皆様、こんにちは。株式会社mediLab CEOの松田です 。
この度は、札幌で開催された第19回日本薬局学会学術総会という栄えある場にて、シンポジウム登壇の機会をいただき、心より感謝申し上げます。「AIが変える医療DXの現在と未来」というテーマに対し、私は「生成AIを活用した薬局業務支援の現在地」と題して、現場での実践事例を元にお話しさせていただきました 。
講演のサマリー:
「AIの成否」を分けるもの
今回の講演でお伝えしたかった核心を簡潔にまとめます。
それは「AI導入の成否を分ける鍵は、使う側の『AIリテラシー』ではなく、AIの特性を理解した上での『ドメイン(薬局業務)のモデリング』にある」 ということです 。
現場の実践から見えてきたのは、AIは「0を1にする」魔法の杖ではなく、「1を10にする」ためのツールであるという事実です 。また、多くの現場がAIに求める「完璧な正解」と、現在の生成AIが得意とする「要約・創造」の間には、大きな「期待値のギャップ」が存在します 。
我々mediLabは、このギャップを技術で埋めるため、ハルシネーション(嘘)を制御する分散モデルアーキテクチャ や、薬剤師の専門的思考をAIに注入する技術 など、薬局ドメインに特化した開発を愚直に進めています。
これからも、現場と共に
シンポジウムでは、業界の諸先生方と非常に有意義な議論を交わすことができました。生成AIは、それ単体で医療を変えるものではありません。しかし、現場の薬剤師の皆様が持つ知識や経験、そして患者様への想いを「もっと深く、もっと優しく」届けるための最強のパートナーになり得ると、改めては確信しました。mediLabは、これからも現場との対話を第一に、技術の力で薬局の皆様の業務を支援し、業界の発展に貢献してまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社mediLab 代表取締役社長CEO 松田悠希