【MICINインターン通信 vol.4】医療スタートアップのインターンで得られた圧倒的な思考力と実務遂行能力
MICINインターンが書く、MICINインターン通信をスタートしました。
今後以下の記事を投稿していきますので是非ご覧ください。
Vol.1:インターン生って何しているの?~Pharma CXでの仕事とは~
Vol.2:インターン生に直撃インタビュー!~インターンを始めた背景は? ~
Vol.3:どんな人と一緒に働くの?
Vol.4:急成長中!バーチャル治験ソフトウェア事業部でのインターン生活◀︎本記事
Vol.5:MICINのインターンで得られるものとは(投稿予定)
Vol.6:インターン生が語る!MICINならではの良さとは(投稿予定)
こんにちは。臨床開発デジタルソリューション事業にてインターンをしている慶應義塾大学経済学部4年の村上です。2019年11月にインターンを始めて、2年間働いています。
今回のMICINインターン通信では、私が所属する臨床開発デジタルソリューション事業についてご紹介します!
臨床開発デジタルソリューション事業とは
MICIN(マイシン)は「すべての人が、納得して生きて、最後を迎えられる世界を。」をビジョンに掲げ2015年11月に創業した医療スタートアップ企業です。
医療機関や薬局向けのオンライン医療サービスの提供、デジタルセラピューティクスの開発、臨床開発向けのソリューション提供といった医療事業に加えて、2021年には少額短期保険会社を立ち上げ、新しい保険サービスの開発や提供も行っています。
その中でも、私が関わっている臨床開発デジタルソリューション「MiROHA」は、臨床開発におけるあらゆる課題をデジタルで解決する、 国内初のDecentralized Clinical Trials (DCT)支援システムです。DCTといわれても何のことやら、となる方が大半だと思いますので(知ってるし、説明なんかいらない!という方は読み飛ばしてそのままMICINへお越しください笑)簡単にご説明します。
皆さんも病気にかかったり、怪我をしたりしたときに薬を使ったことがあると思います。そういった、皆さんが日常的に使っている薬も、製薬企業が長い期間にわたる治験を実施し、安全性や有効性を確認した上で、公的な承認を得て初めてようやく薬局やドラッグストアに並んでいるのです。
しかし、日本は世界の中でも特に「治験の費用」「治験の期間」が膨大であり、欧米などに比べ治験の生産性が低いことが指摘されています。このままでは、日本で治験が行われることが少なくなっていき、最先端の新薬が日本で使えなくなっていくことが危惧されています。
そこでMiROHAでは、治験中の患者さんをオンラインで診療する機能や、治験のデータを管理する機能、治験にかかる同意書などの電子署名機能を提供しています。そうすることで、治験を受ける患者さんの来院の負担が軽くなり、治験への参加率や治験の継続率が上がることが期待されているのです。さらに、従来は人力で行っていた治験データの管理業務をMiROHAが肩代わりすることで、製薬会社の薬の開発コストを下げることにも繋がります。
こういった取り組みは、バーチャル治験(別名「DCT(Decentralized Clinical Trial)」)とも呼ばれています。患者が自宅にいながら新薬の治験に参加することができたり、ITの力で効率の良い治験を実施する、注目度の高い事業です。
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圧倒的な思考力と実務遂行能力がついた業務内容
では、そんなMICINの事業に携わるインターン生は具体的に何をしているのでしょうか。それは、すごく大雑把に言えば、リサーチや資料作成です。テキストで書くとなんだか単調に聞こえますが、自分が作成した資料がベースとなって、事業戦略や新機能の追加といったプロジェクトの方向性が決まっていく過程は大学生活だけでは得られない刺激的な体験です。
といってもあまりイメージが湧かないと思いますので、私が携わった具体的なプロジェクトをいくつか例に上げて、どのような仕事をしているのかをご紹介します。
その1:事業戦略検討の草案作成
事業戦略をより明確にするために、MiROHA事業の現状や、その周辺領域についてのリサーチをインターン生が行いました。そして、社員の方と資料の構成や調査事項の議論をはさみつつ、事業戦略の草案をプレゼン資料にまとめました。
その2:新規機能開発提案
MiROHAのサービスを提供している顧客へヒアリングを実施し、実際にサービスが利用されているシーンをインターン生が分析しました。結果をまとめた資料を元に、顧客にとってどういった機能が必要なのか議論が行われ、新規の機能開発案件に繋がりました。
その3:営業資料作成
MiROHAをより広く展開していくためには、製薬会社への営業活動が欠かせません。インターン生が営業対象となる顧客の分析を行い、MiROHAの有用性を示すエビデンスを調査して、実際の営業の場で用いる資料を作成しました。
これらのエピソードはあくまで一例です。インターン生は上長となる社員さんとほぼ毎週1対1でミーティング(1on1)を行い、自分のやってみたいことや今後のキャリアをお話しています。こういったミーティングの中で、インターン生が関わっていく仕事内容を目標に合わせて決定していくので、様々な仕事に挑戦することができます。
注目の領域で新しい事業を展開している、勢いのある現場に携われることで生まれるもの
MICINが取り組んでいる臨床開発デジタルソリューション事業は、デジタルで旧態依然とした日本の臨床開発の課題を解決する、大きな注目を集める新しい事業です。そういった、今まさにホットな領域で挑戦しているMICINの現場は活気にあふれています。勢いのある事業に携わり、スピード感のある意思決定に関わっていく経験は、この領域で展開しているMICINならではといえるでしょう。
仕事を進めていくための「型」を身に着けられる
MICINでは、インターン生に求められる期待値が非常に高いです。たとえば、作成する資料一つをとっても、顧客にそのまま提出できる程度のクオリティが求められます。自分はインターンだし、社員の方が最後はなんとかしてくれるだろう、というマインドは許されません。その反面、社員の方はインターン生の育成に大きく時間を割いてくれます。「資料の読み手や聞き手に伝えたいメッセージを、合理的かつ論理的に資料という形に変える力」を得るには、MICINをおいて右に出るインターンシップは存在しないと言っていいでしょう。このようなビジネスマンのソフトスキルを磨くことができるという点でも、周りの就活生や同期と差をつけたい人にとっては特におすすめです。
自身がプロジェクトのオーナーとなり、周りを巻き込みながら進められる
バイトやサークルなどでは、上司やリーダーが方針やスケジュールを決めてプロジェクトを進めていくため、自主性をなかなか発揮できなかったという人は多いと思います。MICINのインターンでは、プロジェクトのリードを任せられているインターン生の方が、社員さんよりもプロジェクト内容を熟知しているということがしばしばあります。インターン生にはそのプロジェクトの方針やスケジュールを自主的に提案することが求められているのです。MICINのインターンでは、オーナーシップを持って働くことが当たり前となっています。
さいごに
今このページを見ている方の中には、「長期インターンで学生のうちから頭一つ抜け出したい」と思っている方もいらっしゃるでしょう。MICINには、そんなあなたにピッタリの環境があります。やる気のある方大歓迎です!ぜひお話だけでも聴きにきてください!