私たちMenuMenuは、飲食店の多言語対応と集客を支えるプロダクトをつくっています。日々データを追っているのですが、先日の観光庁の発表には手が止まりました。
2026年4-6月期の訪日外国人旅行消費額(1次速報)で、国籍・地域別の首位が中国から米国に替わったのです。米国3,848億円(構成比15.3%、前年同期比8.5%増)に対し、前年同期に5,064億円(20.2%)で首位だった中国は2,592億円(同10.3%、48.8%減)。
順位の話だけなら、私たちの仕事は変わりません。変わるのは、その先を開いたときです。
費目別の金額を米国籍の訪日客に限って開くと、飲食費804億円が買物代761億円を上回っています。中国籍は逆で、買物代1,030億円に対し飲食費521億円。全訪日外国人ベースの構成比では買物代26.8%が飲食費21.7%より大きいので、この逆転は米国籍の客に限って起きているものです。
私たちが日々向き合っている課題は、ここに直結しています。買物のついでに入る客と、食べるために店を選ぶ客とでは、暖簾をくぐる前に必要な情報の量が違う。メニューの中身、価格、アレルギーや宗教上の制限への対応可否。それが読めない状態の店は、目の前まで来た客を静かに逃がしています。
四半期の総額は2兆5,096億円、前年同期比0.2%増でほぼ横ばいでした。総額を見ているだけでは何も起きていないように見える。中身を開くと、街を歩く人の顔ぶれは確実に替わっている。
私たちが信じているのは、飲食店の課題は「もっと客を呼ぶ」より手前にあるということです。すでに店の前まで来ている客が、入るかどうかを決める数十秒。そこに置く情報を整えるのが、テクノロジーの仕事だと思っています。
同じ景色を見て面白がれる方と、一緒に働きたいと考えています。
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https://menumenu.life/blog/us-tops-inbound-spending-2026q2
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