私の母校である筑波大学には少し変わったセミナーがあります。それがこの逆求人セミナーです。

先日開催されましたが、就職セミナーの企業の位置に学生が立って自分の研究について説明し、企業人が学生のようにパイプ椅子に座って聴くというものです。

今年もたくさんの学生がトライして結構な数の企業がヒアリングに訪れており、質問タイムには闊達なやり取りが繰り広げられていました。

私はこの機会を利用して出前OB訪問を行い、B1からB3までの10人の学生諸君と会うことができました。ここ最近は大人の都合で就職活動の開始時期を動かしていましたので、のんびり屋の多い母校では随分苦慮してました。

その反動でしょうか、今年のB3はしっかり自分の将来と実力を見極めている連中が多いという印象を受けました。

皆、自分をしっかりと見つめて「何してメシを食っていくか」を悩みつつ、納得のいく就職をしてもらいたいと思います。