MICINのProfessional紹介第2弾 「Software as a Medical Device」の取り組み
こんにちは。MICIN採用担当です。
MICINが展開する様々な事業・サービス、そして、そこでビジョン実現に挑戦する社員を紹介する企画の第2弾です!(前回のバーチャル治験・斉藤の記事はこちらです。)
今回は「Software as a Medical Device(通称SaMD:サムディー)」を担当する花舘にインタビューをしました!ぜひご覧ください。
MICINに入る前はどんなお仕事をしていたのですか?
大手製薬会社(アステラス製薬)で化学者として12年間ほど新薬を創る研究をしてました。
その後、新規事業開拓に向けた研究機能部門立ち上げるために、製品戦略部にうつって1年間、新規部門の創設に携わりました。その後2年間、そこで新規事業に向けた研究提案を企画。ただそこは研究機能だったため、出口戦略を考えビジネスまで見据えた組織設計が必要ということで、経営企画部にうつって2年間、新規事業のビジネス化を考える部門(Rx+事業創成部)の創設に携わりました。
創設後は研究本部に戻り、オープンイノベーションの提携立ち上げやがん領域、新規事業領域のトランザクションやアライアンスマネジメントに携わりました。
製薬企業でも様々なご経験をされてご活躍されていた中、なぜMICINに転職されたのでしょうか?
新規事業に携わる中で、医薬品では解決しない医療課題がたくさんあるという事に気付きまして、そのような病気の患者さんが、治療法がないということでより大きな不安や恐怖を感じていることを知りました。そんな病気を抱える患者さんの多くは、自分自身でその苦しい状況をなんとかしようとしていたり、家族のみなさんが一緒に戦っていたり。その状況に「自分はもっと当事者として関わりたい、貢献したい」という思いが日に日に強まりました。
製薬の仕事はやりがいもあったし面白かった。自分の裁量も増えていったんですが、自分が成し遂げたいことって違うんじゃないかなって思いが悶々とあって、そんな時に代表の原さんや社員の多田さんに会って「“こんなはずじゃなかった“を減らしたい」という思いと、「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」というビジョンを聞いて、これだって脳天にビビッと響いちゃった。ちょうどその時に前職が早期退職募集が開始して、もう後押ししているようにしか感じなかった。それで飛び込みました。
担当されている「SaMD」について教えて下さい。
現在取り組んでいるSaMDとは何か、MICINのSaMDはどんな取り組みをしているのか公開できる範囲でお伝えしますね。
SaMDとはsoftware as a medical device、日本語では医療機器ソフトウェアと言います。例えばお医者さんが病気を診断するのを支援するソフトウェアや、治療するのを支援するアプリのようなものです。医療機器としてその効果や安全性が国に認められて、医師に処方されて使うものなので、普通に手に入るアプリとは一線を画すものとなります。
MICINでは、患者さんの「早く気付けばよかった」「ちゃんと診てもらえばよかった」「続けておけばよかった」を減らしていくために、デジタルの得意な日々の生活の中にある情報や患者さんの内面にフォーカスをあてて、患者さんが自分らしく生きることを支援できるようなSaMDを開発しています。
注:これはなんぞや…と思われる方もいるでしょうが、MICINではメンバー一人一人オリジナルのキャラクター(MICINモンスターと呼んでいます)を作成し、slackなどのアイコンとして活用しています(MICINの頭文字”M”を横にすると、このキャラクターのベースになります。)モンスターのように大きな力を持つメンバーが集ってビジョンを実現していくというイメージがあり、モンスターをきっかけに相互理解やコミュニケーションが深まっています!
花舘さんはyoutubeでNBAや感動系のビデオを見て涙が止まらなくなることがあるという熱いお人柄で、それをイメージしてモンスターが作成されたとのこと!
まさにビジョンの「すべての人が、 納得して生きて、 最期を迎えられる世界を」を具現化するお仕事ですね。花舘さんが思う「こんな人と一緒に働きたい!」という人物像を教えて下さい。
このお仕事ってまだまだ日本では手探りで進んでいる領域なので、答えのないことを自分で答えを見つけながら開拓しなきゃなりません。そんな開拓にワクワクする人、開拓することを諦めない人がいいです。あとは衝突を恐れない気持ちとノーサイドの精神がいいですね。誰もわからないことが多いので、バトルはしょっちゅうあるけど、みんな楽しくやってます!
花館さん、ありがとうございました!
当社のビジョンは「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」です。
医療を身近にすることで、病気になった時に「こんなはずじゃなかった」と感じる人をなくしたい。
すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる。 そんな世界を作っていきます。
医療やその周辺領域をテクノロジーの力で進化させるという社会的に非常に意義の大きな取り組みを、一緒に進めてくださる方を募集しています。
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