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朱雀回遊民(ノマド)計画 ~京町家再生の実践~

22日から24日までの3日間、政策研究大学院大学の民間まちづくりセミナー に参加してきました。

場所は京都で、私たちに与えられた命題は、3つの京町家をどうやって再生していくかというもの。
京町家と言えば華やかで行ってみたいという人気も強く、民泊やカフェに改装すれば外からのお客さんは呼び込むことが出来ます。

ですが、それでイイのでしょうか?

町家というのは、その言葉が示す通り「町」と「家」が混然一体となった造りで、町や地域の人にとっても快適でなければ軋轢を生んでしまうことがあります。
例えば町家への観光客がカートを引いていたとしたら静かな街に車輪の音が響いて迷惑になるでしょうし、買った商品のゴミをポイ捨てすれば片付けるのは近所の人になります。

こんなことを含めて、デザイナー・建築士・行政官・自治会・そして私といった異色の顔ぶれで議論をしました。
最終日の成果発表会には、チームの担当した町家のオーナーさんらも参観に来られ、私が担当した四条中新道の事案では「やってみようと思う」とのお言葉が頂けました。

ひと・まち・くらし の最適調和がウチのモットー。
具現化のために、引き続き頑張っていきます。

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