みなさん、こんにちは!mederi株式会社の採用担当です。ご覧いただきありがとうございます。今回も、前回に引き続き代表の坂梨によるインタビューをお届けします!
interviewee: 百々 なお子
監査法人での会計監査を9年間担当。その後、事業会社での経理を経て2023年8月に常勤監査役としてmederiに入社。趣味が高じて専門学校に通ったことがあるくらい料理が大好き。二児の母。
───百々さん、今回はよろしくお願いします!早速なのですが、まずは監査役がどのようなお仕事なのかを教えていただけますか?
【百々】一言で言うと、会社がきちんと規程や法令等のルールを守って事業を運営しているかをチェックするお仕事です。日頃は取締役会や社内の重要な打ち合わせに出席する他、契約書や稟議、社内規程、労務管理体制の状況等を確認して、会社に必要な統制が有効に機能しているかをチェックしています。
───なるほど。実は、百々さんとお会いする前に、女性の監査役は貴重だよと言われていたんです。mederiは女性のお客様を中心にしているtoCサービスのため、監査役となる方も女性だとよりサービスを理解しやすいのでは、とイメージしていました。なので、百々さんが入社してくださってとても嬉しいです!どのようにしてmederiを知ってくださったんですか?
【百々】ありがとうございます!実はお世話になっていたエージェントさんが「どうしてもこの会社の話を聞いてほしい」と連絡をくださったのがきっかけなんです。一般的に社長はどうしても現場から距離が離れていってしまいがちだと思うのですが、坂梨さんは社長というポジションでも現場の最前線に立ってお客様と近い距離を保ちながら事業を運営されているから、とても信頼できる会社なんですと勧めてくださったんです。
───私自身が大切にしている点なので嬉しいです!とはいえmederiはまだまだこれからといったフェーズですし、他からもお声がかかっていたのではないかと想像しているのですが、どういった点が決め手になったんでしょうか?
【百々】ミッションにとても共感できたのが一番大きいですね。坂梨さんと同様に私も過去に不妊治療をしていたのですが、両立の難しさからキャリアを諦めたことがありました。その点が自分の中でコンプレックスになっていたのですが、坂梨さんの起業のきっかけを知って、この会社で働きたいなと思ったんです。また、事業会社で自分が主体となってチャレンジしたいという思いがあったので、既に出来上がった会社よりこれから一緒に作っていけるような規模感だった点もマッチしていました。
───共感してくださったんですね。嬉しくて泣きそう……。ちなみに、監査役として気をつけていることや、これは絶対守ると決めていることはありますか?
【百々】これは私の意見ですが、監査役の役目は、会社が事故を起こさないためのブレーキになることだと思っています。ただ、さあ始めるぞ!という段階になってから急ブレーキをしてしまうと、別の事故が引き起こされたり、事業のスピードを止めてしまうことになります。スタートアップの監査役としてはスピードを止めないことが必要だと思っているので、必要な時に適切なタイミングでちょうどよくブレーキを踏むことを大事にしています。なので、検討事項や課題を先回りして把握し、あらかじめ検討した上で進めてもらえるように気をつけていますね。
───私は百々さんからブレーキを踏まれていると感じたことがないのですが、その心掛けのおかげなんですね!また、百々さんは社内のメンバーとの1on1も積極的にされていますよね。それはどうしてですか?
【百々】先ほどお話ししたとおり監査役は会社のブレーキなので、どちらかというと嫌われ役だと思っています。ただ、監査という言葉の語源はラテン語で「聴くこと」を意味する「auditus」だと聞いたことがあります。つまり、みなさんに色々とお話ししてもらえないと監査役という職務は全うできないということなので、みなさんと距離の近い監査役でありたいという思いからやらせていただいています。また、人は会社にとっての最大の財産ですし、みんなに安定して気持ちよく働いてもらいたいとも思っているので、そこをサポートできたら嬉しいなとも思っています。
───素晴らしいですね。百々さんがいてくださるおかげで、とても安心できます。
───私も最近子どもが生まれて、仕事と子育ての両方にコミットすることの大変さを実感しているところなのですが、百々さんは2人のお子さんがいらっしゃるんですよね。普段どんなことを意識されてますか?
【百々】一番心掛けているのは、無理をしないことですね。実は “楽しそうに仕事をしている背中を子どもに見せる” ということが私と夫のポリシーなので、それを守れるのであれば家事をサボってもいいかなと思っています。外食も利用しますし、家が多少汚くても気にしません(笑)
───素敵なポリシーですね!とはいえ、お子さんの突然の体調不良等で大変なこともあったのではないでしょうか?
【百々】そうですね。以前、朝から大事な会議のある日に、子どもを保育園へ預けて電車に乗った途端「すぐ迎えに来てください!」と電話が来たことがあったりもして、仕事と家族の両立の難しさを感じることがありました。でも、どちらかなんて選べないですよね。その日は夫に対応してもらったのですが、それ以外にも本当に大変な時は親に助けてもらう等、家族にサポートをしてもらっていましたね。
───どうしても穴を開けられない場面は、男女問わず誰にでもありますよね!ちなみにmederiには結婚している方、していない方、子どものいる方、子どものいない方、いろんな生き方を選択しているメンバーがいますが、その中で気をつけていることはありますか?
【百々】私は不妊治療をしていたので、子どもがいない人生を選ぶかどうか悩んだこともあったんです。私は結婚していて子どももいるけれど、そもそも結婚する・しないの選択にも正解はありませんから、私の人生の選択を押し付けずに、相手の選択を尊重することを心がけています。
───お客様はもちろんのこと、一緒に働くメンバーに対しても一人ひとりの選択肢を尊重したいですよね。ちなみに百々さんはご入社されてからそろそろ1年が経つ頃かと思うのですが、改めてmederiってどんな会社だと思われますか?
【百々】そうですね。入社した頃は男女問わず柔らかい雰囲気の方が多いなと感じていたのですが、会議に参加したり1on1等でお話をさせていただいたりしている中で、一人ひとりの芯の強さを感じるようになりました。この強さが今後大きな力になる可能性を秘めていると思っているので、ワクワクしています。
───ありがとうございます!それでは最後に、百々さんはどんな方にmederiに入っていただきたいと思われますか?
【百々】ミッションに共感して頑張りたいと思ってくださる方や、好奇心旺盛でいろんなことにチャレンジしたいと思われている方に来ていただきたいです。今のmederiはみんなで一緒に作り上げていくフェーズですので、自走してくださる方ですとなおご活躍いただけるのではないかなと思います。私たちと一緒に山を登っていきましょう!
───百々さん、ありがとうございました!
mederiでは、一緒に働いてくださる方を募集しております。ご興味があれば、ぜひ一度カジュアルにお話をさせてください!ご連絡をお待ちしております!