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CEO原聖吾 が語る創業ストーリー

こんにちは!インターン生の加島です。

CEO原聖吾のインタビューを作成しました!

応募や入社をご検討下さる方々の参考になればと思います。

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● この会社を立ち上げた動機を教えてください。

今まで医者を含め複数の立場で医療に関わってきた経験から、医療に対する問題意識を現場の温度感で抱いていました。私が作りたいのは、人が自分の健康に対して納得出来る選択を下しながら、生きて、死んでいける社会です。このためには医療情報の浸透が必要不可欠であるにもかかわらず、現状医療情報の多くはデータ化されていないか、データになっていたとしても実際に活用するための土台はほとんど整っていません。このギャップを埋めることで理想の社会を実現したい、社会的な貢献を果たしたいという思いから、起業に踏み切りました。


● 同じ課題意識を持つ既存の組織が数多ある中で、問題解決の手段として新たに起業を選択したのはなぜですか。

確かに、課題の解決へ向けたアプローチとしていくらでも他のオプションはありますよね。たとえば厚生労働省に入るとか。特に起業にこだわった理由としては私自身の性格によるところが大きいのですが、それが大きく分けて3つあります。①新しい価値の創造に携わりたかった。まだ誰も手をつけたことのない新たな試みによってゼロから1を生み出すこと自体に、とってもわくわくするんです。②無理難題に取り組みたかった。大きいチャレンジに底なしの魅力を感じます。成功確率が低ければ低いほどやる気が出ますね(笑)③最高のメンバーとタッグを組んで成し遂げたかった。今の環境はこの3つがすべて揃っています。だからこそ最大のモチベーョンで最大のパフォーマンスを発揮したいと常に願っていますし、そういう組織にしたいと思っています。

● 事業としての可能性はどこにあると思いますか。

人にとって何よりも大切で、かけがえのないものは健康だと思っています。どんなに努力をしてもいくらお金を払っても、一度失ったら決して取り戻すことができないからです。ありとあらゆるものが物質・精神両側面において満たされていく社会の中で、「健康」の持つ意味は相対的にますます重要になってきています。これと同時に何が本当に価値のある医療で、どうすれば人は健康に生きていけるのかという問いを模索していく意義もまた、どんどん大きくなってきています。
そして同時に、私たちはそれを誰よりもわかっていて、さらに医療のデータから付加価値を出すことのできるチームだという自信がある。今はまだ小さい組織ですが、そういう足がかり、確固たる地盤がある程度できている点を大きな強みとして認識しています。

● 会社についてお聞きします。会社の雰囲気をどう捉えていますか。また、組織面で課題だと感じていることや、今後の人材に求めることがあれば教えてください。

似た者同士が多く、互いに理解し合える環境ですね。最もスピード感を要求されるチーム創業の段階でも、同じカルチャー・バックグラウンドを共有している分余計なすり合わせが不要なので、非常にスムーズに進みました。真面目で人柄がよく、学力レベルが高くロジカル。そんな誇れるメンバーとともにここまでチーム一丸となって駆け抜けてきたなあという印象です。
だからこそ、あえて今後求めていきたいのは、今までいなかったタイプの人間ですね。ここは組織の課題ともつながってくるのですが、同じ人が集まる故の弱点というのも確かにあって、それは異なるタイプの人と対峙した時に取れるアクションが同じになってしまうということです。チームとして見た時、これは脆弱です。今メンバーがどんどん増えていて、企業として新しいフェーズに差し掛かっている最中だからこそ、ビジネスの世界でこれからよりいっそう力を発揮していくために、メンバーにバリエーションをつけていく必要はあるように思います。例えばエモーショナルな人とか、リスクを冒すことが好きな人とか、とにかくがつがつした人とか。そうしていく中で、組織としての可能性がまた一つ、広がっていくのではと思います。


● ゼロから新しい価値を生み出すという試みの、どこにモチベーションを感じますか。原さんの原動力は何ですか。

何も存在していなかった、まっさらだった場所に価値が生まれることに、すごくわくわくするんです。単純に好奇心が強いのだと思います。こうであったらいいのになと思ったものに対して、すぐに行動を起こしたくなる。今やっている取り組みだと、例えばスマホ診療ですね。あらゆるものがオンライン化している社会なのに、医療分野においては未開拓だった。ここにアプローチしたい、と思ったんです。実現のために一つ一つ作り上げていくというプロセスを経なかったらこの結果って生まれなかったよね、と振り返るのも楽しいです。
今は絵空事と笑われるような出来事が、自分の取り組みによって今後起こり得るのかもしれない。たとえ想像もつかないような可能性だとしても、そこに挑戦すること、チャレンジすることに大きな意味を感じますし、モチベーションもそこにありますね。昔からそういう傾向はありました。

● エピソードがあれば教えてください。

中学生の時に、ジャグリングの部活を作ったんです。単純にジャグリングが好きで、そういうクラブを作りたくて仲間に声をかけました。保育園とか老人ホームとか、校外施設に行って披露会を開いたりとか、あとはストリートで通行人からお金を頂いたりもしていました。文化祭の名物として華もありましたし、現在でも部活として続いているようなのでやって良かったなあと思っています。棍棒に火をつけて怒られたこともありましたが(笑)

● 逆に、今までで一番苦しかったことはなんですか。

一番ですか。うーん、なんだろう。そう考えると、会社を始めてから常に苦しいかもしれません。自分またはチームが最大限頑張る、という部分はいくらでもコントロールが効くところですが、最終的にそれが成果につながるかどうかというのは自分の努力だけではどうにもなりません。例えば、事業上大きな方向性を担うような商談を相手方が受け入れてくださるかどうか、などですね。
良いメンバーが集まっているからこそ上手くいかせたい、最高の結果につなげたい、という思いがすごく強いので、それに関しては毎日のように頭を悩ませています。

● チームメンバーに対する責任感も強いのですね。

そうですね、彼らが共感してくれて共に同じ目的を目指してくれているから、今自分はこうして事業を回すことができる。非常に優秀で人柄の良いメンバーが集まっているだけに、この人たちの人生を背負っている、という意識はやはり大きいです。ここに来なくても、他でエースを発揮できるであろう人たちだからこそ、尚更ですね。一緒にやろう!と声をかけて共感をしてくれた、そのプロセスを大切にするためにも、チームのメンバーにとって面白く、かつ全力になれる環境であることは重要です。

● 硬めの話をたくさんしてしまいました。最後に趣味をお聞きしてもいいでしょうか(笑)

趣味というほどでもないですが、毎週の水泳はずっと続けています。あとは子ども(5才)との虫捕りも楽しい時間ですね。近所の公園にどじょうがいることが分かったので、一緒に捕まえに行ったりしています。


↑ぶれてしまいました(笑)

お子さんとの時間は癒しのひと時ですね。今日は本当に、ありがとうございました!

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