こんにちは。メドコムnote編集部です。
社員紹介リレーの第17弾は、プロダクト開発部にてエンジニアとしてご活躍
中の山口尋久さんです!
──早速ですが、まずはメドコムに参画される前のご経験について教えてください
私は当社が5社目です。
1社目では、SI業界として物流における伝票を印刷するシステムに携わっていました。時代の流れとともに伝票レス化が進み、その開発も担当しました。内定から入社までの期間に、システムアドミニストレーターと簿記3級の資格取得をしたので、それらの資格も持っています。
当時は勉強会などのコミュニティ活動にも積極的に参加しており、そこで知り合った方からの誘いを受けて2社目のネットセキュリティ関連の会社へ転職しました。ここでは、通信ログやUSBメモリの接続ログなどを監視するサービス作りに携わり、ビジネスの難しさを学びました。
3社目は太陽光発電の監視ソフトを作る会社で、サーバー周りのシステムの作り替えなどを担当しました。入社時は数千カ所だった監視箇所も、退職するころには3万数千カ所まで増加しました。データの種類や量に応じたサーバーの仕組みや、シングルサインオンの導入などを進めました。
──これまでずっとエンジニアとしてキャリアを積まれてきたのですか?
いえ、実は当社へ入社する前の4社目となる会社では、総務・経理の仕事をしていました。オフィスの引っ越しや年末調整に関する業務などですね。1社目の時代に知り合った方から「一緒に仕事しないか」と長らく声をかけてもらっていました。自身の状況とも合ったタイミングで、その知り合いの会社でジョブチェンジというそれまでのキャリアパスからちょっと離れるチャレンジをしてみました。
──そうだったのですね!その後何故メドコムへご入社されたのですか?
エンジニアとしてはキャリアの分断があり悩ましく思っていたところもあるのですが、人材紹介会社を経由してメドコムを知り、選考へ参加しました。当時メドコムでは、東京本社の他に支社を展開したいという考えがあったことや、シングルサインオンのサービスについても注目していたことから、自身のこれまでの経験がフィットし、面談後はスピーディーに入社まで進みました。大企業出身の方が多いベンチャー企業ということで、会社がまだ形成途中である部分と、大企業並みに整った制度が同居している、そのアンバランスさに魅力を感じました。 入社してからは、早速大阪にてオフィスの下見などに取り掛かりました。4社目のバックオフィスの経験もここに活きたなと思っています。
──新しいことへ飛び込んでいくことへの抵抗感があまりないように感じましたがいかがですか?
そうですね。 ITの世界では、人が思いついたことは難易度の差こそあれ、ほとんど実現可能だと思っています。またITの仕事というのは、今あるものをやめて新しく作り変える仕事だと思っています。例えば、今だったらこれまで業務フローにあった一部の業務をAIが肩代わりしてくれるとか。
なので、そういう意味では変化を楽しみ、これまでの常識ではコントロールできない状況にも飛び込む姿勢を大切にしていますね。これまでやっていたことをやらなくてよくなることで、大変な思いをしている人たちが少しでも楽になり、より大事なものにフォーカスできるようになっていくことで、世界がより良く変わっていくのかな、と思っています。世界が少しずつ良くなっていく、その一端を担えたらうれしいですね(笑)。
──より大事なものへのフォーカス、確かにそうですよね。
「5S活動」や「6S活動」という言葉をご存じですか?工場や工事現場でよく使われる言葉ですが、私も1社目で会社をより良くするための取り組みを学び、その一つが「5S活動」でした。
「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」
5S活動:5つのS
簡単に言うと、職場環境を整え、業務効率や生産性を高めることを目的とする活動です。ただ、単なる労働時間の削減やコストカットではなく、整備によって生まれた余力を使って、これまで手を出せていなかったけれど会社の成長に必要なことにフォーカスしていく――そこが本来の狙いだと思っています。もちろん、こうした活動にも良い面と難しさがあり、すべてが理想通りに進むわけではありません。それでも、よいことも課題も含めて学びになったと感じていますし、IT技術を活用して重要なことに集中できる仕組みを作ることも、同じ目的につながると思っています。
企業を存続させより成長し社会貢献をしていくために、変化が必要なこともあるわけで、一社員としてもより良くするために上手く転がっていかないといけないよね、と思っています。なので、変化をせず同じことを繰り返していく、というのはあまり私にとっては嬉しくないことですね。
──お話しを伺う中で話の引き出しが多いなと思っているのですが、その点はいかがですか?
話の引き出しには自信があります(笑)。 元々子どもの頃から好奇心が旺盛なタイプで、周囲の環境もそれを後押しするように、自宅には本が山のようにありました。地域の図書館が近くにあり、そこに朝から夕方までずっといる、というようなこともありました。興味関心の幅が広いと思っています。 T字型人材とよく言いますが、私は“幅広くカバーするけれど、深掘りはほどほど”という感じです(笑)。
──勉強会への参加も、好奇心などが原動力になっていそうですね!
私自身はあまり社交的ではないと思っていて。でも、外向的な気質は持っているかなと思っています。外向的・内向的というのは、自身への刺激をどこから得るのか、という違いだと私は理解をしていて、その点私は刺激を自分の外側に求めているのかな、と思っています。その刺激を求める過程に人との関わりがある、という感じですかね。学生の頃は、ステレオタイプのエンジニアという感じで喋ることはあまり得意ではなかったけれど、仕事をするようになってその辺を身に着けていきました。ちなみに、コロナ禍を境に減ってはしまいましたが、今でも長い付き合いの友人のところで勉強会に参加したりしています。
──山口さんは今後どんなことに取り組んでいきたいですか?
私は、大学生の頃からサーバーを立てて動かして運用したり開発したりしてきましたし、社会人になってからもネットワークを含むインフラ周りやバックエンド周りでの経験を積んできました。メドコムでも、インフラやサーバー周りを担当しています。今後もエンジニアとして、開発に携わっていきながらお客様の要望をサービスに反映していき、よい関係を築いていけるように取り組みたいと思います。安心安全に動くシステム、というところは当然ですが、「こんなことができたらいいな」を実現できるようにしていくことにフォーカスを当てていけたらいいなと思います。
──休日はどのように過ごしていますか?
私は大阪に住んでいますが、万博に20回くらい行きました。回り切れていないけれども、主要な海外のパビリオンは見に行きました。あとは、昔の同じ企業でデザイナーをしていた同僚が今はイラストレーターとして活動しているんだけど、その人が描いた絵が万博のエスカレーターにあったりして、そういう作品を見ることも楽しかったです。大屋根リングの上を歩く、とかね。楽しみ方は色々とありました。
以上、山口さんのインタビューでした!
本当にここでは書ききれないほどのお話しを聞かせていただきました。中でも私が一番驚いたのは、山口さんが「今年のチャレンジ」としてお話しされた「一万人の第九 expo2025」に応募し万博のオープニング初日に参加された、というお話しでした!学生の時は合唱サークルに所属していたとか。
YouTubeでも当日の映像が見れますが、鳥肌ものでした!
それでは、また。
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