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今回は、浦和学院高等学校(以下、浦学)で2025年4月に創部した女子硬式野球部について紹介します!
浦学は、学業とスポーツの両立を重視し、人間力を育む教育を大切にしてきました。新たに創部した女子硬式野球部は、その理念を体現する新しい挑戦です。創部からわずか1か月で公式戦初勝利を挙げたチームの背景や、監督の想い、選手たちの成長ストーリーを通じて、浦学ならではの"仲間とともに成長する文化"を感じていただけたら嬉しいです。
今回の記事では、第85回記念選抜高等学校野球大会で優勝した男子硬式野球部OBで、初代監督に就任された髙田涼太 監督にお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください😊
1)どのような経緯で創部したのですか?
2)どのような部活動にしたいと考えていますか?
2-1)創部の理念とこだわりは?
2-2)チームづくりで大事にしていることは?
3)創部から半年、選手たちの成長は?
3-1)選手たちの内面的成長を感じた部分はありましたか?
3-2)チームワークの面で変化はありましたか?
3-3)初勝利までの道のりで大切にしてきたことは?
3-4)今後の展望を聞かせてください!
4)最後に髙田監督からメッセージをお願いします!
浦学はこれまで"文武両道"を掲げ、学業と部活動の両立を重視した教育を展開してきました。人間力を育むことを大切にし、社会で活躍できる人材の育成を目指す浦学では、スポーツを通じて内面の成長を促す指導が根付いています。
こうした教育理念のもと、「女子にも本格的な野球に挑戦できる環境をつくり、未来の可能性を広げたい」という想いで女子硬式野球部が誕生しました。また、単に競技の技術を磨く場ではなく、仲間との関わりや自己理解を深める場として、部活動の新たなモデルをつくることを目指しています。
☝女子硬式野球部の皆さんです♪
女子硬式野球部の創部にあたり重視されたのは、女子野球の受け皿を整備することと、部活動を通じて人間性を育むスタイルを確立することです。例えば、初年度の部員を1年生のみに限定し、同じスタートラインに立った状態で始めました。これは、横のつながりやコミュニケーションを深め、価値観のすり合わせを通じてチームワークを築いていくためです。
また、指導体制も充実しています。私が初代監督として就任しましたが、部長※2には長年、男子硬式野球部を率いてきた森士 元監督が就いてくださり、生徒一人ひとりの成長を力強く支えています。
※2:高校野球では、部活動を学校の立場から管理し、大会や遠征の手続きなどチーム運営に責任を持つ教員を慣習的に部長と呼びます。
チームの理念は"全員野球で全国制覇"です。一人ひとりが主役となり、お互いに支え合いながら力を発揮できるチームづくりを目指しています。
生徒たちには、とにかく会話すること・相手の気持ちを想像すること・きちんと言葉にすることが大切だと伝えています。外から見ると「誰に気を遣うの?」と思うかもしれませんが、同じ学年でも本人同士ではやっぱり気を遣うものです。そこで大切になってくるのが、"言い方"と"伝え方"だと思います。
自分が現役だった頃も感情の起伏が大きい方でしたが、常に「それはチームのためになっているのか?」を考えることを大切にしていました。感情を表に出すことがチームのためにならない時もありますし、逆に出した方がチームのためになることもあります。その場で出して雰囲気を良くしていくことも大切なので、お互いにフォローし合える関係性を築いていくことがチームワークの基盤になると思っています。
☝積極的にコミュニケーションを取りながらチームワークを高めています!
創部から半年以上が経ち、選手たちは学校の授業を受けてから部活動に取り組むという流れに慣れてきました。当初からルールや意識してほしいことは伝えてきましたが、特に重視してきたのは"行動のスピード"です。
平日の練習時間は1時間半しかないため、「授業が終わったらすぐに移動して練習を始めよう」と話してきました。最近ようやくそれができるようになり、試合や外部での活動でも早く行動する姿が見られるなど、変化を感じています。「自分たちが練習する時間を確保したいなら、早く行動することが大切だ」と伝え続けてきた成果だと思います。
また、選手たちが自発的にホワイトボードを用意し、毎日のテーマを決めて報告してから練習を始めるようになりました。野球ノートを毎日書いたり、ミーティング内容を記録したりと、自分たちで決めたことをしっかりやっている姿から、"主体性"の芽生えを感じています。
選手たちには、思ったことはグラウンドできちんと伝えるよう指導しています。部室など本人がいないところで話すのではなく、ちゃんと話を共有するようにさせています。仲間内でも言い合える関係性になってほしいと思っているからです。
指導する中では、選手の表情や態度などを気にかけながら、何かありそうだと感じたら話せる場を作っています。
また、何かあった時——例えば、練習後にボールが落ちたままになっていたり、倉庫の鍵が閉まっていなかったりした場合は、練習を中止にすることもあります。全員が責任感をもって取り組んでほしいという想いがあるからです。こうした積み重ねを通じて、チーム全体の意識が少しずつ変わってきていると感じています。
☝室内練習場での練習中の様子です!
正直なところ、1年目から簡単に勝てるとは思っていませんでした。そのため、負けが続いてもあまり気にしていません。ただ、負け方が良くないときも多々あるので、そういった時はしっかりと改善していきたいと考えています。
練習の中では、まずは選手たちに自分でやってみてもらい、それでも上手くいかなければアドバイスをします。それでも変わらない時はより具体的な方法を教えるなど、やる気を引き出す声掛けを意識しています。
選手たちが自ら考え、試行錯誤しながら成長していくプロセスを大切にしたいと考えています!
来年度は約20名の後輩が入ってきます。よく、"先輩後輩分け隔てなく"というのを聞きますが、上下関係はきちんと作らせるつもりです。先輩後輩でそれぞれ役割があるので、それを意識してもらいたいと考えています。
この1年間、チームの土台づくりに力を入れてきました。後輩を持つにあたって、今の学年には先輩としての役割を意識し、責任感をもてるようになってほしいと思っています。特に、言葉遣いや接し方の面で「自分たちがちゃんとしないと後輩もできなくなってしまう」ということは伝えています。
後輩たちにも、この1年で築いてきた基盤にちゃんと則ってやるように伝えるつもりです。後輩が入ってくることで、チームに良い影響が生まれることを期待しています!
☝仲の良さが感じられる素敵な一枚です✨
強い相手と試合ができることはありがたく、そこに挑戦できることこそがやりがいです。"Never Give Up(諦めない)"をモットーに掲げていますが、"諦める"ということは、勝負の土俵に立っていないということなので、目標を言葉で掲げるだけでなく行動で示すことが大切だと伝えています。
また、選手たちには応援してくれる家族や地域の方々の想いを大切にする人間性を育んでほしいと願っています。野球の技術だけでなく、人としての成長を重視する——これは浦学の教育理念そのものです。
☝新ユニフォームが披露された時の写真です。左端にいる男性が髙田監督です!
以上、浦学の女子硬式野球部の紹介でした。
浦学の魅力はまさに、挑戦できる環境の整備と、主体性・コミュニケーションを重視した指導を通して、"学生一人ひとりの可能性を広げる環境"をつくっていることですね!
女子硬式野球部の皆さんの今後の活躍がとても楽しみです✨ぜひインスタグラムもフォローして、応援よろしくお願いします!
次回の記事もお楽しみに♪
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