性が確認された既存コードを探して使うことも多かったのですが、今は自分で考えて書き、改善していけるところに面白さを感じています。
採用担当:自衛隊時代が懐かしくなることはありますか?
Cさん:自衛隊は自衛隊で、部活のような一体感があって面白かったです。朝からみんなで仕事をして、終わったら一緒にご飯を食べるような雰囲気がありました。ただ、自分の中ではやりきった感覚があります。今はエンジニアとして、ものを作っていく楽しさを感じています。
ー未経験からITへ、不安を行動に変えた転職のはじまり
採用担当:未経験からIT業界に入るとき、不安はありませんでしたか?
Cさん:まずは、本当にこの業界に入れるのかという不安がありました。その不安を少しでも埋めるために、基本情報技術者の資格を取りました。勉強していく中で、趣味で触っていた内容と重なる部分もあり、「意外と知っているぞ」と思えたんです。
採用担当:自衛隊に在籍しながら転職活動をしていたんですか?
Cさん:在籍中は転職活動ができなかったので、まずは資格だけ取りました。その後、退職してから転職活動を始めました。足元が見えないまま、とりあえずジャンプするような感覚でしたね。
採用担当:最初の転職先はSES企業だったんですよね。
Cさん:はい。正直、入れるところに入ったという感覚でした。組み込み系を希望していたので、愛知のSES企業に入りました。
採用担当:そこで一番成長を感じた経験はありますか?
Cさん:派遣から受託に切り替わるタイミングで、初期メンバーのような立ち位置に入れたことです。その後、新しい業務に挑戦する機会があり、リーダーとしてOEMさんと直接やりとりしながら、仕様やスケジュールの調整を行いました。あの経験が、一番成長につながったと思います。
ー北海堂へUターン、年収もキャリアも妥協しない選択
採用担当:北海道に戻ろうと考えたのは、いつ頃からですか?
Cさん:愛知に行った時点から、いずれは札幌に戻るつもりでした。だからこそ、常に次のキャリアを見据えて、チャンスになりそうなことには挑戦していました。結婚を機に、いよいよ戻ろうと決断しました。
採用担当:北海道で働くにあたって、不安はありましたか?
Cさん:仕事自体はなんとかなると思っていました。ただ、年収を下げずに移動できるのかは不安でした。札幌はITエンジニアの年収があまり高くない印象もあったので、そこは気になっていました。
採用担当:その中でミックウェアを選んだ理由は何でしたか?
Cさん:年収面が良かったことと、業務内容に強く惹かれたことです。組み込み系で探していた中で、車載、IVI、Android開発というキーワードを見て、「これまでの経験を活かしながら、新しい領域にも挑戦できそうだ」と感じました。札幌にいながら、全国規模の車載ソフトウェア開発に関われることも大きかったです。これまではC言語を中心にやってきましたが、Micwareでは新しい言語や技術にも触れられるので、自分のキャリアの幅を広げられるイメージが持てました。
採用担当:新しいことに挑戦するのが好きなんですね。
Cさん:そうですね。年収ももちろん大事ですが、それ以上に「自分の市場価値を高めていける環境かどうか」は意識していました。新しい技術を学ぶことは大変な面もありますが、知らなかったことができるようになる感覚が好きなんです。ミックウェアでは、業務を通じて学べることが多く、その学びが次の挑戦につながっていくところに面白さを感じています。
ー「やってみたい」と言いやすい、ミックウェアで感じる成長環境
採用担当:ミックウェアに入社して、成長しやすいと感じる点はありますか?
Cさん:やりたいことや改善したいことを言いやすい雰囲気があると思います。前職ではSESという働き方だったこともあり、自分から提案しても、立場上すぐに反映するのが難しい場面もありました。今は、「こうした方が良いのでは」「この部分をもっと改善したい」といった意見を伝えやすく、良い提案であれば前向きに受け止めてもらえます。自分で考えて動ける余地があるので、エンジニアとしての手応えを感じやすい環境だと思います。
採用担当:入社前に想像していたこととのギャップはありましたか?
Cさん:思っていたより早く、上流の業務に関わることになった点です。入社してしばらくは開発を中心に経験を積んでから、少しずつ上流に関わっていくのかなと思っていました。実際には、比較的早い段階からお客様とのやりとりや体制づくりに近い部分にも触れる機会がありました。責任の重さはありますが、その分、自分の仕事がプロジェクト全体にどうつながっているのかを実感しやすいです。
採用担当:現在の業務で苦労したことはありますか?
Cさん:最初は、技術的にも業務的にも協力会社さんの方が詳しい状態でした。その中で、自分の知識を追いつかせながら、周囲と連携して進める必要がありました。分からないことをそのままにせず聞ける関係性があるので、そこはとても助かっています。経験豊富な方から学びつつ、自分でも考えて進めていけるので、成長のスピードは早いと感じます。
採用担当:札幌オフィスの雰囲気はいかがですか?
Cさん:人間関係は良いと思います。飲み会やリフレッシュルームなどで自然に話す機会がありますし、「この人とは話しづらい」という雰囲気が少ないです。必要以上に堅苦しくなく、でも仕事ではきちんと相談できる。そういう距離感が自分には合っています。札幌オフィスは人数が多すぎない分、周囲とのつながりを感じながら働けるところも良いですね。
ー地方でも、キャリアは伸ばせる、札幌で働くという選択
採用担当:ミックウェアに入って良かったと感じる点はありますか?
Cさん:年収面と業務内容です。加えて、視座が少し高くなったと感じています。前職では、目の前の受託業務をどう進めるかが中心でしたが、今はHondaさんとの取引をどう広げていくか、そのためにどういう体制を作るかといった、より先の視点に触れる機会があります。自分が担当している開発だけでなく、その先にあるお客様との関係性や、チームとしてどう価値を出していくかまで考える場面が増えました。そこは、Micwareに入って良かったと感じる大きなポイントです。
採用担当:Android開発の面白さはどこにありますか?
Cさん:応用できる範囲が広いところです。車載向けAndroidで培った技術は、車の中だけに閉じるものではなく、他のAndroid開発にも活かせます。仕事で覚えた技術を、自分のAndroidアプリ開発にも応用できるので、学んだことがそのまま自分の引き出しになっていく感覚があります。作ることが趣味で、それが仕事にもつながっているので、純粋に面白いですね。
小寺:地方で働くことに迷っている方へ、ミックウェアだからこそ伝えられることはありますか?
Cさん:ミックウェアで言うと、北海道だから年収が低いということはないと思います。また、北海道だからキャリアが伸びづらいということもありません。札幌にも担当領域があり、単なる本社の補助ではなく、「これは札幌でやっている」と言える仕事があります。地元で暮らしながら、規模の大きな車載ソフトウェア開発に主体的に関われる。そこは、札幌で働きたいエンジニアにとって大きな魅力だと思います。
ーこれからエンジニアを目指す人へ
採用担当:最後に、未経験からエンジニアを目指している方へメッセージをお願いします。
Cさん:未経験でいきなり「エンジニアをやりたいです」と言うだけでは、正直厳しい部分もあると思います。エンジニアといっても、組み込み、Web、アプリなどさまざまな領域があります。まずは自分が何をやりたいのかを見つけて、その分野に向けて自分で何かを作ってみることが大切です。Webサイトを作る、マイコンを触ってみる、資格を取るなど、最初の踏み台になるものを自分で用意してから目指す方が、その後のキャリアにもつながると思います。
採用担当:SESから転職を考えている方へは、どんなメッセージがありますか?
Cさん:SESでは、自分のやっていることが最終的に何につながっているのかが見えづらいこともあると思います。ミックウェアでは、自分の仕事がより本質に近いところに結びついていると感じられる場面があります。近い距離で仕事ができるのは、魅力の一つだと思います。
採用担当:千葉さん、本日はありがとうございました。
Cさん:ありがとうございました。
ミックウェアでは、車載ソフトウェア開発をはじめ、社会に実装されるプロダクトづくりに挑戦したいエンジニアを募集しています。札幌にいながら、規模の大きな開発に関わりたい方。新しい技術に触れながら、自分のキャリアを広げていきたい方。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。