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あなたの”仕事哲学”教えてください~秘書チーム・石山~

こんにちは!株式会社メディクルードの廣松です。

最近は六本木のオフィスに行く日がほとんどなく、埼玉県や神奈川県を飛び回っております。

さて、今回は「あなたの”仕事哲学”教えてください」シリーズの第3回として、社長室秘書チームのリーダーである石山さんをお呼びしました!

👆石山さん。Genki Group 株式会社メディクルード・社長室秘書チームリーダー 兼 社会福祉法人元気村グループ・秘書室リーダー。Genki Groupを統括する神成社長の秘書業務を担っている。

▼石山さんの過去出演記事はこちら▼

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仕事哲学シリーズとは?

仕事哲学シリーズは入社2年目を迎えた私たちの素朴な思いつきからスタートしています。

「学生のころ、イベントで社員の話聞くのめちゃくちゃ楽しかったなぁ」

イベントで社員の話を聞く時間って「どんな想いで仕事をしているのか」「会社のどんなところが好きで仕事をしているのか」「将来的に何をしていきたいのか」など、それぞれの人の”仕事哲学”を学べるいい機会だったんじゃないかと思います。僕にとっては人生の先輩方からキャリアのお話を聞いて学びを深めるめちゃくちゃ貴重なチャンスでした。正直学生さんたちがとても羨ましいです。

「じゃあ社内で改めて聞いてみればいいじゃん!」

と、学生時代に戻った気持ちで普段は中々聞けないことも聞いていきます!

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👆第2回は私たち経営幹部候補生の上司を務める山田さんにインタビューをしました。

いつもは隣のデスクから冗談を飛ばし、フランクなコミュニケーションをしてくれる石山さんですが、今回は終始真面目な空気で仕事哲学を語ってくれました。

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《もくじ》
●石山さんのお仕事は?
●これまでで印象に残っているお仕事は?
●メディクルードの良いところ!
●将来の展望
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●石山さんのお仕事は?

廣松)石山さんは新卒でGenki Groupの介護施設に入り、もともとバリバリの介護職だったところから秘書になっていますよね。まずはこれまでのお仕事として介護職時代の話からお聞きしたいです!

石山)わかりました。私のキャリアは20年前に社会福祉法人長寿村の足立翔裕園の介護職員として入職したのが始まりです。2年後に大田翔裕園の新規立ち上げがあって、そのメンバーとして行政の申請などを手伝いました。大田翔裕園が開設してからはそちらに異動して、デイサービスの組織作りと特養(特別養護老人ホーム)での介護主任業務を行っていました。

廣松)介護主任と言うと介護課の課長みたいなものですよね。入って3年ほどで介護主任を任されるのはかなり早いと思います。何か抜擢の理由ってあったんでしょうか?

石山)抜擢の理由かはわからないですが、当時からコミュニケ―ションはものすごく大切にしていました。ご利用者さんに対してもそうですし、そのご家族に対しても懇切丁寧にコミュニケーションを取るようにしていましたね。その後は3年くらい現場を経験して、次は事務の方に異動になりました。

廣松)事務職に行った理由や経緯は何なのでしょうか。

石山)二つあって、一つは腰を壊してしまったことです。1か月くらい休職したんですが、歩くことにも支障が出て、家にこもっていました。

廣松)介護職の業務上疾病の6割は腰痛というデータもありますよね。今は機器などが入って少しずつ改善されていると思いますが、当時はメジャーな疾病ですよね。何か体を壊す理由などあったんでしょうか。

石山)もちろん体を壊しやすい職業ではあったと思うんですが、自分がやらないと皆が困っちゃうと思っていたことが原因かなと思います。

廣松)それが変わったのはいつ頃くらいですか?

石山)身体壊して事務職になった後ですね。私がいなくても現場はちゃんと回っていて、私の思い込みに過ぎなかったんだなあと気づきました

廣松)「きちんと誰かを頼る、任せることができる」って実は大事な能力ですよね。もう一つの理由は何でしょうか?

石山)もう一つは「いつまでも現場は出来ないな」と思っていて、将来を見据えたときに事務的なこともちゃんとできる人材になった方が良いなと思ったことが理由ですね。65歳の定年まで現場で活躍できる人もいますし、そうした人は心から尊敬しますが、自分にはそれは出来ないなと思っていたんですね。体力は落ちていってしまうし、そうなったときに若い人たちに迷惑をかけてしまいそうですし。30歳くらいでいったん現場を離れたほうがいいかもなと思っていたんですね。

廣松)たしかに石山さんはパワフルに介護をしてそうな姿が思い浮かびますね。だからこそそのパワフルさを維持するのは大変そうです。

石山)ご利用者さんの前だとよりハイテンションでやるからね笑。そしてそのまま事務を7年くらいやったくらいのタイミングで、社長が秘書兼運転手を探しているという話が来て、上部から推薦を頂く形で私が抜擢されました。

廣松)そこで石山さんが選ばれた理由を知りたいですね。

石山)社長が出した条件が1点だけあったらしくて、それが「めげない人」だったそうです。

廣松)たしかに石山さんにぴったりですね笑。社長が秘書を雇おうとした理由ってなんですか?

石山)私が聞いている範囲では、それまでスケジュール調整や運転も全て社長ご自身で対応されていたのですが、Genki Groupの成長とともに、業務への支障がでてきたというのが1つ。また、自分の想いを近くで汲み取り、Genki Group内の職員に対して発信する存在が必要になってきたというのが1つですね。

廣松)(30以上の法人を統括する)社長の仕事量を考えると、むしろそれまでやれていたのが不思議なくらいですよね。

廣松)そこから今のお仕事になるわけですが、秘書チームの業務って具体的にはどういうことをやっているんですか?

石山)基本的な秘書兼運転手の業務ですね。社内外のスケジュール調整、運転業務、勅命業務、あとはお礼状お中元お歳暮とかもやっていますね。根本としては、社長と社員の間に立つ部署だと言えると思います。なので社長が「皆にこうしてあげたい」っていうのを実現していくのが秘書チームの役割です。秘書の対応一つで社員の皆さんの社長に対するイメージが変わってきてしまいますので、とても大事な業務だと思います。社長の想いや考えを的確に掴む能力も必要ですね。

廣松)社外だけでなく、社内でも「社長の顔」役になるのが秘書チーム、ということですね。石山さんが親しみやすいキャラなのも元々のパーソナリティという部分だけでなく、そこを意識しての部分もありますか?

石山)そうですね。秘書ってやっぱり堅いイメージを持たれがちだと思うんですよね。でもそんな中で、私はコミュニケーションを取りやすい秘書を目指していて、そうすることで社長の人柄や情報を正しく伝え、「遠くて、硬くて、気難しい存在」という間違った捉え方をさせないことに繋がると思います。

廣松)他の介護施設に行ったときにも石山さんの話が出ることが多くて、石山さんはすごく身近な存在として認識されているような気はしますね。

●印象に残っている仕事

廣松)これまでの秘書チームの仕事の中で、印象に残っているものはありますでしょうか?

石山)印象に残っている仕事のは三つあります。一つ目がこの幻冬舎から出している『心を動かす介護の魔法~現場で生まれた25の感動介護ストーリー~』という本を作る仕事ですね。秘書になってからやっている業務って「これについて議論したいから事前に調べてください」といった勅命業務が多くて、形になるものが少なかったんですね。でもそんな中で形になったものの1つがこの本なんですね。

廣松)僕ちゃんとそれ内定者時代に買いましたよ笑。

石山)ありがとう笑。これはGenki Group内で「感動介護」を実践している職員をクローズアップする作文コンクールで集められたエピソードを中心にまとめられたものなんですね。幻冬舎の担当の人とすごく数がある中から選定作業をしていったり、頂いたエピソードを深堀りするために書いた人にさらに取材しに行ったりと、自分が99.9%くらい関わった業務でしたね。もちろん大変だったんですが、一般の人も買えるようなものとして出せた、形にできたというのは嬉しかったですね。

廣松)これってほぼほぼ石山さんの仕事だったんですね。初めて知りました。

石山)二つ目は東北大震災、三つ目は熊本大震災のときのことです。そこで現場の介護のヘルプに駆けつけたのが印象に残ってます。東北大震災のときは、震災から1週間位で現地に向かったんですけど、言葉に表せないくらい大変な状態だったんです。家が全壊して施設に寝泊まりしている職員がいたりとか、川に流されてしまってずっと震えているご利用者がいたりとか。

廣松)僕は当時テレビで見ているだけでしたが、実際行くとより大変さがわかりますよね……。

石山)でも介護ってそこのご利用者さんにとってはインフラだから止められないんですね。そこでGenki Group内で他の地域の職員や物資をかき集めてヘルプに行ったんです。自分が経験してきた「介護」で少しでも地域の人や、Genki Group の仲間を助けられたのは非常に印象に残ってます。熊本大震災のときは2日後に車で行ったんですが、それも同じく仲間のために働けたのは印象に残ってますね。

●メディクルード/Genki Groupのいいところ!

廣松)Genki Groupに入って20年近くとかなり長い石山さんですが、そんな石山さんから見たメディルード/Genki Groupのいいところってどこだと思いますか?

石山)そうですね、挑戦を応援する風土でしょうか。Genki Groupでいうと現在で約6400人の職員がいて、介護・医療・教育の分野を中心にやっていますが、いろんなことに挑戦する人をみんなでサポートする、応援するっていう風土があるのはすごくいいなって思います。グループの中で新しい取り組みをやるときには、それに関わる人もいればそれをサポートする人ももちろんいるわけで、挑戦を前向きに捉えている人がすごく多いなと思います。

廣松)そうですね。私が関わらせていただいているカメラ×AIのプロジェクトでも、「新しいことやりたい」ってだけじゃ絶対回らなくて、そこには現場の協力や施設長の協力は必要不可欠なんですよね。そのときに「面倒だから嫌だなあ」ではなく、皆違和感なく「やろう!」って言ってもらえるのはすごく貴重だなと思いますね。

石山)またメディクルード、ひいてはGenki Groupが関わる介護・医療・教育の領域って、本当に「人のためになる」っていう事業だと思います。それに関われているっていうのが本当にありがたいなって思いますし、自分の子どもにもぜひ入ってほしいなって思います。まだ6歳ですけど笑。教育で言えば、自分の子どもを浦和学院高等学校(※Genki Group内の高等学校)に入れてあげたいって思うし、介護で言えば、Genki Group内の介護施設を自分の親に利用してもらいたいなって思いますね。

廣松)それが言えるくらい自社のサービスが好きって凄いことですよね。

石山)もちろんそのためには生徒やご利用者さんだけがハッピーじゃなくて、その家族も働いている職員もハッピーじゃないといけないんですよね。だからこそより良くしようと思えるんですよね。

●将来の展望

廣松)最後の質問です。これからの将来の展望をお聞かせください!

石山)これからも社長の近くで関われる、秘書としての業務をやっていきたいと思います。さらに言うと「Genki Group の秘書チーム」を作って行きたいなと思っています。経営幹部候補生の採用を始めて以降は横のつながりも出てきましたが、秘書チームとしてすべての法人と関わりが持てているわけではないんですよね。現在は東京本部のメディクルード、介護領域の元気村グループ、サンガグループがメインになってしまっている中で、他の法人も含めたところの秘書チームを作りたいってことですね。

廣松)全部と関わりを持っているのはあくまで社長だけになっているってことですね。

石山)そしてGenki Group の職員皆から「秘書チームってすごいよね」って認知されるようになっていきたいですね。「社長の代わりにこんなことやっていてすごいよね」って言ってもらえるように努力してまいりたいと思います。

以上、メディクルード社長室秘書チームの石山さんへのインタビューでした✨

石山さんの普段見られない面を知ることができて大満足でした!

次回はGenki Group内の歯科医療領域を担うフォレストデンタルクリニックについての記事です。お楽しみに!!

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